美容院に着物で出かける

改装のため行きつけの美容院がクローズし、なかなか髪を切りに行けなかった。
やっと予約できた美容院に着物で赴く。

シャンプーやらカットやら、やりにくいだろうとは思ったが、そのあとにお茶のお稽古があったからだ。
正直、お茶のお稽古には洋服で出かけて美容院の機能性を優先したほうがよいのではと迷ったのだが…
ま、知り合いだし、一度セットしに着物で出かけたこともあるし、大丈夫だろうと踏んだのだ。

実際には、後ろえりの部分が多少邪魔になったぐらいで、懸念するほどの迷惑にはならなかったようだ。
カラーリングするつもりだったので、汚れたら嫌だなあと心配していたのだが、そこはプロ。
きちんと布（あれ、なんて呼ぶのでしょう？）を巻いておくのだから杞憂だった。



紙を切り終えた後、長い髪を下ろしたままというのもいやなので、持参したクリップで、その場で髪をまとめようとした。
しかし、あんまりざっくりまとめようとしたのを見かねたのか、美容師さんから「簡単にアップスタイルにしてあげよう」とお申し出が。
結局、サービス料金でセットしてもらえることに。

と、ところが…

出来上がった髪型は、石川さゆり風というか、何というか、まあモリモリだったわけですよ。

　

着ていったのは、カジュアルな紬だったんだけど(^^ゞ。
着物というだけで、どうやらお茶会やらパーティーやらといった改まったお出かけをすると思われたようですな。



改まりすぎた髪型を帰り道のカフェのトイレでちょっと修正。
ひさしのようにあげられた前髪をちょいとおろし、ボリュームの出たサイドの髪をピンでボリュームダウン。
石川さゆりが、長山洋子ぐらいにはなったか。



しかし、きれいにアップした髪型、お茶の先生のツボには、はまったようで「どこでセットしたの？」と尋ねられた。
そうか、お茶会には合格間違いなしですな。