今年最後の呼吸のダンス ワークショップは身体を意識して緩めていき、非日常の身体と意識を持つように身体を歩かせました。
ところで私たちはお金と生活が現実世界だと考えています。しかし例えば人と動物はコミュニケーションが取れると考えますが、植物とはコミュニケーションが取れないと考えます。しかし同じ生物同士であるにもかかわらず動物はわかり合えて、植物とはわかり合えないとなぜ言えるのでしょうか。私たちは違う現実、違う世界を見なさすぎのように感じるのです。今日のワークでは別の現実に向かう身体を意識するためにひたすら歩き、だんだんとダンスらしい動きを動かし続けました。
外の世界と内側の身体の意識が同じになるまで、身体からおもしろい動きが出てもおもしろくない動きが出てきてもとにかく身体を動かし続けます。
そしてバッハの平均律クラヴィーア曲集の中から三曲を流し、床を踏む足をしっかりと意識し、時折新たな動きを生み出す身体を動かし続けました。
こうして今年最後の呼吸のダンス ワークショップは終わりました。2020年は2月23日からワークショップを始めます。