2022/11/14(月) 晴/曇
今日の最高気温20°今日も好天の自転車日和に、午前9時半からポタリングに出る。
目的地は、熊本市北区の岩野山(217m)と山鹿市鹿本町の来民の大イチョウとする。
往路は、熊鹿ロードを北進し、投刀塚から国道3に出る。
途中、科学保険大学の構内の紅葉した樹木(写真1参照)を見る。
樹の根元を見ると石碑(写真2参照)がある。気になったので構内にお邪魔して写真に撮る。碑文には、
「学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし
カイノキ(楷樹)、ウルシ科、和名ナンバンギセル、学名istasia chinens中国原産
カイノキは、直角に枝分かれすることや木葉がきれいに揃っていることから、楷書の語源になったとも言われている。別名クシノキ(孔子の木)は、中国山東省曲阜(きょくう)にある孔子(紀元前551~479、日本では弥生時代)の墓所「孔林」に弟子の子貢(しこう)が植えたこの木が各地の孔子廟等に代々植え継がれていることに由来する。学問(儒学)の祖といわれる孔子と縁が深く、中国の官吏登用試験「科挙」のなかで最も難しい進士科の試験に合格した者に楷の笏(しゃく)を送ったことなどから「学問の木」とされる。本学の学生諸君が国家試験に合格することはもとより、学問に優れた人に成長するように願いを込めてここに植樹する。・・・」とある。
一目してナナカマドか?と思ったが、碑文を読んで良かった!カイノキを初めて知った。
国道3を北進し、味取観音の手前右側に植木町観光協会の「岩野山登山道路入口」の案内板(写真3参照)がある。
登山口から道路を少し進むと分岐(写真4参照)がある。ここは、草深い左正面の路を登る。
路は右に曲がり平坦路になるが、その平坦路になった所から左の踏み分け路(写真5参照)に入る。
少し登ると、右側に石碑が二塔(写真6参照)ある。これを右に見ながら更に登る。
この路であればトレッキングシューズが良かったが、生憎スニーカーで来た。
雑木林の中の路(写真7・8参照)を登ると、「山頂まで370M」のプレートある。ここから二つ目のピークが山頂である。
一つ目のピークは芝の広場(写真9参照)になっている。ここもゴルフボールが飛んでくる可能性があるのか。登り口の観光協会の案内表示を信じて先へ進む。
次のピークも山頂の岩峰の廻りが芝になっている。南側に岩峰へ登る石段(写真10参照)がある。
この岩峰を見て、植木町田底の「平畠支石墓」の石がここ岩野山から運ばれたという話を思い出した。
石段の近くに奇麗に紅葉したモミジの木(写真11参照)があった。
山頂は岩の上に僅かに草が生え、一隅に祠(写真12参照)がある。三角点は、写真中央に白く写っている。
祠の中には、波切不動明王(写真13参照)が鎮座する。
祠の横から北西方向を眺望すると平尾山と、その向こうに米野山(写真14参照)が見える。
東北方向には、八方ヶ岳(写真15参照)が見える。
東南方向には、鞍岳、右方向に目をやると阿蘇山(写真16参照)が見える。
南方向に立田山(写真17参照)が低く横たわっている。
南西方向に金峰山と三の岳(写真18参照)が見える。西方向が僅かに見えないが、ほぼ全方向の素晴らしい眺望が得られる。
岩野山を下山して、来民へ移動する途中、熊鹿ロードの植木北中学校前辺りで、黄葉、紅葉の見事なカエデ属の街路樹(写真19参照)を見た。
来民の大イチョウの黄葉には、少し早かった。15時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→来民の大イチョウ27km →熊本(自宅)
総所要時間6時間(実4.5時間) 総計54km 走行累計51,431km
山歩所要時間1(実1)時間 歩行した標高差約110m
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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