小萩山・放牛石仏(地蔵)無番6体目
2022/2/6(日) 晴
今日は晴天、予想最高気温6°と寒く風が強い。が、晴天で陽射しは暖かそうなので自転車を止めて手近かな山に行くことにする。コロナ禍の今日、金峰山は人が多いだろうと思い小萩山に向かう。
登山路の日陰には、昨日の雪が残っていた。霜柱が踏まれているので、先客がいるのではないかと思いながら山頂に着く。
今日は空気が澄んでいて、熊本市街地(写真1参照)が良く見える。市街地中央部分の緑地は熊本城。
遠景(写真2参照)の山の中央の白い煙が見える所が阿蘇山。写真を撮って早々に下山を開始する。
下山路は馬の水方向の登山路とする。八合目辺りの二段になっている巨石に放牛石仏(地蔵)(写真3参照)が鎮座する。
放牛石仏無番六体目(写真4参照)のプレートが設置してある。
台石には、「他力放牛・・・稼ぎに追いつく貧乏無し・・・」とある。東門寺から熊本の城下町に通ずる所。薪炭や山の幸を背負い城下町に出て、生活必需品を買って帰る路、あるいは年貢を納める荷駄の一番の難所、その労苦を慰労する歌と想像する。
放牛石仏(写真5参照)には、エプロンが掛けられ、造花ではあるが奇麗な花が献花してある。石仏は、胸の部分で折れお顔は形がない。廃仏毀釈の影響か悪戯による損傷か?または、明治22年(1889年)の二の岳を震源としたいう大地震により崩落し損傷したものか?
ちなみに2時間の道程中に、山頂で一人、途中で一人と遭遇した。コロナ禍の中、人との接触を避けることに於いては良い方だろう。
総所要時間2(実2)時間 歩行した標高差約350m
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自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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