デジタル画、始めました。

落書きしてます

アルが家に来た

2021-04-22 17:16:00 | 日記
アルは保護犬だった。
「ちばわん」という団体から長男が貰い受けた。
成犬で大人しくて甘えん坊で吠えない犬だった。
ちょっとだけ(だいぶ?)大きかったので、母は文句を言った。膝に抱きたかったようだ。
家に連れて来たボランティアの方が
「1年ほど家で飼っていたのだが貰い手が見つからず、このまま飼うことになりそうだと思っていた」と言っていた。
東日本大震災のあった年のその日「ちばわん」が引き取らなければ、次の日にはこの世にいないはずだったとも聞いた。

性格の良い甘えん坊だったので、母の介護で家に来る訪問入浴のお兄さんお姉さん、在宅医療の先生やスタッフの方々、皆でアルをかまって下さった。
もちろん元来犬好きだった母も、アルの大きさに文句を言いつつ可愛がった。
ある時ケアマネジャーさんとの打ち合わせ中に、珍しくアルが吠えたことがあった。
「吠えないように手術してあるのだと思っていた」と言われてびっくりした。

長男が結婚して出て行き、
そして母が亡くなって、アルは超ヒマ犬になってしまった。











こんなに簡単に描けるなんて〜

2021-04-21 10:21:00 | 日記



今までのように紙で描いていたら絶対出来ないコトがスイスイ出来てしまう驚きで、絵の世界観がひっくり返った。
こんな絵を描こうと思ったら、まず始めの絵を何枚もコピーしまくってチョキチョキ切って貼って、そして上手く貼れずに、汗と「残念んだったね〜」という言葉が残るという作業しか、今まで考えなかった。
それが、アッというまに(ただし娘の力を借りて)出来てしまう。今頃何?とデザイン関連の方々には鼻で笑われてしまいそうだが、こちらはかつての画家のタマゴ。しかももう何年も描いていない。そしてスマホも使えないガラパゴス人間である。
娘との合同制作となったこの図を、モデル犬の飼い主だったが結婚して出て行った長男にラインで送ってみた。
「アルがいっぱい!」との返事に驚いた。アルを描いたなどとは言っていないのだ。「そっくりだからすぐ分かる」の答えに二度びっくり。えーと、コレがそっくりなわけ??



デジタル画を描くようになったこと

2021-04-20 18:27:00 | 日記

        

定年退職のこの三月、会社員の次男が伊勢神宮への2泊3日をおごってくれた。この春大学を卒業した長女が荷物持ちの同伴。
お参りの後、内宮近くの鈴屋さんという喫茶店でお茶を飲みながら立派な松の庭を見ていたら、久し振りに描いてみたくなった。隣でお茶を飲んでいた長女に、紙と鉛筆ないかなと聞いたらスマホを寄こした。これで描けるという。
庭を描いている私の姿がよっぽど楽しそうに見えたらしく、娘が、旅行の後すぐにiPadで描けるように設定をしてくれた。iPadは次男からの借り物で、今まで私は将棋を見たりするのに使っていた。
そうして、私はデジタル画にハマってしまった。



同居犬

2021-04-19 21:12:00 | 日記
家に犬がいる。私が欲しくて飼い始めたわけではない。結婚して出て行った長男が置いていったのだ。
餌をあげ、庭でトイレをさせ、日に一回散歩に連れ出す。世話をするのは面倒だが、特別イヤということも無い。
でも別に好きという感情も無い。時々「オイオイ、やめてよねー」という事もする。つまりただの同居人のような存在だった。
、、、描き始めるまではそういう存在だった。