武漢ウィルスと災害派遣の影響で
まだ大規模な訓練などが無いので
今回は 少し前に沖縄本島に配備された
地対艦ミサイルなどミサイル関連の話題です
沖縄本島に地対艦ミサイル、陸自新部隊を検討
沖縄本島と宮古島間の海域を中国海軍の艦艇が
頻繁に通過しているとして、陸上自衛隊が運用する
12式地対艦誘導弾(SSM)の新たな部隊を
沖縄本島に配備する方向で検討していることが分かった。
防衛省は射程を伸ばす研究開発を進めている12式
改良型を石垣島など沖縄に配備することも検討している。
改良型を石垣島など沖縄に配備することも検討している。
宮古島には既にSSM部隊の配備が進められ、
12式の配備が予定されているが、防衛省は中国を
牽制のために沖縄本島にも配備する必要があると判断した
年末までに策定される防衛大綱や中期防衛力整備計画
(中期防)への記載を想定している。
12式は射程約200キロで、沖縄本島と
宮古島の間約300キロをカバーできないとして、
両島に配備する計画だ
防衛省は宮古島のほか石垣島と鹿児島県の
奄美大島にもSSM部隊と地対空誘導弾部隊、
警備部隊の配備を既に決定している。
沖縄本島に管理部隊も設置する方針だ。
12式改良型は射程が約300キロに伸び
沖縄本島と宮古島の間をカバー可能となる。
研究開発中で試作段階に進んでおり、2023年
までに開発終了し装備化を予定している。
ryukyushimpoより一部抜粋
沖縄近海には新年そうそうに中国の商級原潜が姿を見せ
また中国船が引き起こしたタンカー事故の油が日本各地に
そんな中での沖縄本島への戦力増強は必須といえるでしょう
それから12式改良型について補足しておきます
この改良型は まず現在配備されている90式艦対艦ミサイル
SSM-1Bの後継となるミサイルが開発されます
この新型SSMは慣性航法とGPS誘導を組み合わせた
精密誘導能力の向上と推進システムの改良で90式の
射程が150Km程度に対して倍程度に延長される予定です
精密誘導能力の向上と推進システムの改良で90式の
射程が150Km程度に対して倍程度に延長される予定です
そして この新型SSMをベースとして地対艦ミサイルの
12式改良型が開発されるわけです
ついでに現在 研究されている新型の対艦ミサイルの
新技術にも少し触れておきます
アクティブ電波画像誘導システム
これは増えつつあるステルス艦艇などに対抗するための
新しい探知方式でドップラー周波数が低いうえに
クラッタ比も小さい低RCS目標を探知可能とするものです
ドップラー周波数が低く クラッタ比が小さい目標とは
移動速度が遅く 海面との反射波との差があまり無い
ということで 検知がとても難しいわけです
それをドップラービームシャープニングを用いて
高分解能化することでステルス艦なども探知可能と
するための研究です
航空装備研究所pdfより
これは空母等の大型目標攻撃に有効な弾頭です
タンデム型弾頭と呼ばれるもので 命中後に
まず先端部の第一の弾頭/先駆弾頭が爆発して
目標に穴を開け 弾頭自体をもぐりこませ
続いて主弾頭が敵艦内で炸裂する
つまり二段構えのwerhheadによって目標を
内部より破壊する優れものです
このために対衝撃用信管等が開発中です
おまけ記事
防衛装備庁の企画で 自衛隊関連の
公式放出品オークションが開催されました
さすがに操舵輪や操縦桿などには
50万の値が付きましたね
それで骨董品を含めて オークションの品と
いうのは商品の状態はもちろんですが
希少性/レア度と来歴が重視されます
その点のこうした公的機関からの放出品は
これらの条件を備えるので 今後もっと
人気を呼びそうですね
* ランキングに参加しています
ノ・ω・)↓をポチッをよろしく願いますにほんブログ村
当サイトのプライバシーポリシー
ブロトピ:ブログ更新しました
#軍事防衛
#自衛隊オークション #地対艦ミサイル #陸自 #12式地対艦誘導弾 #中国 #SSM
#ミサイル #シーバスター弾 #沖縄 #防衛 #自衛隊
#ちんすこう #アヒャー網