―新宿始発池袋行き―

ゆる鉄と工作が好きな埼京民の足跡。
実車、模型、その他日常を。

お粗末ですが、どうぞゆったりと…。

埼京線終夜運転2014

2014-01-02 23:41:00 | JR埼京線

目的
・埼京線205系の最後となる終夜運転を記録する。
・終夜臨の運用の簡易ダイヤを作成する。
・終夜臨の組み方や去年との比較、及びそれらの考察を行う。

概要
使用切符:Suica(普通乗車券)
期間:2014年1月1日(水)
観測範囲:赤羽~新宿

観測方法
NHKのゆく年くる年を見た後、赤羽駅より開始。
赤羽→新宿→池袋→十条 と移動し、各充当編成、列車番号を記録。
終夜臨の最終を撮った後は205系の撮影を続行。

※初日の出1時間前までには自宅に帰ること。

結果
以下、各運用についた編成別に載せていくものとする。
注.枚数が多いため、サムネイルでの掲載とする(クリック→通常サイズ)。

【ハエ22編成】


写真1 上り9009K(赤羽)①


写真2 上り9009K(赤羽)②


写真3 下り9208K(池袋)①


写真4 下り9208K(池袋)②


写真5 下り9341K(十条)


写真6 上り440K(十条)


写真7 下り541K(十条)


【ハエ103編成】


写真8 上り9110K(新宿)


写真9 下り9211K(池袋)

【ハエ110編成】


写真10 下り9157K(池袋)


写真11 上り9356K(十条)


以上の結果及び、以上3編成が就いた1日の運用をもとに作成した簡易ダイヤを図1に示す。


図1 埼京線終夜運転簡易ダイヤグラム

考察
 まず、ハエ22編成の就いた09運用。
これは前日、31日の運用を延長する形で終夜臨としたことが分かる。休日09運用は大崎停泊である
ため、これを新木場まで延長、終夜臨スジへ入れたことが見て取れる。また、写真5では列番下2桁が
41となっているが、これは池袋駅からは当駅始発の441Kのスジに乗っているためと分かる。終夜臨
後は41運用として赤羽→池袋の赤羽線運用に就き、541Kとして川越へ向かった。

 次に、ハエ103編成が就いた11運用。
これも前日、31日の運用を延長する形で終夜臨としたことが分かる。休日11運用は大宮終の運用で
あるので、そのまま折り返し9110Kとしたことが分かる。また、終夜臨の終着は同じ大宮であり、その
まま大宮始発の53運用に就いたようである。ちなみに、去年は当該の終夜臨は9?43運用であり、こ
れは休日11運用も休日43運用も同じ大宮駅、0時台終着の列車であることから、運行側の都合で変
更したものと思われる。

 最後に、ハエ110編成が就いた57運用。
これも前日、31日の運用を(以下略)。57運用は池袋終の運用であるので、これを新木場まで延長した9056Kとして終夜臨スジに入れたものであると分かる。また、終夜臨の終着は大崎であり、夜明け後、デジャヴを感じつつも大崎始発57運用として運用に就いたようである。

 以上、各運用の考察を行ったが、ここで面白いのは本来、ハエ22編成が担当するはずだった大崎始発57運用を、池袋終のはずだったハエ110編成の終夜臨57運用が補っていて、その池袋終→始発の運用をハエ22の終夜臨41運用が補っている点である。回送を出さないための当たり前のことかもしれないが、なかなか見ていて面白い。 言うまでもなく、ハエ103編成の11運用は一往復して元いた場所に戻っているので、なんら問題ないとわかる。


まとめ(感想)
 まず、埼京線205系最後の終夜運転を記録することが出来た。余談だが、見事に今年初めて見た
電車*初撮りの電車となった(ちなみに初夢は埼京線205系の撮り鉄でした…)。また去年、終夜臨
に就いていた編成はハエ8、ハエ22、ハエ29で、2編成は未だ現役なのである!逆にハエ8編成は
真っ先に長野へ送られた編成であり、これは天の悪戯か何かかと思わずにはいられない。
 次に、お粗末ながら簡易ダイヤグラムを作成することが出来た。ダイヤグラムとして可視化すること
により、運行する側の思惑工夫のようなものを垣間見ることも出来た。なにより時刻が揃っていて、ダ
イヤが綺麗(笑)。
 最後に、去年同様、新宿駅2番線には車庫から締め出された編成が止まっていた(写真12)。大晦
日は休日13運用、元旦は55運用であったようである。


写真12 ハエ107 さいたま川越ラッピング(新宿)


写真13 元旦、初日の出前から45運用で走るハエ18編成(十条)


写真14 正月早朝の商店街を205系が走り抜ける。来年からは見られない光景。(十条)


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