厚労省の2022年度生命表による
と日本人男性は60才だと93.2%。
65才で89.7%、70才では84.3%
75才では76%となっています。
日本人男性の平均寿命である
81才では64%となります。実に
3分の1以上が亡くなるのです。
私が卒業した中高一貫校の同級
生は約219名ですが、10年前の
還暦の同窓会では20名が物故者
でした。生存率は91%になりま
す。この年の簡易生命表での
生存率は92.3%ですから少し悪い
数値だと思いました。2022年の
生命表を元にした平均寿命は81才
ですが、70歳となった今年も同窓
会があります。私は病気で欠席し
ますが、最新の令和5年の生命表
で69歳だった時の生存率は85.2%
ですから、70歳なら最低38人位
は物故者になっているか、もっと
多い数でしょう。私は4ヶ月程前
医者から肝臓の異常を指摘されて
黄疸が出現して、緊急入院となり
検査の結果は肝門部胆管癌と宣告
され入院生活に入りました。
もしそのままだったら70歳の同窓
会には物故者として出席していた
のかもしれません。
私も妻も癌だったら今頃ヨレヨレ
だったろうと話すのですが、昨日
は妻と一緒に近所の公園へ散歩が
出来る程体調は良好です。
去年の生命表では70才男性の平均
余命は15.6年とありますが、今の
診断名であるIgG4硬化性胆管炎が
癌化する可能性も零ではないので、
いつまで元気で生活出来るのかは
生命表から割引必要がありそうです。
少なくとも平均寿命までと言うのは
無理だろうと内心覚悟しているので、
病気になる前と後では人生観は変わ
ってしまいました。
終活を済ませて、いつ人生を終えて
もいいよう、あくせくせず好きな事
をして余生を過ごしたいものだと思
いますが、それでも時々苛々とする
ことがあります。原因としては治療
薬であるステロイドによる精神的な
副作用なのかなと思って見たりもし
ます。妻は認知症が出て来てるから
だと言います。兎に角、年を取ると
いろいろ出てきますが、早く維持量
まで服薬量を減らしてもらいたいと
言う思いが第一です。
心カテで鼠径部に血腫が出来て
しまいましたが今日退院だそう
です。日曜日に退院とは驚きで
す。何かあったのかと理由を聞
くと、入院中にあてがわれた
個室がうるさいのに我慢出来な
いそうです。鼠径部に痛みがな
いようなら退院して良いと医師
に言われ、ちょっと痛みはある
けどないと申告して許可を得た
そうです。血腫が原因で動脈が
詰まって突然死する危険もある
ので看護師詰め所に近い個室を
病院が提供したのですが、逆に
看護師さんの出入りと話し声が
五月蝿くて夜寝れず頭に来たと
言ってました。血腫を作ったの
は医師の処置の拙さですから、
多少は責任を感じてわざわざ
個室を提供したのに薮蛇でした。
日曜日に退院するというのも
病院のベット回転率を考えると
経営的にどうなのと言う気がし
ますが、もともと友人はこの
総合病院が嫌いなようで、入院
を考えると病院との相性も大事
です。
今日はステロイドを飲み始め
100日が経過しました。それ
以外に胃薬も服用してますが
これはステロイド性潰瘍を防
ぐ為だそうです。とにかく今
まで感染症には注意して過ご
してますがマイコプラズマ肺炎
や手足口病が蔓延していると
メディアで伝えられると自宅
で過ごす時間が多くなります。
目の瞼にできたマイボーム腺炎
らしき物も収まっており、それ
なりに感染抵抗力があるのかな
と思います。なにしろIgGが高値
なので液性免疫が一見あるよう
ですが、ほとんどがIgG4なので
役立たずのようです。来月から
は新型コロナウイルスワクチン
接種も有料で始まるそうですが
リスクが高いような気がします。
新総裁とドジャース地区優勝と
今日はスッキリとした気分にな
りました。大谷選手も初めての
ポストシーズン出場、石破議員
も5度目の総裁選で初の勝利と
新しい挑戦の始まりです。来月
6日からのディビジョンシリーズを
勝ち抜いてワールドシリーズへと
勝ち上がる事が出来るのか楽し
みです。石破新総裁がどんな党
人事や組閣をするのかも興味深
いです。ここ数ヶ月は自分自身
の病気の事しか頭になかったの
で、これも初めての経験です。
少しづつ世の中が面白くなりそう
です。プリティーフェースの日本を
代表する稀代の野球選手が檜舞台
のワールドシリーズで活躍出来る
のか、方やアグリーフェースの日本
の新首相が真っ先に訪問するだ
ろうホワイトハウスで一体何を
アピールするのかも注目です。
血腫が出来て入院が多少長引き
そうだと喜寿を過ぎた友人から
連絡がありました。鼠径部には
圧痛があるそうです。心カテは
足の付け根から動脈に入れてい
たんですね。心臓の血管に狭窄
はなかったのかステントは入れ
なかったそうです。カテーテル
を入れた検査後には穿刺部位を
止血しますが、これが不充分だ
ったのでしょう。足の太い動脈
は強い力で拍動していますから
そこへカテーテルを刺すのです
から検査後に出血しないように
穿刺部位を強い力で押さえない
と止血しません。昔に大学病院
で見学した時は若い外回りの医者
が必死で押さえているのを見まし
た。そこへ重い砂袋を置いたりも
してました。昔と今では検査器具
も進歩して安全性も向上してるの
で現状は知りませんが、基本的な
事はそう変わらないでしょう。
血腫がどの程度なのか、穿刺部位
の写真を見せて貰った限りでは小
さそうです。もちろん血腫が飛ん
でしまわないよう注意は必要です。
友人は長年に亘って糖尿病を放置
していたので、血管も脆くなって
いるのでしょう。私はステロイド
を飲むようになって食後の血糖が
高くなっています。主治医は問題
ないと言ってますが、専門医では
ないので正直言って不安です。
今は痩せてますが、ダイエットを
始めるまではメタボだったので
動脈硬化はそれなりに進行してい
る筈です。喜寿を過ぎた友人は見
た目は若い頃からメタボではあり
ませんでしたから糖尿病の影響が
長く続いた結果なのでしょう。
私は友人程は長生き出来ないかも
しれないのでステロイド糖尿病の
事はそんなに気にする事でもない
のかもしれません。友人は糖尿病
を甘く見たと今は後悔していますが、
幸い私は病気に関して後悔してい
る事はありません。