私は大変あせっている。12月も後半となるのに、年末の仕事がまったく手をつけられていないのだ。
というのも、仕事のほうがここにきて忙しさのピークを迎えているのだ。まるで次々と湧いて出るかのよう・・・
家事にまで手が回らない。
それなのにそんな中、年末の家事より優先して(^^;)出かけたのが南座顔見世観劇。
いまや、4年目となり、個人的には年の瀬の年中行事となっている。
着物歴とちょうど重なっているのが、「着物を着て京都に出かける」モチベーションが、南座に出かける原動力となっていることを裏付けているなあ。
これまではずっと深夜高速バスで京都まで出かけていたけれど、今年はご一緒した着物仲間の黒猫さんが新幹線と宿のお得なパッケージを見つけてくれたおかげで、新幹線で出かける大出世(「こだま」だけど)。
おかげで、前夜に発ってバス車中で一泊というハードなことはなく、当日の朝7時に東京駅集合となった。
朝の7時に集合…このことは、実は私にとっては、車中一泊に劣らず、なかなかハードだった。
忙しさMAX状態のため、前日帰宅したのが23時過ぎ。
そこから準備を始め、ベッドに入れたのは午前3時になってしまったのだ。
いや、前もって準備しなかった私が悪いんだが…
そうなったのも、先月末にリサイクルショップで見つけた黒の大島紬のつけ下げが気に入って、それを着ようと決めたまではよかったのだが…
直前まで直しに出していたのと、それに合わせる帯の検討がつかなかったのとで、京都に何を持っていったらよいかが決まらなかったのだもの。
この時点で、朝から着物を着ていくのは断念。
現地で着替えることにした。
きちんとしている黒猫さんは、朝から着物でばっちり。
荷物も少なくてよいなあ。
幸い、京都の宿にした「新都ホテル」では、こういう客が多いのか、チェックイン前でも「更衣室」として空き部屋を提供してくれていた(部屋が空いている場合のみですが)。
ちなみに、いろいろ調べたけれど、京都市内で自分で持っている着物に着替えられるところというのは、非常に限られるようだ。
宿をとっていれば、そこにあらかじめ連絡して部屋を借りるという方法がある。
ただし、これはまず空きがないと難しいし、有料になる場合もある。
私は過去には銭湯を使ったことがある。
京都市内には豊富に銭湯がある。
京都駅近辺だと、京都タワーホテル地下の銭湯が早朝から開いていて有名。
また八条口にも、本当に近所の人が使っている、ふつーの銭湯がある。
(着物をしまうのには苦労するけど)
また、深夜高速バスの「プルメリア号」利用者であれば、京都駅に休憩スポットが用意されており、予約すれば仮眠室も使える。
ここで着替えられるだろう(私は使ったことないので、使う場合は直接確認してください)。
さて、今回の着替えであるが、ホテルの部屋という絶好の場所を得たにもかかわらず、持参したお気に入りの大島の着付けに思いのほか、大苦戦。
実はくだんの大島、もともと全体に大きかったのだが、かっちょ良さに惚れてしまい、大きいのを承知で購入してしまったのである(また、やってしまった…)
時間もなかったので、直したのは裄のみ。
あとは着付けで何とかしようと思っていた。
ところがやっぱり初めて着るのだからうまくいかない。
特に身丈が長いので、おはしょりがうまく処理できなくて大難儀。
着付けマスターである黒猫さんのフォースの力を借りて、なんとかかんとか着つけた次第。
みなさま、気に入ったからと言って、いくらリサイクルだからお手頃価格だからといって、ゆめゆめ寸法の合わない着物を買ってはなりません…。
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<裾に竹柄、背中には萩柄が広がる。帯は、京都旅行が二回目になる「唐獅子牡丹」の塩瀬帯>
というわけで、着替えに思わぬ時間をとられたが、黒猫さんと二人、着物女子(←ずうずうしい?)二人は、京都の町に出かけるのであった。
(つづく)
というのも、仕事のほうがここにきて忙しさのピークを迎えているのだ。まるで次々と湧いて出るかのよう・・・
家事にまで手が回らない。
それなのにそんな中、年末の家事より優先して(^^;)出かけたのが南座顔見世観劇。
いまや、4年目となり、個人的には年の瀬の年中行事となっている。
着物歴とちょうど重なっているのが、「着物を着て京都に出かける」モチベーションが、南座に出かける原動力となっていることを裏付けているなあ。
これまではずっと深夜高速バスで京都まで出かけていたけれど、今年はご一緒した着物仲間の黒猫さんが新幹線と宿のお得なパッケージを見つけてくれたおかげで、新幹線で出かける大出世(「こだま」だけど)。
おかげで、前夜に発ってバス車中で一泊というハードなことはなく、当日の朝7時に東京駅集合となった。
朝の7時に集合…このことは、実は私にとっては、車中一泊に劣らず、なかなかハードだった。
忙しさMAX状態のため、前日帰宅したのが23時過ぎ。
そこから準備を始め、ベッドに入れたのは午前3時になってしまったのだ。
いや、前もって準備しなかった私が悪いんだが…
そうなったのも、先月末にリサイクルショップで見つけた黒の大島紬のつけ下げが気に入って、それを着ようと決めたまではよかったのだが…
直前まで直しに出していたのと、それに合わせる帯の検討がつかなかったのとで、京都に何を持っていったらよいかが決まらなかったのだもの。
この時点で、朝から着物を着ていくのは断念。
現地で着替えることにした。
きちんとしている黒猫さんは、朝から着物でばっちり。
荷物も少なくてよいなあ。
幸い、京都の宿にした「新都ホテル」では、こういう客が多いのか、チェックイン前でも「更衣室」として空き部屋を提供してくれていた(部屋が空いている場合のみですが)。
ちなみに、いろいろ調べたけれど、京都市内で自分で持っている着物に着替えられるところというのは、非常に限られるようだ。
宿をとっていれば、そこにあらかじめ連絡して部屋を借りるという方法がある。
ただし、これはまず空きがないと難しいし、有料になる場合もある。
私は過去には銭湯を使ったことがある。
京都市内には豊富に銭湯がある。
京都駅近辺だと、京都タワーホテル地下の銭湯が早朝から開いていて有名。
また八条口にも、本当に近所の人が使っている、ふつーの銭湯がある。
(着物をしまうのには苦労するけど)
また、深夜高速バスの「プルメリア号」利用者であれば、京都駅に休憩スポットが用意されており、予約すれば仮眠室も使える。
ここで着替えられるだろう(私は使ったことないので、使う場合は直接確認してください)。
さて、今回の着替えであるが、ホテルの部屋という絶好の場所を得たにもかかわらず、持参したお気に入りの大島の着付けに思いのほか、大苦戦。
実はくだんの大島、もともと全体に大きかったのだが、かっちょ良さに惚れてしまい、大きいのを承知で購入してしまったのである(また、やってしまった…)
時間もなかったので、直したのは裄のみ。
あとは着付けで何とかしようと思っていた。
ところがやっぱり初めて着るのだからうまくいかない。
特に身丈が長いので、おはしょりがうまく処理できなくて大難儀。
着付けマスターである黒猫さんのフォースの力を借りて、なんとかかんとか着つけた次第。
みなさま、気に入ったからと言って、いくらリサイクルだからお手頃価格だからといって、ゆめゆめ寸法の合わない着物を買ってはなりません…。
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<裾に竹柄、背中には萩柄が広がる。帯は、京都旅行が二回目になる「唐獅子牡丹」の塩瀬帯>
というわけで、着替えに思わぬ時間をとられたが、黒猫さんと二人、着物女子(←ずうずうしい?)二人は、京都の町に出かけるのであった。
(つづく)
お返事遅れてすみません!
銭湯での着替え、やっぱり湿気が気になるのでできるならお勧めはしません(^^)。更衣室も、髪の毛が落ちていたりして、けっしてきれいとは言えないですし。
ほかに着替える場所がない場合のみお使いください。
とはいえ、わたしの場合は今までトラブルになったことはありませんが。そのかわり、帰宅したら即、干しまくっています!
この着物、大きいのにもほどがあるというか…。
私は小柄だからかもしれませんが、ちょっと小さすぎるかな…というぐらいが、着つけるだけならむしろ着やすいです。(動くとこれはこれで問題あるんですが)
背縫いは…そういえばそれほどずれてませんね。
きっと同行した黒猫さんが、いろいろ工夫して調整してくれたんです。まあ、身幅は、丈ほど大きくなかったってことかもしれません(爆)
今回、大きな、特に身丈の長い着物は、手を出すべきではないと思い知りました。この大島も、年末年始休み中に、何とかしたいと思ってます。
着るのは大変ですよね~。。。
ワタシも義母のを直さず着てますが
身丈は10センチ、身幅も同等くらい広いです (-_-;;
身幅が大きいと下半身の背縫いは右に寄るんですが
後ろ姿を拝見する限り、中心にあってエラいなあ。
やられた!って感じの素敵な大島でした。。
着付、アタフタしてしまってかえって申し訳なかったです、汗。
続きを楽しみに待っております♪
帯もよく合っていますよ。
忙しい中、リフレッシュできたのではないでしょうか。
銭湯でお着替え、とは新鮮な驚き。湿っぽくなったりはしないのですか? 今どきの銭湯はそんなことないのかな。