猛暑の中お元気でお過ごしでしょうか。
あきのりは今大きな変化を経験しています。
以前このブログに書きましたが、今年の春から右腕がだんだんと麻痺していてこのひと月でいろいろなお医者様に診てもらったのですが、原因は結局わからずじまいでした。今これは何か自分には見えない存在から自分の体にもっと注意を払いなさいという指示なのだと考え、リハビリを続けています。
そして右腕の不調にともなって、自分の中のクリエイティビティ(創造力)が下がってきて、踊ったり演奏するといった創作力が下がってきました。体の不調と創造力の不調がリンクしているのがひしひしと感じています。なにしろやる気が出ません。自分にハッパかけても体と心が動かないので、これも何か見えない存在が創造をストップさせていると考えることにしました。
右手の不調を治すために長年続けてきたアルバイトも辞めることにしたことも大きな変化でした。
そして先週から京都芸術センターの制作室を10月に企画しているダンスの制作で借りています。これがとても心地いいスペースで、心の底からホッとして、自分自身を見つめる作業をするのに使っています。自室ではやる気と気迫を入れてから作品を制作する事が多いので、必然的に自宅が緊張感あふれる空間になり、リラックスする事がしにくくなります。これも創作するスペースを持たないアーティストの苦労だと考えてはいたのですが、昨今のコロナウイルスの流行も相まってさらに自宅がくつろげる時間が持ちにくく、大変です。そのため今使っている京都芸術センターの制作室の存在はあきのりにとってとても大きいものです。
アヤミ ヤスヨのもう一つの大きな変化は、栃本が制作スペースを作る準備をしていて、これは今までお互いが一緒に創作活動していたものが、昨年からお互いの創作のスタンスに変化を感じたものが形になりました。栃本はもっと自分の個性を絵画作品に出す準備をしています。
この一連の出来事はあきのりにとって身体と魂とを強くつなげて、なにか自分に降りてきたものを表現しやすくするための過程だと思っています。
写真は1ヶ月前の夕焼け。猛烈です。