私のユニット「時代屋」は、2人編成のアコギユニットだから、普段の練習はカラオケ屋でやることが多い。
たまにバンド用の練習スタジオで練習することもあるが、頻度ではカラオケ屋での練習が多い。
2人でカラオケ屋を使う場合は、たいがい狭い部屋が多い。
まあ、2人だと狭い部屋で普通に練習できるから、それで不都合を感じたことはない。
値段的な面でも。
だが、コロナの影響は、カラオケ屋にも辛い状況をもたらしている。
コロナがなければ2月ぐらいから練習再開をしたかったのだが、コロナの状況が少しでも改善することを待っていたら、状況はどんどん悪くなっていった。
カラオケ屋はクラスターのリスクを問題視されるようになったからだ。
おかげで、まったく練習できていない。
それどころか、外出もままならなかったし、そういう状況では、練習しようと提案する気分にもなれなかった。
もっとも提案したとしても、実現はしなかったとは思うが・・。
もうだいぶ長いことユニットの練習ができていないので、久々に再開してみたい気はあるのだが、コロナの状況は、こと東京に限っていえば、おさまらない。
おかげで、練習したいという提案すらできないでいる。
もっとも、今は、どのミュージシャンも練習には苦労してるはずだし、練習だけでなく、出演する場所を見つけるにも一苦労であろう。自分でスタジオでも持っていない限り・・。もっとも、その自身のスタジオにしても、練習相手を呼ぶ時は、コロナ対策はしないといけないのであろう。
昨今はCDがあまり売れないので、そのぶんをライブ活動に主眼を置いているプロミュージシャンは多いと思う。
そういう人たちは、どうしているんだろう。
ライブで生計をたてているミュージシャンも、ライブで集客してる店も、今はしんどい時期であろう・・。
私は音楽で生計をたてているわけじゃないからまだしも、ライブ活動で生計をたててきているプロは、苦労してるだろうなあ・・。
ともあれ・・安心してカラオケ屋で、以前のように練習できるようになりたい・・。
考えてみれば、時代屋がカラオケ屋以外で練習していた「バンド用の練習スタジオ」にしても、防音などの関係上、スタジオ内は密になりがち。
ロックバンドが練習スタジオで練習する時は、たいがいあまり大きくない部屋にメンバー全員が入って練習することになる。
ボーカルが居れば飛沫も飛ぶ。
メンバー間の距離も近い。
窓などない場合が多い。だいいち、窓があったとしても、あけて練習したら、バンドの音が外に漏れる。
ロックバンドはたいがい音量は小さくない。
ドラムでも入ろうものなら、その音量はかなりのものになる。
世間ではコロナのリスクとしてカラオケ屋をあげたりするが、バンドの練習スタジオもリスクは同様だと思う。
弾き語りならともかく、バンドマンたちはどこで練習するのだろう。このコロナの中で。
ミュージシャンにとっても、このコロナってやつは、本当に困った存在だと思う。
町中にある小さな公園ではなく、なるべく大きな公園が理想的ですね。
尤も天候に振り回されやすい欠点はありますけれどね。
最近では、ライブハウスも、死活問題ですから、出演者が来やすいように、ステージ前に透明のビニールカーテンを引く、ステージと客席をなるべく離すなど対策しているようです。
私は、「野外ライブが増えるといいな…」とも思いましたけれど、飛沫対策が野外ライブでは難しいですね。
いっそのこと落ち着くまで、インスト楽曲のみで野外ライブ はいかが?
とんでもない。
我々はそんなことできるような立場じゃないです。
だいいち、練習にならないかも。
時代屋ユニットを組むだいぶ前の時期に、相方の田舎の山奥の川べりで、遊びで二人でギターを弾いたことはありますが、あくまでも遊びでした。
ライブハウスは、今はクラスターが怖いでしょうね。