秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

project for survival vol.1 (jp)


昨年からワークショップ会場などでお見せしたりしましたが、いよいよayami yasuyhoの新作作品『project for survival』の発売が始まりました。この『project for survival』ができるまでについて数回に分けてこのブログで紹介します。
 

『project for survival』は、2014年[kho of aza]公演後の9月に、香川県の豊島に行ったときに撮影した写真とフィールドレコーディングからつくりだした写真集とアルバムのセットになった作品です。

2014年8月30日、ayami yasuyhoは[kho of aza]公演を終えました。公演後の私たちは、自分たちがまだまだ未熟で、作品世界を形にする力がまだ足りないと考え、その反省とこれからどのようにグループを活動していくかについての先の見えないイライラした時間を過ごしていました。


そんなとき、日々作品を作っている自宅にいることが疲れましたあきのりはふと、電車か船、もしくはバスに乗ってどこか旅行に行くことを思いつきました。そこで日本地図を広げてどこがいいのか行き先を考えました。今まで行ったことのない場所はどこだろうか、あまり遠くに行くのはスケジュールの都合がつかない。悶々と地図を眺めているうちにいつかネットで見かけた瀬戸内海に浮かぶ香川県の島、豊島を思い出しました。豊島は香川県からフェリー一本で行けるし、手間もお金もあまりかからない、そして近年瀬戸内芸術祭の会場にもなっている、そしてここしばらく島に行ったことがないので、神戸から船を乗り継いでいくことが新鮮に感じられたのです。


急遽豊島にあるたかまつ屋に宿を予約してこのブログにお休みのお知らせを載せ、夜の10時30分に六甲長峰台のうちから阪急六甲駅まで歩きました。この出発の時からただ記録したい気持ちからフィールドレコーディングをはじめます。11時30分過ぎに阪急神戸三宮に到着。歩いて神戸港に着いて神戸、高松間のジャンボフェリーのチケットを二枚買って待合室で今から始まる船旅にドキドキ、そして乗船開始。

ジャンボフェリーは広い。そしてきれいな船内。私たちが船に見入って写真を撮っている間に深夜1時になり、フェリーはいよいよ出発。神戸から離れていく船内にエンジン音が響き、大学生らしき人たちが騒ぎ、私たちは船内を見学。三階のフロアの絨毯は普段過ごす家とは違う新鮮な居心地の良さに興奮して過ごすうちにいつしか疲れて私たちはうたた寝します。

続く。



『project for survival』はこちらから購入できます。→ayami yasuyho base 『project for survival』

もしくはayami yasuyho contacts form、ayamiyasuyho.ay@gmail.comまでお問い合わせください。


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