2018/2/22(木) 晴
梅の花もちらほら咲き春めく晴天に誘われ、午後からポタリングに出る。
帰路は三の岳経由で帰ろうかと玉名市天水町境まで西進したが、激坂に戦意喪失してUターンする。
このまま帰宅するのも物足りないので、西安寺まで下り五輪塔群(写真1参照)を見ることにする。
立派な楼門(写真2参照)がある。
白山宮の扁額が掲げてある。ちなみにこの谷を流れる川は白木川という。
拝殿東側に熊本県指定重要文化財の説明盤がある。
西安寺は、鎌倉時代にこの地の地頭になった山北相良氏の一族により建立されたと考えられる。慶長2年(1597年)に焼失したとある。
その説明盤の奥に、板碑と御堂がある(写真3参照)
拝殿の西側の竹林の中に五輪塔群(写真4参照)がある。
説明板では、「西安寺五輪塔群は、刻まれた銘文の歴史的価値や、形態の素晴らしさから、全国的にみても大変貴重な五輪塔群です」とある。
いずれも立派な五輪塔(写真6参照)が、静寂の竹林の なかに佇んでいる。
帰路は、蜜柑山のなかの農道を走り、歩き、ときに自転車を担ぎ、横平山を縦断して県道113に出て(写真7参照)菱形地区経由で帰宅する。
「急がば回れ」とはこのことか。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)20km→玉名市六反製鉄跡18km→熊本(自宅)所要時間4時間(実3.5時間) 総計38km 走行累計23,557km
西安寺五輪塔
2015/1/18(日) 晴
今日は晴天、ポタリング日和。久しぶりに半高山(=吉次峠)を上ってみたいと思い、午前10時半自宅出発。
吉次峠を越えて、西原製鉄所跡と西安寺五輪塔群を見たいと坂を下る。
年の神の白木川水源地に出た。熊本名水100選の一つ言う。
コンコンと水が湧いている。一時清涼感を味わい、先を急ぐ。
西原製鉄所跡が分からず、白木川と西安寺川が合流する辺りの新幹線の橋脚を潜った所で「西安寺五輪塔群1.8km」の標識を見て右折する。
川筋から山手に入りかけた道の右手の白山神社の奥に、西安寺五輪塔群(写真2参照)はあった。
早速、由緒書(写真3参照)を読む。
鎌倉幕府からここ玉東町山北地区に派遣された相良一族(遠州出身)の墓所と言う。
相良氏と菊池氏との関り等、中世の権力機構が見えてくるような気がする。
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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