今回は、代表戦で観察した日本代表のアップメニューを紹介します
まずは選手入場で、場内に挨拶
アルゼンチンと異なり、我らが代表は最初はボール無しのメニューから入ります
最初はコートの横幅を体を動かしながら移動するブラジル体操
続いて柔軟
マーカーコーンを利用したアジリティ系のステップワーク
ココまでボール無しのアップメニューで7分経過
いよいよボールを使ったメニューに入ります
5m位の距離で対面パス(ダイレクト)
横幅一杯に広がり対面パス
浮き球での対面パス
2人1組で1人がボールを持ってプレス、もう一人が前後左右に移動してプレスを避ける動きをしていました
ココまでで13分経過
ようやく給水タイム
次は、ハーフコートの3/4位のグリッドでビブス組ビブ無し組のフリータッチのボール廻し
これを約3分
続いてシュート練習
コーナー付近からボール出しを行い、アラ位置でボールを受けてからピヴォ当てして落としをシュート
アルゼンチンとは違い、ピヴォ2か所で交互に行っていました
次は同じシュート練習ですが、当てられたピヴォが落とさずにターンしてシュート
次はアラがピヴォ当てせず、ピヴォに向かってドリを仕掛け11からシュート
シュート練習だけでも3パターン行っていました
ココまで24分経過
2度目の給水
この段階で、隣のアルゼンチンはアップ終了していました
次は2対1でスタートして遅れて2対2になるという練習
2対1(2対2)で攻撃側の2人がシュートすると即ディフェンスに切り替わります。そしてシュートした人は、センター付近のコーチの所まで猛ダッシュしてタッチ、ココからディフェンスに加勢するというルールです
判り難いですが、図示するとこんな感じ
攻守の切替を早く意識する事と、攻撃側は数的優位を生かしてシュートで終わるという練習だと思います
次に、ゴレイロのスローから3対2
ディフェンスの2人は、ゴレイロのスローの段階から絞って簡単にはボールを出せない様にしていました
図示するとこんな感じ
攻守共に、ガチモードで行われていました
ココまでで29分経過
最後はもう一度フィジカル系メニュー
5m位ダッシュしてコーチの直前でストップ
きっちり止まっていました
これを1分間やって、計30分で全メニューが終了
アルゼンチンに比べ内容がハードで、しかも実戦的な練習が多かったと思います
あそこまでハードだと試合に影響が出るのではと心配になる程でした
しかしいざゲームに入ると、序盤はホームアドバンテージもあるからでしょうが運動量で圧倒していましたから、このアップメニューが効いていたのでしょうね
代表選手のフィジカルが半端無い事が良~く判ったメニューでした
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