犬
「大きい」の上にてぼを付けて「犬」
「いぬ」
平仮名で書くと、いろんな意味をもつ。
1、動物の一種。哺乳類で、人間のペットとしても馴染みが深い、犬。
2、「帰る」の方言。
(例)すぐいぬからそない気ぃつかわんで。
(すぐに帰るからそんなに気を遣わないで)
日本語っておもしろい。
方言の「いぬ」は私たちでもほとんど使わなくて、おばちゃんの言い回しにちょろっと耳にするくらいだけど、そのぶん、言葉そのものに温かみがあって。
「あんたさん」
あんた(あなた)にも「さん」をつける。日本語としては間違った言い回しかもしれないけど、身近な人に対する敬意とか気遣いの現れだよね。
こういう言葉ってさ、年の功で温かみを出すっていうか、私たちが言ったところで、嫌みったらしくなっちゃうだけなんだよね。
たくさんたくさんしゃべってきたおばちゃん、おじいちゃんだから、ことばがもっている温かみを表現、もしくは、何気ないことばに気持ちを込めることができるんだと思う。
ことばって、遣う人によって色を変える。
人を傷つける刃物にもなるし、人を癒す薬にもなる。
ふしぎだね。
「大きい」の上にてぼを付けて「犬」
「いぬ」
平仮名で書くと、いろんな意味をもつ。
1、動物の一種。哺乳類で、人間のペットとしても馴染みが深い、犬。
2、「帰る」の方言。
(例)すぐいぬからそない気ぃつかわんで。
(すぐに帰るからそんなに気を遣わないで)
日本語っておもしろい。
方言の「いぬ」は私たちでもほとんど使わなくて、おばちゃんの言い回しにちょろっと耳にするくらいだけど、そのぶん、言葉そのものに温かみがあって。
「あんたさん」
あんた(あなた)にも「さん」をつける。日本語としては間違った言い回しかもしれないけど、身近な人に対する敬意とか気遣いの現れだよね。
こういう言葉ってさ、年の功で温かみを出すっていうか、私たちが言ったところで、嫌みったらしくなっちゃうだけなんだよね。
たくさんたくさんしゃべってきたおばちゃん、おじいちゃんだから、ことばがもっている温かみを表現、もしくは、何気ないことばに気持ちを込めることができるんだと思う。
ことばって、遣う人によって色を変える。
人を傷つける刃物にもなるし、人を癒す薬にもなる。
ふしぎだね。