3月3日、桃の節句の日に、朝活講座「アラフォーのためのきもの入門」の講師を勤めました。
講師を務めるのは2回目。
朝早くから受講いただいた参加者の方には、改めてお礼申し上げます!
当日は、着物初心者のみならず、「以前は毎日着物を着ていた」という半ば着物のプロの方まで参加していただき、着物の効用や魅力について花が咲きました。
この日の着物のテーマは「(桜の名所である)京都醍醐寺に、海老蔵の歌舞伎を観に行く」(^-^;
かつて行きたくても行けなかった歌舞伎ツアーへの思いを込めて…
海老柄の小紋に桜の花びらの刺繍の帯。
花びら型の帯どめもつけていきました。
いまでこそ、「着物の人」と言われることも多いのですが、親が着物を普段から着ていたわけでもなく、和の世界には縁遠かった私。
40歳を過ぎて突如着物を着たいと思い、悪戦苦闘、試行錯誤の中で得てきた「着物を日常生活に取り入れるコツ」をお伝えしています。
とはいえ着付け講師でもない私が、なぜ着物をテーマに講座を行うのか?
不思議に思う方もいるでしょう。
着物は、私にとって女性である自分を受け入れられるきっかけとなったからです。
女性性を取り戻せたといってもよいかもしれません…
長年、ビジネスの第一線で、男性と肩を並べてがんばっていると、どこかで自分の「女性性」を押し殺していました。
たとえば「ピンクなんて私のキャラじゃないから似合わない」とハナから決めつけていたように、フェミニンなものをあえて避けてきたところがあります。
スーツの色は紺や黒、ベージュ。形もマニッシュなものばかり。
でも着物を着ると、自分は意外にも優しげで女らしいことに気づかされます。
たぶん、着物の構造によるのだと思います。
直線裁ちされた着物を体に合わせて着つけると、おのずと体のカーブが強調されます。
襟や袖口が開放されるので、うなじや手首などの細い部分も目立ちます。
無理してフェミニンさを強調しなくても、着物を着ると自然に女性であることが際立つのです。
男性が、着物の女性を好む気持ちもよくわかります(^-^;
私自身も、着物を着た自分が好きになることができました。
以前は避けたかった自分の「女性性」を自然な形で受け入れることができるようになったのも、着物のおかげです。
だから、以前の私のように、自分の女性性を押し殺している方に、着物をきっかけに、改めて女性であることを受け入れてもらえたら…と考え、講座を行うことにしたのです。
今後もこつこつと講座を開いていきたいと思っています。
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