電気の苦手なアコースティック・ギタリストに贈る…

アコースティック・ギターの音色は好きだけど,電気の分からないギタリストの一助となれば幸いです.

Spares

2016-09-26 20:34:09 | ピックアップ

みなさんはどうやってギターの音をPickUpしていますか?


以前の私は完全にPassiveなSystemだったのですが,

ギターのメンテナンスをして頂いている師匠からの

強い勧めも有り,

MAGをFishman RareEarthのSeriesに変更しました.

ActiveなPickUPで耐雑音性は目を見張るものでした.

んが…,やっぱりやらかしてしまいました.

"電池切れ”です.

普段なら予備を持ち歩いているのですが,

当日に限って持ち合わせがない.(汗)

結局,CNTだけの演奏になってしまいました.

おかげでSEもmono入力になり,随分と寂しい音色です.

弦と電池の予備はいつも持ち歩きましょう!

クラシックギターの勧め -Form-

2016-09-18 02:42:30 | Essay

クラシックギターの業界では

「カルカッシ」という聖典がございます.

金属弦よりも遙かに歴史の長いガット弦ですが,

この教則本はその歴史に裏付けされています.


どんなスポーツでもそうだと思いますが,

まずはフォームから!


右利きのみなさんは,

左脚を足台に置き,

ギターのウェストを左膝に置き,

ヘッド上がり45°程度に構えます.

ちょうど目の高さにギターのヘッドがくる感じ.

これがクラシックギターの基本形!
(「クラシックギター フォーム」等のキーワードで画像検索してみてください)


金属弦を弾く方の多くは

ほぼギターは水平状態.

これでは人間工学上,

どうしても右肩上がりになる形状で

ギターは設計されています.


おかげで身体は左にねじられるか,

ヘッド側を前に突きだし,左手が伸びた状態.


長年,金属弦を弾いていると,

右肩の痛みを訴えるギタリストの多いこと,多いこと!

きっと,このフォームのせいだと思います.


私は足台は使いませんが,

座っていてもストラップを使い,

ギターのウェストは私の左膝にある状態です.


加齢とともに各軟骨はその柔軟性を失い,

身体は硬くなる一方!


無駄な力を抜いて,リラックスして弾くことは

奏でる音楽のダイナミクスに必ず影響することでしょう!


いつまでもギターを楽しく弾き続ける為に

長い歴史を持つクラシックギターから

素直に勉強し直してみませんか?!


Dread Nought用 NAZCA Case 購入に併せて

2016-09-11 09:58:28 | アクセサリ
FurchのD StyleはMartinのDread Noughtよりも弦長とヘッドが長く

以前に使っていたHeadwayのLight Hard Caseでは縦方向で干渉していました.


HeadwayのLight Hard Caseを手放した後は

以前に紹介したNAZCAのSuper 400用をS23とD23で入れ替えていたのですが,

やっぱり不便です.(汗)


Dread Nought用なら使い回しも効くかなと思い,

人柱としてNAZCAのDread Nought用を新規購入!


商品が届いてギターを入れてみるとあっさり入りました.

考えてみるとTaylorやGibsonをはじめ,ヘッドの大きなギターメーカーはたくさん有り,

Martinのヘッドスタイルは今や少数派かもしれません.


Furchユーザーの一助となれば幸いです.


さて本日の本題ですが,

Solo Finger Guitarist の私は様々な環境で演奏させて頂く機会が多いです.

そもそもは,ギターとアンプ,バッテリーを担いでの路上生活者でした.(笑)

PAを備えていないお店でも商用電源AC100V一口でもOK!をウリにしていたときもあります.


そんな環境でも演奏に集中したい為,装備には気を遣っていました.
(…さすがにマイクスタンドは無理ですが)


すべてのケースに常備しているものを紹介しますと…

替弦,ワインダー(ニッパー付き),クロス,カポタスト,音叉.

この程度でしたらメーカー純正ハードケースのネックピロウ下のポケットに私の経験上では充分収まります.


でもギタースタンドも常備したいのです.

路上ではPAを設置するには,ギターを持ったままでは不可能です.
(…準備する順番を考えれば可能ですけどネッ!)

でも,道行く通行人のみなさんにアピールするには

ギターは早い時期に出したい! ギターを環境に慣れさせる為にも.

よってギタースタンドは必需品です.


ハードケースのアクセサリポケットにも入るギタースタンドのアイデア商品が

当時の音屋にはありました.

PlaytechのEZ Standです.

改めて検索してみると,無いんですねぇ!






私が音屋で購入した当時は収納ポーチが付属していました.

最初の頃は組み立てが知恵の輪状態で時間がかかりましたが,

慣れれば一瞬で組み上がります.


今回手に入れたのは…

Bruff CGS-2000 アコースティックギター専用というもので,



ギターを置く腕の部分にブラジャーが巻いてありました.

プラスティックの梱包で,そのままでも大丈夫そうでしたが,

スモールパッキングをめざして



100円Shopで購入です.


これで,すべてのケースでフル装備になりました.


組み立て方ガイドです.