2022/12/24(土) 曇
今日は最高気温5°早朝の気温1°と寒い日は、自転車には厳しいので京町台の西側崖地にある坂を探訪して歩く。
探訪ルートは、上熊本から新堀橋までとする。先ずは夏目漱石先生(写真1・2参照)の銅像を写真に収める。
漱石先生の背景は、熊本市電電停上屋として移築された旧上熊本(池田)駅舎である。但し、外観だけで、屋根部分は鉄骨で支えられている。
足元にある説明盤には、「夏目漱石(本名夏目金之助)は、旧制第五高等学校の英語教師として赴任、明治二十九年四月十三日、ここ上熊本駅(当時池田駅)に降り立った。漱石は、四年三カ月を熊本で過ごし、その間結婚や長女の誕生を迎えている。漱石が住んだ熊本には多くの足跡が残されている。漱石来熊百年を記念して・・・」とある。
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京町台崖下の道を南に辿ると、左側に登る一本目の坂道は、釈将寺坂(写真3・4参照)とある。説明文は無い。
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その次の坂は、榎坂(写真5・6・7参照)とある。説明文には、「霊験あらたかな大榎がありこの名がある。西へ下り八十米程の山道であり、竹林や大きな樹木が立ちこめ、鉄砲組衆が守ったところ。」とある。
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三本目の坂は、入道坂(写真8・9参照)とある。説明文には、「入道のように大きく曲折した坂道のためこの名がある。ここで多くの鉄砲組衆が守りを固めていた。」とある。
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四本目は、雁木坂(写真10・11参照)とある。説明文には、「雁木坂は内坪井から中坂を通って本妙寺へ通じる唯一の参道であった。坂は石段で造られ梯子坂ともいう。頓写会(とんしゃえ)の夜は雁木も軋む程賑わったという。」とある。
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五本目は、向臺寺坂(写真12・13参照)とある。説明文には、「向臺寺は本妙寺田畑を一望する岩立口の崖の上にあって西の守り上の重要拠点である。また向臺寺は南北朝時代の武将名和長年公縁の寺院でもある。」とある。
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西方寺坂(写真14・15・16参照)は、向臺寺坂を少し登った所から左側に登る坂である。
説明文には、「西方寺坂はもともと竹やぶに覆われた狭い急坂。鉄砲組衆が守りを固めた。また西方寺は、清正公の誓願寺である。坂の下方の左に射馬があった。」とある。
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一番南側の六本目の坂は、googleマップには龍迫谷坂(写真17参照)とある。標柱は見当たらなかった。
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新堀橋まで行って、監物櫓(写真18参照)の修復状況を見る。
工事用仮足場に囲まれているが、転落・落下防止用ネットを通りて修理状況が見えるように設置されている。ここを最後に帰途に就く。
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総所要時間2(実2)時間(ウォーキングは1万歩以上とする)