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秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

変化すること

変化は徐々に、しかし確実に訪れます。

2月14日のChangeや、3月1日にend of thinkingに予感のようなものをBlogに綴りましたが、それは確実なものになりました。

『変化』という言葉には、あやふやな質感があります。化学実験にも使うし、ものの色や形が変わることにも使うし、イメージや生きる有様にも『変わる』という言葉が使われます。

しかし私が今使う『変化』はそんなあやふやな感じではなく、『激変』とか『変貌』という言葉の方が伝わりやすいくらいです。

で、なにが変化したのか?

普段の作品制作のあり方が変わりました。今までも身体をリセットしてそこから自分のオリジナルをあらわにして、作品を生み出してきました。それがもっと身体性を研ぎすませることが必要になりました。もっというならハードになりました。稽古場に入ってから休憩以外ずっと身体を動かしています。終わったらヘトヘトになります。しかし身体と精神は元気なのです。今メンバーがおのおの成長して、強度のある深い作品を生み出そうとしています。パフォーマンス作品や音楽作品は今までよりもっと違うものになるでしょう。それは私たち自身の作品をつくるあり方〜以前から実践してきた、自分の中からリアルタイムにその場で作品を生成していく制作方法〜が定まってきたからです。うまれた作品にはパワーがあります。

もう一つはボディ&呼吸 ワークショップの内容が分かりやすくなりました。それは京都 Social Kitchenでの二日間の特別ワークショップを経験したことが大きいです。いつも呼吸から身体の感覚を高めるやり方については悩みますが、4月からコミスタ神戸でワークショップをする中でその方法が定まってきました。上級者にはハイレベルな内容で、初心者にはストレッチを交えて基礎からはじめます。そしてこのワークショップは誰でも受講することはできますが、受講生に必然性が求められます。このワークショップはだれにでも必要なものではありません。身体や自分自身を気にしない人には無用です。しかし自分と向き合うことが必要な人にとってはとても必要なものでしょう。

コミスタ神戸で制作やワークショップを開催するようになって10年以上たちました。そろそろこの場所を変える時期が近づいているかもしれません。


 

私たちはどこまで自分の力で作品をつくれるのかとても興味があります。そしてもっと作品をつくりつづけます。つくった作品は私たちに好意的な地域、場所で発表します。

ワークショップは現在の体制から縮小することを考えています。詳細は近日中に発表します。

 

変化はこうした心境と環境の両面から訪れます。『変化』とは自分が求めていたありかたへと意識して変わることなのでしょう。

 

 

これからもayami yasuyhoをよろしくお願いいたします。


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