フィンガーピッキングの業界では
LEXICON LXP-1 は多くの方が愛用する代表的なリバーブです.
なんともいえないほどの繊細な減衰の仕方は
高級なホールで演奏しているかの如く観衆を包みます.
他の追随を許さないものがあります.
シミュレーションが主流になりつつある
音楽業界のエフェクタですが,
まさしくアルゴリズムの妙ですネッ!
LEXICONには良い耳を持ったエンジニアがいるに違いありません.
しかし,音が良くても使い勝手が悪いとダメです.(汗)
LXPシリーズは如何せん設計が古いです.
MIDIは備えているものの切替時にはせっかくの余韻が途切れてしまいます.
まぁフィンガーピッキングの業界では
曲の途中でプログラムを変更する必要があることは希ですが.
そこで私が注目しているのは LINE 6 POD HD 500 です.
2系統の入力を持ち,エフェクトは置き換え放題!
まだまだ作り込みは必要ですが…(笑)
ピックアップのお話を2回続けてさせて頂きましたが,
今回はいよいよエフェクタのお話です.
世の中には様々なエフェクタが販売されていますが,
アコースティック・ギターにとってリバーブは欠かせないものになっています.
その存在は,ギター本体,弦,ピックアップ,プリアンプに続くものだと思います.
クラシックのコンサート・ホールのように様々な残響を複雑に組み合わせ,
それぞれの周波数が,気持ち良く響き合う会場を作ることは
大変なお金と労力,さらに技術と知識が必要になってきます.
私の演奏できる会場ではほとんど無理です.(汗)
そんな残響感を作ってくれるのがリバーブです.
もはや楽器の一部としてトータルで考えなければならないものかもしれません.
Lexicon LXP-1はこの業界では無くてはならない存在ですし,
最近ではT.C. ElectronicのM350やNR-1,DigitechのRV-7が注目されています.
中でもRV-7はLexiconの技術を現代に復活させています.
基本的な設定を自宅で作り,
会場ではイコライザーで少しだけ設定というパターンでしょうか!?
設定方法の基礎的な手順はカテゴリーの「リバーブ」で紹介させて頂いたので割愛させて頂きますが,
せっかくのアコギの音色を上手に聴衆に届けたいものです.(*^-^)ニコ
今回はいよいよエフェクタのお話です.
世の中には様々なエフェクタが販売されていますが,
アコースティック・ギターにとってリバーブは欠かせないものになっています.
その存在は,ギター本体,弦,ピックアップ,プリアンプに続くものだと思います.
クラシックのコンサート・ホールのように様々な残響を複雑に組み合わせ,
それぞれの周波数が,気持ち良く響き合う会場を作ることは
大変なお金と労力,さらに技術と知識が必要になってきます.
私の演奏できる会場ではほとんど無理です.(汗)
そんな残響感を作ってくれるのがリバーブです.
もはや楽器の一部としてトータルで考えなければならないものかもしれません.
Lexicon LXP-1はこの業界では無くてはならない存在ですし,
最近ではT.C. ElectronicのM350やNR-1,DigitechのRV-7が注目されています.
中でもRV-7はLexiconの技術を現代に復活させています.
基本的な設定を自宅で作り,
会場ではイコライザーで少しだけ設定というパターンでしょうか!?
設定方法の基礎的な手順はカテゴリーの「リバーブ」で紹介させて頂いたので割愛させて頂きますが,
せっかくのアコギの音色を上手に聴衆に届けたいものです.(*^-^)ニコ
T.C. Electric NR-1には5つのツマミと5つのスイッチがあります.
まずはどんなリバーブタイプを選ぶのか?!
ライブではhallのchurchやclassic,
もしくはplateのsilverが私の好み.
録音にはroomのmediumかlargeってところでしょうか!?
5つのスイッチによって好みのタイプを選びましょう.
タイプが決まったら,次はそのタイプの設定です.
ここで5つのツマミが登場!
私の設定チャートですが,
1.
まずはリバーブの音がよく聞こえるように,
1番右のmix levelを2時くらいまで上げます.
NR-1の場合,12時で生:効果=1:1程度でしょうか.
実際に使うときには9~11時程度でなきゃ生音が効果音に埋まってしまいます.
2.
続いて残響が消えるまでの時間,1番左のツマミのdecayを調整します.
タイプによって異なりますが,前述のライブ用のタイプでしたら
曲のスピードに合わせて,12~3時くらいでしょうか.
気持ちの良いところを狙います.
3.
次に生音が効果音に埋まらないようにpre delayを調整します.
あんまり左へ回すと生音と効果音が分離できずに
モヤモヤした感じになってしまいます.
(これはこれでcolorでどうにかできますが)
私の場合は会場の跳ね返りを感じながら,曲に合わせて調整します.
おおむね,バラードで1~3時程度です.
スピードのある曲では10時くらいも気持ち良い!
ここまではLXP-1にも付いているツマミです.
LXP-1ではそれぞれ
mix,decay,delayと表現されます.
4.
ここからがNR-1やRV-7にはあるが,LXP-1にはない調整です.
効果音のトーンを味付けするツマミですが,
NR-1ではcolor,RV-7ではLivelinessと表現されます.
反射する壁の表面をイメージする感じになります.
私はちょっとハイよりで,効果音を印象づける味付けです.
ツマミの位置は1~2時程度です.
このツマミを左右に調整することで,生音とのトーンを変え,
うまく分離させることも不可能ではないです.
5.
TC独自のdynamicはとてもおもしろい効果です.
音符の繋がり方によって効果音の出方や消え方を変化させることができます.
音数が多いと効果音全体の大きさが小さく,
音数が少ないと効果音がはっきりとわかる大きさにすることができます.
曲全体を通して設定するとおもしろいです.
6.
最後に1.で設定してあったmixを調整し,
生音の邪魔にならないようにします.
最終的には9~11時程度でしょうか!?
欲を出すと生音は効果音に埋まってしまいます.
くれぐれもお気をつけ下さい.
このステップでしたら現場で調整するのも最短の時間で可能でしょう.
生ギターらしさを表現するも良し,
効果音を強調して異次元に浸るも良し.
試行錯誤を楽しんで下さい.
(⌒∇⌒)