映画「汚れた英雄」を観た
70年代のモータースポーツ(の幻想)を映像化した映画だった
この後(当時は)遠い存在だったモータースポーツは
急速にお茶の間に浸透した
その結果
アイルトン・セナやミハエル・シューマッハ
セバスチャン・フェッテルのレースを観た今
この作品を見て感じたこと
主人公北野は
(女性を金づるにしか思っていない点以外は)
「汚れている」どころか実にストイックだ
彼は(クスリや特別なシステムを仕込むといった)インチキするでもなく
相手の車をぶつけたりするでもなく
ただ己を鍛え正々堂々とレースに勝利する
そこに汚れたものは感じられない
その生き方はどこか
伝説のF1ドライバージル・ヴィルヌーヴにも似てる
そう思ってみると
二人の終焉の地は(奇しくも)同じベルギー
何かの偶然だろうか?
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