2022年10月15日訪問
この日訪問したのはルーブル美術館です。
そのルーブル美術館には『レオナルド・ダ・ヴィンチ』(1452~1519)本人の絵画が
「モナ・リザ」を含めて5枚展示されていました。
この作品群は、美術館の ドゥノン翼 絵画/イタリア(1250~1800)
の展示室にあります。ここにはイタリアの作家の素晴らしい作品がたくさんあります。
今回私はこの部分だけを2時間半かけてみてきました。
その中に『レオナルド・ダ・ヴィンチ』の絵画が5枚展示されていました。
「モナ・リザ」(1503~1519)は展示室711室の一番奥に展示されています。
画像のようにいつもこのように混雑しています。
それではその他の4枚はどの絵画なのでしょうか?
「聖アンナと聖母子」(1508年頃)
「洗礼者ヨハネ」(1513~1516)
「岩窟の聖母」(1438~1486)
「ラ・ベル・フェロニエール」(1490~1497)
の4まいです。
ここは、先ほど説明したドゥノン翼 絵画/イタリア(1250~1800)
の廊下の部分の壁に展示されているんです。
それで気が付きにくいという部分もあるのかもしれませんが、この作品群は、
芸術的に、技術革新的に、歴史的価値的にとても貴重なものなんですよ。
例えば「聖アンナと聖母子」はレオナルドが書いた下絵を公開したところ
二日間ひっきりなしに市民が見に来たと「ヴァザリー」が書いています。
また、「洗礼者ヨハネ」は明暗法を意味するキアロスクローという手法が
巧みに駆使されているというところが見所といわれています。
この作品群の周りにあまり人がいないのは、ルーブル美術館を紹介している
ウエブサイトや手引書によるのかもしれません。
見るべき作品といった感じで、「サモトラケのニケ」「モナ・リザ」「ミロのビーナス」
『フェルメール』「レースを編む女」『ドラクロワ』「民衆を導く自由の女神」
はまず抑えましょうといった書き方をするせいもあって、広大な美術館を
うろうろとさまよってしまうといった弊害が見られますね。
私としてはルーブルを見るのは1日ではとても無理ですよ
という考えを頭に入れてくださいといいます。
次に、初めての人は午前2時間、午後2時間ざっとマップを見ながら見てください。
そして、次にはその経験をもとに楽しみながらルーブルの膨大な作品群を
調べて何を見たいのか、どの時代のどの国の作品群が見たいのか、
よく考えて次の自分の攻略法を考えることをお勧めしています。
つまりあなたのルーブル美術館を作って、その範囲を少しづつ広げて
この素晴らしきワンダーランドを楽しんでくださいね。