★ローマ コロッセオ 古代に思いをはせる
大娯楽施設のこの『コロッセオ』いったいどんな人が使っていたのでしょう。
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この時代ローマ帝国では17歳以上の市民権を持った者には、1か月32.5キロの小麦が帝国から配給されていました。
大体1日1キロですね、このぐらいの小麦があれば一家のおなかを満たせたのでしょうか?
そしてこの小麦の配給には「証明書」が発行されていました。
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そして、市民たちはこの証明書を入場券として帝国内で行われるイベントに無料で入場できたのです。
入場者数は5万人とも6万人ともいわれていますから、大変な人数です。
全部で160箇所ある出入口から番号札で指定された座席まで、混雑なく入退場ができるよう設計されていたそうです。
また4階の奴隷階層の人たちの席にある通路はその下の階よりも狭く、下の階の人たちが出やすいようにできていたそうです。
技術力や、発明力だけではなく、古代ローマ人はかなり合理的な考え方を持っていたんですね。