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たった2年の絵師活動の謎 東洲斎写楽 市川蝦蔵の竹村定之進

2021年7月訪問

 

たった2年の絵師活動の謎 東洲斎写楽 市川蝦蔵の竹村定之進

 

東洲斎写楽(生死不明)

 

 

《市川蝦蔵の竹村定之進》寛政六年(1794)

 

『東洲斎写楽』は謎だらけの江戸時代の浮世絵師です。

生死は不明、絵師として活躍したのはたったの2年。

その後はは忽然として姿を消しています。

《市川蝦蔵の竹村定之進》この作品は寛政六年五月に河原崎座で上演された、

「恋女房染分け手綱」の中で、「竹村定之進」を演じた市川海老蔵です。

二十枚刷られたうちの一枚です。

蝦蔵は大柄で今でいうと彫の深い顔立の役者であったといわれています。

表情も豊かに、いまにも何か声を出しそうな動きが感じられます。

『写楽』は一説には、『葛飾北斎』ではないかと言われています。

果たして真相はいかに?

 

 


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