「中国人とうまくつきあう実践テクニック」 プライベートブログ

中国人理解/異文化理解、「本」やコラム、公式ブログには書ききれなかったホンネを綴る

「中国人の面子(メンツ)」出版報告会

2011-05-26 20:46:51 | ◆セミナー開催情報
5月25日、アジアITビジネス研究会にて「中国人の面子(メンツ)」の
「出版報告会」を虎ノ門の弁理士会館で実施させていただきました。
たくさんの皆さんにお集まりいただき、中国人の面子について
お話を聞いていただき、ありがとうござました。


◆報告会後の「懇親会」でも、激励のお言葉や内容についての感想をいきただきました。
 発売「2日目」で、すでに本を最後まで読んでいた方もいらっしゃいました。
 しっかり感想をお聞かせいただき、たいへん嬉しく思いました。
 やはりみなさん「キティちゃん・・・」のところが印象に残っているようで・・・
 (実はここは編集者に原稿カットを迫られたところですが・・・)
 復活折衝で原稿を残してよかったと思います。
 (編集者曰く「この本で本当に読んで欲しいメッセージはそこではない」とのコメント)

◆1冊目の本は書きたいことを思いっきり書かせてもらったのですが・・・
 今回の2冊目になる「中国人の面子(メンツ)」は、20万字以上の書き下ろし原稿を
 章をまたぐ項目の組み換えや書き直し、書き加えを重ねて
 最終的には編集者の判断で16万字にまで絞りに絞って完成させました。
 本を作るという工程でのエピソードは・・・
 また追ってブログでも紹介したいと思います。
 カットされた((+_+) 4万分のエピソードも(おもしろいのあるんだけどなぁ・・・)
 ちょっとづつブログで紹介していきたいと思います。


◆報告会の後で皆さんから「本にサインを・・・」というお言葉をいただきました・・・
 涙がでるほど嬉しい気持ちで、恐縮ですがサインをさせていただきました。


 ■我死するそのときは、天に返すこの命・・・

  高き官に昇ると思い定めて、死を恐れずに、わが道を行く。


 ■疲れたかい、苦しいかい、もう諦めて帰るかい・・・

  けれど俺は同じ道を、笑って通ったことがある。


 ■死するまで天より賜ふこの命、為すべき道は生かされし道・・・

  天任ずるままに、この地を翔ける。


 
 司馬遼太郎が「竜馬がいく」で竜馬に言わせた言葉です。
 若干、言葉の組み換えがありますが・・・

 本には「為すべき道は生かされし道」と書かせていただくことにしています。
 
 どのフレーズも好きな言葉ですが・・・、
 長々と書かせていただくわけにもいきませんので・・・
 「為すべき道は生かされし道」と書かせていただくことにしています。

 中国人とうまくつきあっていくにはどうしたらいいか・・・
 中国ビジネスで大切なのは人と人との信頼関係とネットワーク・・・
 人と人、ビジネスとビジネス、アジアを繋ぐこと・・・
 こんな思いで2冊の本を執筆してきましたが、

 「為すべき道」が見つかったことは幸せなことであり、
 自分はそのために「生かされている」ことを信じて、
 高き官に昇ると思い定めて、天任ずるままに(任天)がんばっていきたいと思います。



 ■為すべき道は、生かされし道


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「中国ビジネススキル/自己診断チェックリスト」無料提供

2011-05-25 09:54:11 | ■中国人の価値観と仕事観
「中国ビジネススキル/自己診断チェックリスト」とは・・・

 知ってさえおけば絶対に起こさなくてすみコミュニケーションギャップがあります。
 「時計を送ってはいけない」とか、
 「お酒を飲むときにひとりでちびちび飲んでいてはいけない」とか、
 「お土産を渡すときに、皆さんでお召し上がりくださいと言ってはいけない」とか、
 こういった点が代表的な事例です。

 知らなかったというだけでつい犯してしまうミスです。
 どんな点を事前に知っておくべきか、
 どんな点に注意すべきか、
 知っている点と知らない点を自分自身で確認するのが、
 「自己診断チェックリスト」です。


 ぜひ、本の感想をお寄せください。
 ご感想、ご意見など、ご批判やお気づきの点についてのメールも歓迎です。
 ご感想をお聞かせいただいた皆さん全員に
 「自己診断チェックリスト」を折り返しメールPDFにてお送りします。

 よろしくお願いします。

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為すべき道は、生かされし道

2011-05-25 03:50:39 | ■竜 馬
報告会の後で皆さんから「本にサインを・・・」というお言葉をいただきました・・・
涙がでるほど嬉しい気持ちで、恐縮ですがサインをさせていただきました。


 ■我死するそのときは、天に返すこの命・・・

  高き官に昇ると思い定めて、死を恐れずに、わが道を行く。


 ■疲れたかい、苦しいかい、もう諦めて帰るかい・・・

  けれど俺は同じ道を、笑って通ったことがある。


 ■死するまで天より賜ふこの命、為すべき道は生かされし道・・・

  天任ずるままに、この地を翔ける。


 
 司馬遼太郎が「竜馬がいく」で竜馬に言わせた言葉です。
 若干、言葉の組み換えがありますが・・・

 本には「為すべき道は生かされし道」と書かせていただくことにしています。
 
 どのフレーズも好きな言葉ですが・・・、
 長々と書かせていただくわけにもいきませんので・・・
 「為すべき道は生かされし道」と書かせていただくことにしています。

 中国人とうまくつきあっていくにはどうしたらいいか・・・
 中国ビジネスで大切なのは人と人との信頼関係とネットワーク・・・
 人と人、ビジネスとビジネス、アジアを繋ぐこと・・・
 こんな思いで2冊の本を執筆してきましたが、

 「為すべき道」が見つかったことは幸せなことであり、
 自分はそのために「生かされている」ことを信じて、
 高き官に昇ると思い定めて、天任ずるままに(任天)がんばっていきたいと思います。



 ■為すべき道は、生かされし道


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中国人の「面子」を大胆にも「3つに分類」して徹底的に理解

2011-05-23 09:39:46 | ■中国人の面子(メンツ)
「知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子(メンツ)」総合法令出版
 本日、【5月23日(月曜日)発売日】です。
 やっと出版にまで漕ぎつけました。

 面子を3つに分類する。大胆な試みですが・・
 実は、これはかなり昔から考えていたことです。
 よく、中国人は面子が大切とか、面子を潰してはいけないとか、言いますが・・・
 「面子って何だろう?」ってずっと考えていました。
 日本人だって面子が大切なのは同じはずです。

 その答えが見えてきたのは、「黄色いタマゴ」のフレームワークを完成させたときです。
 「黄色いタマゴ」とは???
 まだ知らない方は、ぜひ前作「中国人とうまくつきあう実践テクニック」総合法令出版
 この本を読んでください。
 新作の「知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子(メンツ)」の
 第1章でも改めて説明してあります。


「黄色いタマゴ」を完成させてみると・・・

 外人(wairen)から熟人(shuren)に近づくときに、面子をかけた自己主張をしてきます。
 つまり、これが「網面子}

 タマゴの殻を破って、自己人(zijirwen)に入っていくときに貸し借りで人間関係を繋ぐ・・・
 つまりこれが「貸し面子」

 そして、タマゴの関係ができると、それを安定させ、維持し、より深めるために
 「義の面子」をすごく大切にしてきます。

 つまりはこういうことです。
 それぞれの局面で面子に注目すると、躓きやすい部分が見てきます。
 これが腐ったダンゴと毒ダンゴ・・・
 腐ったダンゴを食べないで、美味しいダンゴをどう見つけ出すか?
 「網面子」、「貸し面子」、「義の面子」という3つのダンゴの中から
 腐ったダンゴや毒ダンゴを遠ざけ、美味しいダンゴを探し当てましょう!!!d(>_・ )
 これが「面子のダンゴ3兄弟」のテーマです。

◆皆さん、腐ったダンゴと毒ダンゴに要注意
・「網面子」には、「見得切り型」(ホンキ・ホンモノ)と「見栄張り型」(ニセモノ)があります。
・「貸し面子」には、「貸し借り型」(ホンキ・ホンモノ)と「借り切り型」(ニセモノ)があります。
・「義の面子」にも「忠恕型のプライド」と「偽のプライド」があります。


◆これまで「黄色いタマゴ」(中国人の考え方と価値観を理解)
 「社員管理のドーナッツ」(中国人の仕事観と就業意識を理解)と進んできて・・・
 今度は「面子のダンゴ3兄弟」です。
 面子でわかる信頼できる中国人と危ない中国人の見分け方です。

 タマゴ、ドーナッツ、ダンゴ、この3つで中国人理解の「食いしん坊3部作」の完成です!!!

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☆今朝、会社に行く電車の中で娘に「今日は本の発売日なんだ」って言ったら・・・
 ふだんはあんまり仕事のことに感心なさそうな娘が、「がんばってね」って言ってくれた。
 今日は東京商工会議所でスピーチと夜には電通の友人と食事会があります。
 言葉の力って大きいですね。娘のひと言がエネルギーになり・・・、
 100倍ぐらいパワーアップした気持ちです・・・