すべてはつながっている

今週に入って急に寒くなりましたね。
山の上はうっすらと雪で白くなっています。

人とのつながりが薄れてきて、
一日中コンビニが開いているし、
ひとりでも生きていけるのではないかと錯覚してしまいそうです。
迷惑かけなければどう生きてもいい、
そんな風に考える人もいます。

でも、本当に迷惑かけずに生きることが可能でしょうか。

お釈迦さまの掲げた真理のひとつ
諸法無我―すべては繋がりの中で変化している

全てのものごとは影響を及ぼし合う因果関係によって成り立っていて、
他と関係なしに独立して存在するものなどない、という真理です。

自分のいのちも、自分の財産も、
全て自分のもののように思いますが、実はそうではありません。
世の中のあらゆるものは、全てがお互いに影響を与え合って存在しています。

自然環境と同じように、絶妙なバランスのうえに成り立っているのです。
こう考えると、自分という存在すら主体的な自己として存在するものではなく、
互いの関係のなかで"生かされている"存在であると気がつきます。

お寺に嫁いでよかったことは、
やっぱりお釈迦さまの教え、仏教に出会えたこと。
それまでは、仏教って亡くなった人を供養するためだけのものかと思ってました。

仏教は、哲学です。
どう生きたら幸せになれるかを教えてくれているものです。
早くさとりの境地にな;れるといいな～




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