熊本から気ままに山と自転車のブログ

豊前街道植木菅原神社・加茂坂・三十六の茶屋跡

加茂坂
2017/7/29(土) 晴

今日は、16時前にポタリングに出る。15時58分現在35.5°の猛暑日だったので、一番暑いときに出かけたことになった。
行き先は、植木町の豊前街道。
先日の、味取観音から下る豊前街道加茂坂から先を探訪する。
加茂坂がUターン気味に曲がる分岐点右側に石碑がある(写真1参照)。
右の一番上の字は「放」左側に「佛作」とあるが、風化が激しく後は拓本でも撮らないことには読めない。


自動車道からコンクリート舗装が下っている(写真2参照)。
ロードバイクでは、少し走り辛い道だ。


道は、自転車道熊鹿ロードを横切り、豊田川谷あいの田圃の中へ続く(写真3参照)


植木町水道配水池の横を通り畑地に上ると、県道3に出た(写真4参照)。


街道は、県道を直ぐ右に逸れて再び谷あいに下る。
左手の崖には74体目の「放牛地蔵」(写真5参照)が鎮座する。
地蔵が鎮座する窟は、古代の横穴墳のようだ。


その直ぐ下に遊水地がある(写真6参照)。
今は水道が普及しているので利用者がいないと思われ、落ち葉が浮いている。
が、水は澄んで綺麗だ。
この街道が利用されていた頃の旅人にとって、貴重な補給水の場所であったろうと想像する。


狭い谷あいを横切り(写真7参照)、再度畑地に上がると山本小学校に突き当たった。
小学校から先は、県道119の東側を通って「三十六の茶屋」に続くようだが、今日はここまでで、後は宿題として帰途に就く。


復路、東の空に積乱雲が浮かぶ。
田圃の上には、多くのショウロウトンボが乱舞するので、写真に撮ろうと挑戦してみたが私の技量では難しかった(写真8参照)


今日も無事だったことを天に感謝する。熊本(自宅)16km→山本小学校16km→熊本(自宅)
所要時間3時間(実3時間) 総計32km 走行累計21,553km


植木菅原神社
2017/7/28(金) 晴

今日は、13時35分現在35.7°の猛暑日だったので、16時過ぎからポタリングに出る。
先日の豊前街道について、植木町市街地は植木菅原神社の横を通っている(写真1参照)


石垣は現代の物であるとしても、写真のように街道としては狭い。
この地形から推察するに、藩都熊本の北からの防衛の要所と思う。神社拝殿は北に開き、北に睨みを利かす構造だと考えた。
事実、西南戦争の緒戦の地となった。乃木将軍が軍旗を奪われた地もここである。
道路上の橋は、境内と隣の児童公園を繋ぐもので一見神橋にも見えるが、藩政時代からあるとすれば、兵隊の槍は一旦伏せなければこの橋下は通過できない・・・と想像してみた、が、昭和5年(1930)の架橋であると分かった(2024.5.27追記)



加茂坂
2017/7/26(水) 晴

今日は、14時14分現在35.5°の猛暑日ではあるが、16時過ぎから一汗かこうとポタリングに出る。
行き先は、先日の味取観音堂の西側から平尾山を巻くように豊田川に向って下る「豊前街道加茂坂」。
加茂坂は、上り口を知らないので観音堂側から下る。
距離にして約1km、あっと言う間の下りだった。
出た所は、県道3と熊鹿ロードの交差点(写真1参照)だった。
写真正面の道が加茂坂入り口だが、正確には少し登って右折する辺りから上が豊前街道のようだ。


ここは、熊鹿ロード山本橋休憩地(写真2参照)、旧山鹿温泉鉄道山本橋駅の跡である。
豊前街道は、県道3の北側を山本小の台地上に上り、千田川の谷を越えて山鹿市鹿央町の駄の原の古墳がある台地上を北進し、米野中学校辺りから山鹿市の平野部に下る。
が、今日は加茂坂の確認のみで帰途に就く。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)15km→味取観音15km→熊本(自宅)所要時間2.5時間(実2.5時間) 総計30km 走行累計21,493km


豊前街道三十六の茶屋跡
2015/1/12(月) 晴

鹿央町を南方向に進行中、豊前街道の標識を目にし、辿ってみることにする。
山麓竹林の中に「豊前街道三十六の茶屋跡」の標識を見る。
坂道を上がると集落があり植木町教育委員会の案内板(写真1参照)があった。


そうとうのアップダウンの連続道である。集落も谷底、台地上と連続し、古代より続く街道景観の一部を観る思いがする。
「三十六」の字名の謂れも気になるところである。
県道3を経由して山本橋から熊鹿ロードに入り、夕闇迫るなかこれも天罰かと自宅を目指す。18時半帰着。

今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→メロンドーム37km→熊本(自宅)所要時間7.5時間(実5時間) 総計64km 走行累計9,490km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「肥後国近世史跡・文化財探訪記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事