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秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

music & Body & Kokyu

4月19日のベアーズでのライヴはターンテーブルの針の音のサンプルのみを使って演奏をしました。
音源や機材に制限があるととても想像力がはたらきます。
レコードの内周を滑走する針の音は無味乾燥な音です。感情も何もありません。でもその無感情な音は、こちらの手をかけることに研磨されさまざまな音色に変化します。この日のライヴに来てくださったお客様でターンテーブルの針の音だということに気がついた方はいらっしゃいませんでした。
そうしたリアルタイムに加工する音はフリーフォームな音の断片になって飛んでいきます。でもそれは音楽の形をとっています。音楽を演奏するという意識が音の断片を音楽にまとまらせます。
演奏後お客様が感激して声をかけてくださったことはとってもうれしかったです。決してわかりやすい音楽ではありませんが、とてもダイレクトな反応を受けることが私を勇気づけてくれます。
毎回違う演奏をしています。一回一回がもう二度とない音楽です。5月5日のギャルリー チガーヌでのライヴにぜひお越しになって楽しんでください。

 

明日は京都での特別ワークショップです。京都でワークショップをやることなんて今まで考えられませんでした。

シンプルに、この稽古をはじめたときのように順を追ってワークをたどっていきます。

明日お楽しみに。

 

On April 19th the Bears payed with only the sampler used turntable's needle sound.

I have very imagination if there are restrictions on sound sources and equipment. The sound of a needle have no emotion. But when I play it that soundless sound changes to various sound. There was not one who noticed that the audience was the sound of the turntable's needle.

Such real-time processed sounds turn into free-form sound fragments. The consciousness to play music makes music fragments into music.

I was very happy that I cound talk to the impressed audience after playing. A very direct response encourages me. I played differenct music every time. Once time is music that is never again. Please come next my play on May 5th.

 

Tomorrow is a special WS in Kyoto. I never thought of WS in Kyoto. Simply, we will step through the work as we did  when we started this lesson.

Look forward to tomorrow.


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