時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ロシアの隕石を見て

2013年03月07日 | 漫画・アニメ、そして特撮

それにしても、先日のロシアへの隕石落下の映像は凄かった。

衝撃だった。

大地に与えた衝撃も凄かったが、その映像を見た私の衝撃も凄かった。

まるで、映画の1シーンを見ているようで、見ながらも現実感を感じなかったぐらいだった。

だが、あれはまぎれもなく事実なのだ。

落下している最中の、あの光の移動ぶり。そして、落ちた後の衝撃波。

 

あれをリアルタイムで見ていたロシア人が、「空爆か?」と思ったのも無理はない。

だが、空爆だと、続けざまに何度も来るはず。

なので、空爆の疑いはすぐに晴れたようだが。

 

もしも、あれが国土の狭い日本に落ちたら、どうなっていただろう。

それも、都心などに落ちたら・・。

そう考えると恐ろしい。

 

リアルなあの映像は、恐ろしさと共に、不思議な美しさも感じてしまった私の考えかたは不謹慎かもしれない。

でも、あの映像を見てて、私は思い起こしたものがある。

それは、はやぶさが地球に帰還した時にも感じたことに通じるシーンで、サイボーグ009が、002と共に地球に落下してゆくシーンだ。

009は成層圏で、ブラックゴーストの親玉との勝負を終え、宇宙へ投げ出された。

そしてそのまま成層圏から地球に落下する際、仲間の002が助けに来てくれた。

だが、飛行能力のある002のエネルギーは、重力圏を通過する際に使いはたしてしまい、009のところに来た時にはもうエネルギーがなくなっていた。

そして、002は009を抱きかかえて、地表に落ちていったのだ。

その落ちるさまは、 流れ星となって、摩擦で燃えて輝きながら・・・。

 

その映像をもしもリアルで見たら、今回のロシアへの隕石と同じような感じに見えたのかもしれない。

 

隕石のようになりながら地球に落ちてゆく・・・というパターンは、少年漫画には古来からよくあった。

例えば、宇宙少年ソランもそうだった。ソランが乗った宇宙船が隕石のようになりながら地球に落下したものの、ソランはまったく無事だったっけ。

ソラン以外にも、あったように思う。

 

そして・・私が子供の時に描いた漫画もまた、主人公の少年宇宙人が乗ったロケットは隕石のように光りながら山の中に落ちていった。その場合、さすがにその少年は意識不明だったが・・。ともかく、それが私が描いた漫画の冒頭であり、そんな感じで物語の地球に登場したのだった。

 

だが・・今回のロシアの映像を見てて、あんな「落ち方」をして、ロケットやそれに乗ってた宇宙人が無事だとは・・とても思えない・・。

いくら超人のような宇宙人でも。

ワープでもしない限り。

 

よく、UFO関係の情報や写真で、地球に落下した円盤で見つかった宇宙人の死体とされているものを見たりするが、もしも今回のロシアに落ちた隕石のような落ち方をしたんでは、死体が原型をとどめていることなど不可能だろうな・・・。

 

まあ、速度をコントロールしながらも不時着に失敗した・・という程度なら、死体が原型をとどめているのもありうるかもしれないが。

 

某RPGで、キャラクターが隕石を召喚して敵にぶつける魔法があったが、そのゲームの中では、終盤の強敵になると隕石をぶつけても死なないモンスターがいた。

だが、ロシアの映像を見ていると、隕石をくらって生きている生物がいるなんて、とても考えられない・・。

第一、召喚したほうだって、無事でいられるはずもないのだが(笑)。

なぜなら、召喚したキャラだって、その現場にはいるのだから。

 

ともかく、ロシアに落ちた隕石のもたらした衝撃派の凄さには驚いた。

もっと大きな隕石だったら・・と思うと、空恐ろしい。

 

この先、ずっと忘れられないであろう映像だ。

特撮でもなく、コンピューターグラフィックでもない、本物の凄さだった。


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