gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

欲のコントロール

2024-05-03 12:26:00 | 日記
どこかで聞いた事ある文言ですが

私のタイでの経験もそういう世界

でした。楽しい時を感じましたが、

私の学生時代に教わってきた倫理

観では、これは快楽的生活と言わ

れるものでした。幸福の一つでは

あっても、これだけでは充分とは

なりません。究極の善には徳を磨

かないと幸福へ到達できない

からです。その為に欲望の節制と

いうが必要だと習いました。

人間にわった理性欲望を抑制

する言う事です。当然、凡人に

は理性と欲望の葛藤がある訳で、

理性が勝るかどうかで徳の有無

が決まります。私は葛藤末に

理性が勝ったのですが、物事を

認識し判断する理性が少しだけ

だけで、負けてしまう

可能性ありました。それは私

子供からの家庭環境とか社会

価値などの生活習慣が影響

たのでしょう。思春期に教

知識の力もあったでしょう

しかし快楽的生活のから自分

徳を磨き最終的な善のを見

け出す方法もあったかもしれ

ません。そういう意味で勇気が

足りなく臆病だったのかもし

れません。長い人生には自分の

可能性を磨方法は様々で色々

の考えがあります。私は幸福論的

倫理学という範疇のギリシャ哲学

由来の考えとキリスト教神学とを

融合させた、今から1000年前の

トマスアクィナスという神学者

の哲学を教えられました。2000

以上前に滅ぼされたギリシャの

都市国家で学ばれいた学問を

1000年後にローマカソリック教

に復活させた古臭い考えだと批判

する人もいましが、私には反論す

る知識もありませんでした。同じ

キリスト教でも多くの宗派が激し

く争っていることその時は知り

ました。タイは仏教国ですが日本

の仏教と違って小乗仏教といわれ

ていて出家した僧が学ぶ学問です。

タイ国民は必ず一度は出家して仏門

に入って修業をするそうです。私が

タイにいた頃は毎日朝早くから托鉢

している若い僧達を街頭で多く目撃

して、その一人一人に食べ物を手渡

して祈る庶民が大勢いした。

今はどうなのか知りませが、そう

いう光景は私の価値観親和性を

じたものでした。私のは仏教です

が、私自身はなにも信心していま

せん。創価学会勧誘された事も

ありましたが、どうも教団や教会

には馴染めません。禅宗に興味を

った事はありますが、東洋哲学

言うのは無の世界ですから現実

世界で実践は難しいという感じ

した。普通の人間は食べて生き

行かなければなりません。古代

ギリシャ自由民と言うのは貴族

すから沢山の奴隷の上に成り立

社会です。民主的とは経済構造

らしてとても言えません。私の

ような日々の食事に苦労する庶民

の為の哲学は何なの?と思いますが

日本人には哲学がないと言われます。

政治は最高の哲学実践の場であると

も言われますが、それでは日本に

政治家はいないと言う事になりま

す。思うに今も昔も天皇が中心の

ぼんやりした神道しか、それに代

わる物がないので政治に都合よく

利用さているのだと思います。

今は年金貰える年ですから働か

なくてもお金が入るというありが

たい身分です。暇も出来て自分の

人生や生き甲斐を考える機会も増

えます。しかし考えてばかりでも

仕方ないので目標を決め出来る事

を実践しないと意味がありません。

今は食欲を抑制してダイエットを

健康を維持し長生きするの

目標です。善く生きる事とはどん

な宗教でも哲学でも目標としてる

ことだと思います。




タイとの出会い

2024-05-02 12:51:06 | 日記
20代後半にタイへ行く前の私は不幸

でした。物心ついた頃に厳格な中学

へ進学して大学目指して勉強するの

ですが、この学校で中世西洋社会の

倫理観の元で教養人として節度ある

人間になるべく教育されました。

中世の神学者トマスアクィナスの思想

を元に教えられた事は、禁欲的生活で

ただ勉強に打ち込めでした。当然の事

自由な思想の生徒の中からは反発も

あって不満分子も内在していました。

そんな不穏な雰囲気の中、頭のいい

生徒は結果出して目的の難関校へ

進学します。学校の教えを正しく

理解して実践したのかどうかは分

かりませんが。私は馬鹿でしたが

そういう優秀な生徒になれと尻を

叩かれ、学校の価値観は正しい、

真実なものだと思わされたまま

志望校へ何とか進学する事も出来

した。学校と私の目的とする事

は叶いましたが、更に上の学校で

専門知識を習得して資格を得て、

初め社会へ出て活躍する立場と

なるので苦しみの連鎖が続きます。

世間体から言えば周りから羨まし

がられる存在でしたが、私自身

何も楽しい事はありませんでした。

中学高校で教わった習慣や価値観

が現実の社会と比べると随分違う

と言う違和感もありましたが、試練

なのだと我慢していました。

そういう中で出会ったのが先に述べ

たタイでの経験でした。その頃タイ

で知り合いになった日本人達の放埒

な事と言えばありませんでした。

そういう世界に身一つで飛び込もう

と思った時もありましたが、結局私

は日本に戻りました。あのままタイ

に留まり生活していたら貧乏生活の

まま死んでいたかもしれません。

それでも幸せだったらそれは正解

だったのだろうと思います。今は

日本で幸せに暮らしてますが同じ

なのかどうかは分かりません