お寺の奥さんの幸せな暮らし

自分も他人もみんな幸せな暮らしを目指してます。
自分の体験や本や人から教えてもらったりした幸せになるタネを紹介します。

欲と願いの違い

2014年06月04日 | 心・考え方
昨日、梅雨入り宣言が出されました。
いよいよ雨の季節突入です。

仏教では、「欲」は幸せを阻むものと言われています。

そうはいっても「~したい」という思いは、誰にでもあります。
それに「~したい」は、やる気を起こすのに必要なものです。

「欲」と言えば、悪いことのような印象を受けます。
でも、「願い」と言えば、どうでしょう。
悪いものと思いませんね。

「欲」と「願い」、同じ「~したい」なのに何が違うのでしょうか。
「欲」は、「そうならなければだめだ」「そうならないと幸せになれない」というマイナスの感情を持っています。
実現できなかったら、辛くなるので、他の人を押しのけてでもがんばってやらないといけません。

もし実現できなければ、誰かを恨まなければやっていけないでしょう。
たとえ実現しても、それは当然の結果、満足感を覚えにくいでしょう。

「願い」は、「そうなったらうれしい」というプラスの感情です。
そうなるように行動している過程も楽しいし、実現したら感謝です。
「そうなったら」なので実現しなくてもしかたないと諦めることができます。

欲と願い、同じように見えて気持ちの持ち方は、正反対です。

あなたの「~したい」は、実現できなければ、後悔してしまいますか。
後悔するようなら、その「~したい」は、欲かも。
やめた方がいいかもしれません。

あなたの「~したい」は、欲ですか?願いですか?

私は、願いをおすすめします。
いつも願いの気持ちで行動したいです。




ポチッとしていただけるとうれしいです
人気ブログランキングへ


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。