時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

たそがれの丹沢

2009年03月14日 | 
とある年。
とある時。
とある旅。
それは小さな旅。

丹沢のたそがれ。

山、遠く、近く。

空気、ひんやり。

もうすぐ、夜。

夜ともなれば、このへん一帯は、全て闇で覆われてしまうんだろう。

あの雲も闇色に染まってしまうだろう。

山はすでにシルエットと化してきている。


名だたる観光名所でもない。

絶景があるわけでもない。

ただただ、静か。

なんか、物思いにふけりたくなる。

そんな、冬と春とのトワイライトシーズン。

こんな風景を見てると、飛んであの山の向こうにまで行ってみたくなる。

たそがれていく田園風景を見下ろしながら。


山のあなたの空遠く・・・を見てると、遠い目になってくるのは、なぜだろう。

そこに何かがあるような気がするから?

それとも、手に入れられないものの空しさや諦めが、自分の心の中に去来するから?

その答えは・・・・・分からない。

答えは風に吹かれてはいないのかもしれない。

そもそも、答など、ないのかもしれない。

もしかしたら、答えは見つけるものではなく、決めるものなのかもしれない。

・・違うかい?
丹沢のたそがれよ。



・・・・な~んて、とりとめのないことを考えたりもして(笑)、旅空の下、たそがれは進んでいくのであった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ふりかけオヤジ | トップ | 湯の沢橋(吊り橋)遠景 »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事