秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

身体を躍らせて鳴く

まだ6月なのにこの暑さはなんやねんってツッコみたい。夜も寝苦しい毎日ですが皆さまはお元気でお過ごしでしょうか。

最近のあきのりは即興音楽家の向井千惠さんのSESSION21に参加したり、大阪河内長野市の金剛山奥にある水の杜へ行って切った竹を炭にするお手伝いをしたり、西成の子供たちの撮影をしたり、音楽の企画や自分にできることがなにがあるかをもゃぁ〜と考えながら忙しく毎日を過ごしています。

竹をドラム缶で焼いて土壌改良用の炭にしています

 

 

その合間の先週に京都鞍馬口のSocial Kitchenの2階でダンスの稽古をしてみました。

ここはダンスをするあきのりを育てて励ましてくれたような場所で、このスペースで稽古をするのは昨年のワークショップ以来です。早速動きやすい服に着替えたら、立ったまま力を抜いて呼吸を整え、早速部屋の中をゆっくりと軽やかに歩き回りました。

徐々に身体が部屋になじみ、ノってくると腕を振りながらスキップしたり歩いたりと好きなように身体を動かすその心地よさに心が弾みます。

無音で歩くのに飽きてきたので、iphoneでYouTubeのアプリを立ち上げ、バッハの平均律クラヴィーアやヘンデルのバイオリンソナタを流して身体を好きに踊らせたら、ここ最近の身の回りの変化をキツく感じて身体に隠していた想いが大好きな音楽の力もあって、なんと目から涙がにじみ出てきました。

息を吐いて身体を空っぽにして好きなだけ踊り、休み、また踊るを繰り返していました。自分がいかにダンスが好きかを再認識させられ、うまく踊れないけれども踊りとつながることによって人生を生きられ、目からふきでる涙があきのりが小学生時分に何にでも感動していたことを痛烈に思い出しました。

踊ることで身体の中にしまってある想いが噴き出ることがよくあります。身体と心は日常を無事に過ごせるように別れて存在しながらも深い部分はつながっていてワタシを守ってくれています。

ヒトは身体を動かすと気持ちも動くように設計されていて感動しやすくなります。ちょっとだけでも、人目につかないところでも構いません。ぜひ踊ってみてください。うまく踊ろうとか考えずにただ身体をスゥイングさせること、これで十分です。楽しんでみてください。

そんなことを見つけることができた稽古でした。

 

 

まだまだ暑い日がこれからも続くようです。コロナウイルスの流行も一昨年に比べるともうグダグダ感満載です。そのうちマスク生活もなくなるでしょう。過ごしづらいこの時期、ぜひお体とご自身を甘やかしてあげてくださいね。


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