2021年7月訪問
授戒の大切さ 鑑真和上 唐招提寺 京都
『唐招提寺』の中に一歩踏み入れるととても静謐思いに満たされます。
その事は前回書きました、このすがすがしさがどこから来るのか、
この何か特別な雰囲気は何なのか私にはまだわかりません。
さらに、『鑑真和上御廟』のほうに歩を進めます、
奈良はとても落ち着いた街なのですが、その中でも『唐招提寺』の静謐さ。
そして、この歩を進める先では心洗われるような光景いあいます。
一本のまっすぐな砂利道があり、その両脇にはにおうような黄なす緑の苔があります。
木々はその川の流れのような苔の中からスクット真っすぐに立ち上がっています。
この先には『鑑真和上御廟』があります。
『鑑真』は五回の渡来失敗にも挫けず12年の時をかけて、六回目で成功しました。
『鑑真』はなぜ視力を失うような艱難辛苦を耐え日本に来ようとしたのでしょう。
それは『戒律』を日本に伝えるその事だけでした。
しかしそのことがどれだけ大切なことかそのころの日本人は知りませんでした。