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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

伊勢型紙職人 那須恵子ちゃん

うう〜♪
今日は嬉しい記事をご紹介。

こちら

凛九メンバー、伊勢型紙職人の那須恵子ちゃんのブログ。






なんで今までブログやってなかったんだろう。
すごく面白い文章で、クスクス読んじゃいます。

もうあかんわ日記の岸さんみたいな語りで
(いや、岸さんみたいに壮絶ではないけれども)
おもしろおかしく、
なんだか大変なんだなあってことも
笑って読めていける。

彼女自身がまさに、
いっつも凛九でもみんなを笑わせてて、
盛り上げ上手で、
ほんと、みんな那須ちゃんのこと大好きなんですよね〜。

自分はなんにもできないとか、自分は駄目だとか
いっつも極端に謙遜しているけれども、
師匠からももっと自信を持てばいいって言われているのに
卑下してばっかりで、駄目だ駄目だって言っているんだけど、
実はなんでもできちゃう。


 

 

凛九メンバーのこのイラストも、ナスちゃんが書いてくれたのです。

かわいい♪
みんなのキャラクターをよく捉えていると思います。



そんななすちゃんだけれど、人一倍の苦労人。
もともとは岐阜出身で、岐阜の印刷会社で働いていて、
そのときに出会った伊勢型紙に魅了され
こんな素敵な文化が日本にあるのかと感動して
伊勢型紙職人になりたいと門戸を叩くのです。

でもなかなか弟子入りできず
(そりゃさ、突然若い女性が訪ねてきて弟子にと言われても
普通に考えたら困っちゃうもんね。)
三重に引っ越してきて、
ずっと伊勢型紙のお店で働かせてもらいながら
弟子入りをお願いし続けて、
その思いに共感したお店の方が師匠と話しをしてくれて
ようやく弟子入り出来て。

それでも、実家ではないから
家賃など払いながら伝統工芸だけで生きていくのは
最初からできるはずもなくて、
いろんな人に助けてもらいながら、
それでも伝統工芸一本で生きていくんだと決意して
染め屋さんとか、お客さんのところにも何度も行って
(伊勢型紙というのは、染めるための道具で、
それ自体がお客さんへの売り物になるものではないんです)
少しずつ、伊勢型紙の仕事だけで生きていけるようになって。

夜行バスで東京行って、
夜行バスでその日に帰ってくるようなスケジュールを
当たり前のようにこなし、
ほとんど寝ないで、朝まで彫り続けるような生活を続けるんです。

昔、海外でワークショップやったときにホテルが同室でした。
昼間ずっと立ちっぱなしで仕事しててみんなふらふらなのに、
その後彼女、夜中もずっと型紙彫ってるんですよ。

型紙って、細かく紙を7枚とか重ねて彫っていくんです。
集中してずっと同じ角度で刃物を入れないと、
一番上の紙は良くても、一番下の紙まできれいに彫れないんです。

その気力・体力。驚きとともに尊敬した。私には絶対ムリ。

そんな、がんばり屋さんななすちゃんですが、
頭の回転が早くて、
相手の思っていること、その趣旨などを
1聞いて10理解する人。
だから、会話も面白いし、みんなに愛される。
そして、実は結構気にしいで、落ち込んだりもする。
自分のこと、自分たちのことを卑下しがちで
あんまり自分のことを褒めない。


そんなナスちゃんが
ブログの中で



凛九は慈愛と前向きなパワーに溢れた
めちゃくちゃ素敵なグループ!

って書いてくれたことは、
実はすごく、すごくすごく嬉しかったんです。

って、こんなふうに那須ちゃんのことを書いてきてしまったけれど
本人恥ずかしがって嫌がるかな。ふふふ。
(トップページの写真、イラストの写真の方にするから許して!)



 
ああ、一緒にやってこれて良かったなあ。

本気でやっているとね、いろいろあるよ。
みんな生活かかっているし。
不安になる要素なんていくらでもあるし。

それでも、みんなで助け合って、補い合って
本当にいいグループなんです。
これからもずっと、みんなで一緒に頑張っていきたいなって思っています。

コメント一覧

asuka-netsuke
それは、多いのか少ないのか。
残り50%も気になる!
kataya2110
凛九の半分は優しさで出来てるんやで....♡
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