大和タケル
中国によるスプラトリー諸島の軍事力の
増強に歯止めがかからない状態になってきました
要塞島に爆撃機発着
中国国防省は空軍の爆撃機「轟6K」など
複数の爆撃機が「南部海域の島しょ」で
離着陸訓練を実施したと発表した。
「全方位に攻撃する能力を高めた」と強調した
事実であれば南シナ海での爆撃機の離着陸は初めて
中国の南シナ海進出に反発する米国をけん制する
狙いがあるとみられる
「具体的な場所は不明だが、パラセル諸島の
ウッディー島だと思われる
将来的には戦闘機が離着陸訓練するだろう」
CSIS/グレーザー上級顧問談 共同より一部抜粋
轟6Kは最近 台湾周回などでよく姿を見せています
もうベースとっている機体はロートルですが
搭載できる巡航ミサイル長剣は射程1500Km以上あり
要注意です
南シナ海に中国の航空基地が完備され 爆撃機の
整備や給油が行われれば射程はもっと延びます
ここでは南シナ海を中心に一応 H6の戦闘行動半径と
長剣を併せたレンジを 約4000Kmと仮定して作った
図を載せておきます
これだとASEANのほぼ全域と日本の大半 それに
オーストラリア大陸の北側半分は射程内に入ります
この他にも 中国が要塞島に持ち込んでいる
兵器は増加の一途を辿っています
中国、南沙にミサイル初配備
中国がスプラトリー諸島に対艦巡航ミサイルと
地対空ミサイルを配備したと報じた。
事実であれば南沙諸島へのミサイル配備は初めてで、
中国による軍事拠点化が一段と強まったことになる。
CNBCテレビより一部抜粋
持ち込まれたミサイルはYJ-18の可能性もあります
これは2015年あたりから言及されはじめた新しい
ミサイルで解っていない部分が多いです
ロシア製クラブ対艦ミサイルをベースとしていて
これなら射程200Km程度なんですが 改良が加えられ
500Kmを超えるという説まであります
弾頭も150Kg〜300Kgまで諸説あり判然としません
ひょっとすると弾頭重量を抑えつつ
射程を延ばした可能性もあります
理由は米国と対峙した場合 制空権が取れないので
なるべく遠距離から このミサイルを撃ち込む戦術
を想定していると考えられるからです
更にECM装置も配備へ
米国防当局者は中国がスプラトリー諸島の
人工島に電波妨害装置を配備したと話した
また妨害装置は軍事目的にのみ使用される
と指摘し、中国による軍事拠点化の加速に
警戒感を示した/ WSJより一部抜粋
当然と嘯く中国
中国国防省は南沙諸島は中国国有の領土だと
主張した上で「必要な国土防衛施設を設置
するのは主権国家の当然の権利だ」と強調した
なるほど それならば日本がF-3戦闘機に
多目的護衛艦極超音速ミサイルなどどのような
軍事的装備をしようと文句は言われないはず
もし中国からなにか因縁をつけられたら
「主権国家の当然の権利」という言葉を
中国の顔面に叩きつけてやりましょう
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#艦船 #対艦巡航ミサイル #YJ18 #ミサイル
久しぶりのホビーコーナーにいってみます
今回は60式自走無反動砲
ファインモールド1/35です
これは日本のオリジナリティに溢れた
素晴らしいAFVです
ファインモの立派なパンフ型組立図に
詳しい解説が載ってますがこの車両は
AFVから撤退したコマツが作ったもので
当時 61式戦車も開発中でまだまだ戦車が
少ない戦力を補うための小型の装甲車両です
60式自走無反動砲はWW2末期に活躍した
駆逐戦車の系譜に連なる対戦車兵器なわけです
それから このキット 組んでいる時に
何度も1/48じゃないだろうなぁ?と思いました
手の平に乗るぐらい本当にちっちゃいですよ
なんしろ 小さい かわいい 装甲薄いと
三拍子揃っているチハたんと比べても
「隣のチハが 大きく見えま~す」
61式MBTなんかティーゲルかと思えるくらいです
さすが豆タンと呼ばれてだけはあります
ちっさい言うな お遊びはここまでだっ!
ヘッツァーとは違うのだよ
極限まで低姿勢で待ち伏せ攻撃をするんですが
無砲塔のヘッツァーやヤークトパンターとは
和製駆逐戦車は一味違います
ここでおもしろいのが いざ攻撃となると
隠れていた砲塔が現れ射撃態勢をとることです
変形といえば大げさかもしれませんが
この時に車長兼射撃手は外から見える
構造なんです
自らカットモデルみたいなるメカってのは
本当にユニークです
ファインモのキットは細かいパーツぎっしり
ですが比較的組みやすいです
特筆すべきは 組み立て式キャタの組安さでした
精度がいいのできっちりと組めます
最初はODにしようと思っていましたが
二色迷彩がかっこよかったのでこっちにしました
ただ主役の106mm無反動砲まで塗るとのっぺり
するのであえて黒鉄色にしてあります
最後は せっかくSFチックなデザインなので
メカゴジラと夢の対決シーンです
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#60式自走無反動砲 #AFV #装甲車 #小銃 #機関銃 #プラモデル #陸自 #戦車 #チハ
★陸自ヘリにレーザー照射 ジブチから
沖縄まで繰り返される照射事件
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#JGSDF #helicopter #laserirradiation #visionloss
過去に調査された結果 米軍の装備品に
相当数の中国製が混じっていました
天下の米軍も騙された格好です/大和タケル
実は中国製!
米国メーカーが軍用品を自国製に
偽装し80億円の荒稼ぎ
米軍に軍用ブーツを納品していた米メーカーが、
中国製ブーツを米国製に偽装した問題で
このメーカーが起訴された
このメーカーはベトナム戦争時にも
軍用ブーツを提供していた歴史あるメーカーで、
米国の業界内ではよく知られた存在だった
米紙によると、このメーカーは中国企業に
ブーツを作らせた後、中国製と書かれた
タグを取り外しができるように細工するよう指示し、
米国の工場に運送し米国製のタグに差し替えていた。
偽装軍用ブーツは8100万ドル(約81億円)に上る
これは下請けが中国工場だったとかいう
程度ではなくタグそのものをつけかえていた
いわば産地偽装品で相当に悪質です
掲揚する国旗まで中国製だった
コストが安いことから米国では中国製の
国旗を使用していたが、その後米国製の使用に
限るとの法案が可決された。
「軍隊は国を代表する存在でデリケートな
分野のため中国製を拒否するのは当然のこと」と
報じており、米国では同様の政治家が多い
USAトゥデイ より
おまけにFBI職員まで中華スパイだった
FBI勤務の中国系職員
中国政府に機密情報を流す
米司法当局はFBIのニューヨーク支局勤務の
中国系米国人のクン・シャン・チュンが
中国に機密情報を不正に流していたと発表した。
チュンは今年3月に逮捕されるまで5年近くに
わたり、依頼に応じて収集した「高度な機密情報」
を中国側に提供していたという。
犯罪やテロを取りしまる側のFBIが中国スパイを
飼っていたとは モルダーも疲れるわけですなぁ
┐(´д`)┌ヤレヤレ
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対中姿勢への本気度が伝わってくる内容です
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日本で開発中の高機動パワードスーツ
日本の陸上装備研究所や先進技術推進センター
では下肢サポート用の外骨格モデルが
開発されています
現在 室内でのテストを終えて
野外フィールドでの試験を行う
ところまでいっているようです
二足歩行型兵器に進化の可能性はあるか?
宇宙の戦士に載せられていたイラスト 早川/ぬえ
これらの研究が 進んだ場合にもっと強力な
兵装に進化する可能性があるでしょうか?
ここでは あまりうるさいことをいわずに
ちょっと自由に想像してみましょう
元々パワードスーツという言葉は米国の
ロバートハインラインが"宇宙の戦士"という
作品中で 機動歩兵が用いるパワーアシスト
する能力を持った戦闘用宇宙服でした
彼はベトナム戦争でチョッパーから飛び出す
G.Iらを見て この構想を持ったようです
作中では核弾頭ミサイルまで搭載できる
強力な兵器でした
現在はまだまだ初歩的な段階ですが
戦車の英Mark1と
最新MBTの進化と比較すれば 将来的には
軽量で強い複合材装甲とFBWのような神経系
全身の各種スキンセンサーを統合して情報分析
するA.I等を搭載した新型兵装
個人用被服兵器/Man-Wearable-Weapon/MWW
なんていうのが登場するのは決して
夢物語ではないでしょう
その一つの理由として科学技術とは少し違う
観点が挙げられます
それは"兵士を殺しにくくなっている
"傾向が続いているからです
解りにくい表現かもしれませんが
一例をロシア軍にとってみます
ロシア/旧ソ連とドイツがWW2で戦った
有名なクルスクの戦い
勝ったロシア側は86万人もの犠牲者を
出しています
このクルスク戦闘は1943年7月4日から
8月27日の正味約二ヶ月に行われたので
たった一ヶ月で43万人 一日当たり14300人も
失った計算になります
(※この数字には戦傷と捕虜も含まれている)
またロシアは地雷除去のために歩兵を
戦車の前に歩かせていたことも知られています
こんなロシアでさえ 現在ではアルマータ等の
設計を見ると無人砲塔やフロントエンジン
(IFVタイプ)などに人数削減とクルー保護の
姿勢が見られてきています
つまり兵士を湯水の如く消費していた
ロシアでさえ人海戦術など とれなく
なっている一端が見えます
サンライズ/ボトムズのAT 管理者製作のオレタコ
歩兵の成り手も減り 損耗も減らし
なをかつ戦力も維持するためには
兵士一人一人の装備を火力防御力共に
強化するしかないでしょう
むろん戦闘用ドローンなども 今後は
大いに発展するでしょうが 敵地の占領と
いうミッションが歩兵の領分であることは
今後もかわらないでしょう
歩兵一人で戦車以上の威力を持った
ロボットアニメのようなところまで
進化するのは 遥かに未来でしょうが
例えばPCがスマホに押され少数派に
なりつつあるように軍事技術の進化に
よっては将来的には いまとは逆に
個人兵器(MWW)>MBTとなることも
ありえると思われます
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