ブラッドリー・クーパー主役「アメリカンスナイパー」
監督はクリント・イーストウッド
この映画の感想、何と言ったらいいのかわかんない(´ε`;)
イラク戦争で160人の敵を殺したネイビーシールズ伝説のスナイパー
クリス・カイルの実話を映画化した伝記
普通の戦争映画とはまったく違って
戦場の悲惨さ以上に精神崩壊の過程を目の当たりにする映画
実際にもこんなシーンはあるんだろうなってとこがたくさんある
「イスラム国」や他のテロリスト関連のニュースは多い
女性や小さな子供の体に爆弾巻いて自爆攻撃
現状とかぶっちゃって・・・胸が痛くなる
帰還兵の精神疾患、ホームレス化、自殺、社会復帰の難しさ
映画の中の彼も、帰国するたびにおかしくなり(イラクに4回従軍)
心ここにあらず
家族と一緒にいる時も、彼の頭の中では銃声がし、仲間が殺されている
どこにいても考えるのは戦地の事、音には敏感になりすぎ
工事のドリル音や犬の鳴き声にも過敏に反応し暴力を振るおうとする
(´Д`)ハァ…これがPTSD 心的外傷後ストレス障害
いつ殺されるかわからない戦地、緊張感を持続し続けるってメンタル相当強くないと無理
精神が崩壊していく過程がよーく描かれていて、良い意味で気が重くなった映画
映画の最後
PTSDに悩む若い帰還兵の面倒を見ていて彼に撃ち殺されてしまう
そんな終わり
ちなみにシールズの離婚率、90パーセントだって( Д ) ゜ ゜
この映画、戦争映画史上、最高の興行収入額(゜д゜)!