中東話、まずはオマーンから。
ご存じ、あの辺りはイスラム教が社会の基盤になっている。
イスラム教といっても、仏教のようにいろいろ宗派がある。
中東を中心にアジア、アフリカの国・地域にも
たくさんのムスリムがいる。「中心に」というのは
聖地メッカから距離があるほどイスラムの教えは
緩和するという。
ということで、オマーンはゆるく、
その後に行ったメッカを擁するサウジアラビアは…きつかった、と。。
ゆるめのオマーンにて、10年前に建設されたイスラム寺院
「グランド・モスク」に連れて行ってもらった。
モスクを見るのは二度目。
ロシア旅行のあのときは中に入ることが
できなかったけれど、今回は一般公開しているというので
見学してみた。
ちなみに異教徒も見学オッケーですが、なるべく肌の露出は控えて
女性は髪をスカーフなどで覆うことが決まり。
白い大理石の廊下。ひんやり気持ちいい。
女性がお祈りをする場所。ひ、広い。
写真では伝わりませんが、ちょっとした体育館並みの広さ。
お祈りするのも男女別の場所なんだそう。
ステンドグラスの方向がメッカとのこと。
このタマネギみたいな形の建物は男性がお祈りをする場所。
メイン建物は男性用ってことか。
こっちはさらに広い!
絨毯は特注の一枚もので400人が6年がかりで制作したと
聞きまして、んもうビックリ。
天井からぶらさがるシャンデリアもすべて豪華一点もの。
沐浴する場所。お祈り前に身を清める。
何から何まで豪華で巨大。真っ白な大理石はひたすら眩しく
圧倒されつつ、細部のタイルやステンドグラスの細工は繊細なつくり。
このモスク、実は王様から国民へのプレゼントという。
王様!スゴすぎです!!
細長い塔から日に何度も響くお祈り放送「アザーン」を
聞きながらなんだか気が遠くなった。。。