軽度認障害のことらしい
ですが、私も昨日は大事な薬の服用を忘
れてしまいました。ステロイド
2錠飲まないといけないのに1錠
しか飲んでいませんでした。
今朝になって錠剤シートに1錠分
だけ奇数で残ってるのに気づいて今日は昨日の残りと併せて3錠飲
みました。退院してから妻には
動作が鈍いとか、呆けてると言わ
れ気にはしていましたが、最近の
血液検査でも電解質ナトリウム量
が少ない状態でしたからその指摘
も間違いではありません。塩分の
摂取を控える食事を入院以降継続
しているのでその習慣もあります。
自分自身でMCIを自覚するような
事はないそうですが、こうした
物忘れが頻発すると日常生活にも
支障を来します。ブログで日記を
書くように日々の日課もしっかり
メモして備える必要があります。
寒くなると気分も落ち込みがちで
火野正平さんのような毎朝テレビ
で観ている俳優さんはMCIと無縁
でしょうが、75歳で亡くなったと
云うニュースを見ると年齢も近い
だけにショックです。自転車を駆
って全国を旅する番組はコロナ禍
以降は旅行も出来なくなって良く
観ていました。私の住んでる町も
何回か訪れていて火野正平さんが
訪れた場所と景色を妻と一緒に
散歩中に眺めた事もありました。
正平さんと橋爪功さんは私のお気
に入り俳優さんでしたが、寂しく
なります。人の命は分かりません。
今朝は今年一番の寒さだそうです。
よく無病息災は初詣でお寺や神社
をお参りするとお願いしたりしま
すが、最近は一病息災を妻によく言われます。一つぐらい持病があったほうが、
かえって健康に気をつけて長生
きできるということだそうです。
妻は子供の頃から病気や事故で
入院生活や病院通いが長かったの
で医者選びには一家言あります。
私は健康優良児で医者へ行ったり
した事は殆どなかったので、医者
嫌いで、健康にも無頓着だったの
かもしれません。コロナ禍以降は
外出先から戻ると手洗いやうがい
を励行するようになりましたが、
それ以前はいい加減でよく妻に怒
られました。
今回の病気で長期間の入院生活を
強いられましたが、改めて妻の
存在がこんなに心強いものかと思
い知らされました。結婚して以来
妻に言われて色々と健診もして来
ましたが、肝門部胆管癌と言われ
た時は夫婦共々、晴天の霹靂で
した。仮に癌が見つかっても早期
と言う程度しか心の準備はしてな
かったので、余命1年未満の癌など
考えが及びませんでした。
しかし癌が転じてIgG4関連硬化性
胆管炎と言う難病のおかげで、沈黙
の臓器と言われる早期発見が難しい
肝膵臓周辺の病気に関しては平均
以上の検査をしてもらえるように
なって一病息災と言う言葉は実感
しています。
今日は寒い朝でしたが、8時半過ぎ
に血液検査をして、MRCPをやりま
した。これで半年間で3回目です。病院に着くと再診受付機に診察券を
通しマイナ保険証をカードリーダー
に入れても全く反応しません。
事務員さんがパソコンを弄っても
一向に復旧しません。
時間が勿体ないので紙の保険証を
内科受診受付で提示して検査室へ向
かいました。
検査はスムーズに予定通り進みまし
たが9時半の内科受診時間になって
もなかなか呼ばれません。
同行していた心配症の妻が検査の
結果が悪くて、急遽ERCPをやるの
じゃないかと言ったりします。
黄疸が出てる様子もないし、まさか
と思いましたが、胆肝膵臓系専門医
の先生も今日は外来日なのに、今は
検査室だという事で診察室不在です。
ERCPをする時は主治医とこの先生
はいつもペアなのです。
ひょっとしたら緊急入院して、その
先生がいる今日ドレナージをするの
かと不安になりました。予定時間を
20分以上過ぎてやっと呼ばれ診察室
に入ると主治医は開口一番に胆管は
ちゃんと通っていますと言いました。
薬の効果は良好で、今日から減量し
ましょうという事でホッとしました。
プレドニン5mgが2錠になりました。
これを8週間服用することになりま
す。やはり10mgから更に減量する
ことには慎重な様子で、減量後の
再燃を一番危惧していて、これから
が大事ですと言っていました。
4週間後に一度血液検査をしてその
徴候がないかどうかチェックする
そうです。先生は10mgは余り多く
ない量だといいますが、別の医院で
の血液検査で脂質異常症の徴候があ
った事を告げると、次回の血液検査
に脂質検査を追加することになりま
した。ステロイドによる影響も考ら
れると言う説明でした。次回の検査
結果次第ではスタチン系薬剤が追加
処方されるかもしれません。
診察室の電子カルテ上のMRCPの画
像を見ても良好なのかどうか素人に
は分かりませんが、妻が前回の画像
と比較してどうなんでしょうか?と
尋ねると親切に前の画像をパソコン
画面に呼び出して、二つ見比べなが
ら説明してくれました。
頃の画像と今日の画像で比較すると
はっきりと胆管の長い管が造影され
てるがのが分かります。前のは途中
で管の影が消失して、肝臓の中の細
い胆管が珊瑚状に綺麗に見えます。
これはその先の胆管が詰まって肝内
の細胆管が拡張している画像なのだ
そうです。これを見て左右胆管の両
側の腫瘤が考えられて、手術不能の
肝門部胆管癌の異常所見だと思われ
た訳です。今はそうした異常はなく
胆管の内腔径も正常だそうです。
ステロイドを減らすと抑えられてい
た炎症がまた強くなる状態となり再
び狭窄を起こすので、薬の投与量は
これから主治医の匙加減です。
昨日の呼吸器専門の先生もステロイド
が減ると喘息症状が出る事を心配
していました。発作の経験は未だ
ありませんが、経験のある妻はその
怖さを知らないから呑気なんだと
よく怒られます。
コロナワクチン接種の可否も尋ねた
のですが、どっちでもいいですが
個人的には接種した方がいいと思い
ますと言われました。
昨日の呼吸器の先生の話と主治医の
話を勘案してコロナワクチン接種を
するかどうか決めます。気候が寒く
なると弱気になってきます。
会計は公費負担があって上限額ギリ
ギリに収まりました。
書いた病院へ妻と行きました。妻は
定期的な肺癌検診です。私も喘息の
具合を定期的に診て貰っています。
ステロイドを飲んでいるので喘息の
発作などはありません。将来的に
服薬量が減るとまたステロイド吸入
薬が必要になるかもしれません。
私の病気であるIgG4関連疾患でも
気管支喘息が出現する事もあるよう
で、もしそうなら今のステロイドの
治療で治るのかもしれません。
そうだとしても喘息は病気の合併症
と云う事には現時点ではなりません。
会計で難病受給証を提示しましたが
公費外と言われました。
26日間の入院生活から退院して
明日でちょうど20週間となります。
退院直後は60キロなかった体重
でしたが、今は62キロになりま
した。癌だったら体重増もなかっ
たでしょう。妻はもっと太れと言
いますが、元々はダイエットを
始めた事が病気発見のきっかけと
なったりで、これ以上の体重増は
少し罪悪感があります。体脂肪は
体組成計では退院直後と今とでは
余り変化していません。筋肉量
だけ増やして体重増があるよう
心掛けるつもりです。長生きする
ならBMW23程度が理想的だと言
う人もいます。大病をした時には
皮下脂肪がある方が病気に対して
抵抗力があると言うのです。
妻の母親は肥満体でしたが感染症
で入院して肺炎となり意識不明で
ICUに入院して主治医からは覚悟
して下さいと言われましたが、その
後元気になりました。その医者が
お母さんの突き出たお腹をポンポン
と叩きこのせいで助かったんだと言
いました。
私はその医者をヤブ医者だと思って
いたので信用していませんでしたが
妻はその記憶が強いのでしょう。
私がステロイドを飲んでいるので
感染症で何かあった時に太ってい
るほうが死なないと思っているの
です。
私はまずこれからの季節は感染症
にならないように用心することが
一番だと思います。