作品に使う音楽について、振付と構成と演出と対等に考えました。
振付に付き従うために音楽があるのではなく、ダンスと対等に音楽が存在する。
空間と音楽
ダンスと音楽
色と音楽
思考と音楽
空気と音楽
構成と音楽
作品と音楽
言い出したらきりがありませんが、いろんな思考の中で、ダンスを作るのと同時にさまざまな音楽を聴きました。
この半年の間にレンタルしたり購入した音源は膨大になります。
音楽について、空気を意識するように意識しました。
そうした中、いくつもの仮トラックを作り、栃本に渡し、作品についての様相を伝えていく作業が続きました。
栃本のパートは、モーツァルトのクラリネット協奏曲イ長調のAdagioを選びました。
このモーツァルトの曲は、いいBGMになりそうな感じでは聴けますが、よく聴くと、かなり骨の通った芯のあるクラリネットとオケが存在する曲です。
秋紀のパートには、さまざまな音源が試され、とっかえひっかえの連続になりました。
絶えずMDで編集を繰り返しながら、音と振りとの勝負を繰り返しました。
いろんな音でダンスを自分の身体で試し、ダメであればやり直し。
ノイズ系からテクノ、音響系から、クラシックまで、さまざまな音と身体との挑戦でした。
身体で思考し、それに伴う音楽とは?が大きな課題でした。
どちらが主役になるのではない、ダンスと音楽との狭間で身体は思考していったように感じています。
そうした中、公演一週間前に全体の音源が固まりました。
構成していったものの振りと音楽を合わせていき、この作品が出来ました。
そして、『a.y'』が出来ました。
作品は御覧になられた方の残された記憶の残像でしか残らないことを作るとき意識しました。
二度と戻ってこない時間を経て。
今ayami yasuyhoが活動しています。
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よしえ
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