goo blog サービス終了のお知らせ 

 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

たとえば、ゴジラ対ガメラという、夢の対戦

2014年10月05日 | 漫画・アニメ、そして特撮

以前にも似たようなテーマでネタを書いたことがあるが、ここでもう一度書いてみたい。

スポーツ、アニメ、漫画などに出てくるヒーローたち、主人公たち。

どれにも熱心なファンがいる。

それらのキャラクターたちが強くなるにつれ、いつしかライバル扱いされるようになることもある。

ライバル・・・とされてしまうと、ファンは往往にして「どちら派」か?ということで、意見が分かれたり、ファン同士で「面白く対抗」したりすることもある。

それは昔、「ビートルズ派」と「ストーンズ派」にファンが分かれて、対抗意識を燃やしたのと同類の感覚であろう。

たとえ、本当はどちらも好きだったりしても。

 

そういうキャラたちは、それぞれの作品で主役を演じているし、しかもその作品は製作会社が違ったりすると、共演・競演がむずかしくなる。

仮に共演・競演したりすると、どちらが勝つか、どちらを主役にするか・・で、もめたりする。

そのキャラたちが、協力関係にあるならまだしも、対決となると、さらに大変。

しかも、そのキャラクターたちがそれぞれの製作会社の作品の看板スターだったりしたら、なおさらだ。

そこには、それぞれの会社の利益も関係してくるし、変な扱いをしたら、その後のそのキャラたちの単独作品に影響を及ぼしかねない。

だからこそ、製作会社の垣根を越えた「夢の対決」というのは、実現が難しい。

 

だから、ファンとしては、それぞれの妄想の中で、「主役たちの夢の対決」を想像する。

私もそういう妄想は、よく持った。

例えば・・

ゴジラ 対 ガメラ。

ウルトラマン 対 ゴジラ。

ガメラ 対 モスラ。

大魔神 対  ゴジラ。

アトム 対 鉄人28号。

赤影 対 ワタリ。

カムイ  対  猿飛佐助。

鬼太郎 対 メフィスト(悪魔くん版の)。

マジンガーZ 対  ガンダム。

エイトマン 対  ロボコップ。

仮面ライダー  対  キカイダー。

ひみつのアッコちゃん 対  魔法使いサリー。

浅丘ユミ(サインはV) 対  鮎原こずえ(アタックNO,1).

 

 

その他、その他。

考えれば、この他にも色々な対戦が考えられるだろう。

まるで、アベンジャーズのヒーローたちが、対戦するようなものかもしれない。

 

だが・・・

これらの対戦は、実現しなかった。というか、対戦させてはいけない、タブー的なカードでもあった。

それは、アントニオ猪木さん対ジャイアント馬場さんの試合みたいなものかもしれない。

 

 

となると、上記の架空の対戦も、それにそれぞれに作者がいて、それぞれにファンがいることを考えれば、たとえその対戦を実現させても、決着はつかずに引き分けにするしかない可能性は非常に高い。

どちらかの「勝ち」で、どちらかの「負け」にしてしまうと、それぞれの作者や製作会社やファンは納得しないだろう。

少なくても、「負けた」ことにされたキャラのファンや作者や製作会社からは、クレームがつくだろうし、それ以前に「脚本」を読んだ時点で拒否されるであろう。

となると、もう、脚本の段階で、製作中止になること、うけあい。

 

でも、例えばゴジラとガメラ。

どちらも、一世を風靡したキャラで、どちらもシリーズの主役。

ゴジラとガメラを比べると、ゴジラは悪役も務まるが、ガメラは人間の子供の味方という印象が強い。ゴジラよりも、より人間の味方感がある。

その点では、ガメラはゴジラよりもむしろモスラに近いかもしれない。ルックスは全然違うが。

もしも、ゴジラとガメラが戦ったら?ということは、当時かなりの子供が考えたのではないだろうか。

その場合、悪役はゴジラになるかもしれないので、人間がガメラに加勢する可能性はある。

ゴジラの吐く放射能に対して、ガメラは甲羅に手足や首などをひっこめ防御するだろう。その場合、どれぐらい耐えられるか。また、手足や首を引っ込めて甲羅で空中から体当たりしてくるガメラに、ゴジラがどれぐらい耐えられるか。

いずれにせよ、これは引き分けにするしかないだろう。せいぜい、1対1では勝負はつかずに、人間が加勢したガメラの前で、ゴジラは去った・・・そんな感じだろうか。

 

ガメラとモスラは、どちらも人間の味方感があるので、戦う展開にするには無理がありそうだ。

ガメラは子供の味方、モスラはインファント島の小さな美女の味方。どちらも敵にはなりにくい。というか、敵にはしにくい。

 

また、同じ特撮ヒーロー同士と言うことで、ゴジラとウルトラマンが戦ったらどうなるか・・ということも、当時の多くの少年が考えたことはあるのではないだろうか。

 その場合、必殺技の多さではウルトラマンに分があるが、持久戦にもちこまれたらウルトラマンは確実に負けてしまいそうだ・・。スペシウム光線がゴジラに通用するかどうかがカギだね。ゴモラの尻尾攻撃でウルトラマンは苦戦したので、ゴジラの尻尾攻撃にもウルトラマンは苦戦しそうな気はする。

ウルトラセブンとゴジラが対戦したら、アイスラッガーがゴジラに通用するかどうかがカギ。

ウルトラ一族は「光の国」出身なので、火炎系には強いかもしれないが、冷気系には弱い(実際そういうシーンはあった)かもしれない。

すると、ペギラみたいな怪獣こそ強敵になりそうな気はする。

もっとも、一大ピンチに陥ったら、ウルトラ兄弟たちが加勢にきそうではある。そうなるとさすがにゴジラはしんどいだろう。

 

アトム対鉄人では、アトムが金田正太郎を攻撃してしまったり、操縦かんを奪ってしまえばアトムのあっさり勝ち。だが、ロボット3原則により、アトムが正太郎に手を出すことはできそうもない。

となると、アトムのパンチが、鉄人のボディをつらぬけるかどうかはカギかもしれない。

腕などをもぎとられても、鉄人は普通に動けるから。

また、操縦者次第で、あっさりと悪役にもなれる鉄人のほうが、しがらみがないので有利になる可能性もある。鉄人には、自身で考える設定がない以上、ロボット三原則に鉄人自身が縛られる心配は無い。

 

判別が難しいのが、ゴジラ対大魔神。なにせ、大魔神は天変地異をあやつることができそうだ。

また、大魔神はテレポートみたいなこともできたはず。

そして、なんてったって、大魔神は「神」の化身。どんな能力を隠し持っているか分からない。

たとえ、ゴジラの尻尾攻撃で倒れても、そもそも大魔神に「死」というものがあるのかどうかすら定かではない。

 

大魔神とウルトラマンは、そもそも対決することになる要因が考えられない。神対宇宙人。大魔神は怒った時に動き出すが、そもそも大魔神がウルトラマンに対して怒ることなどありそうもない。

 

 

猿飛佐助は甲賀の忍者であり、なおかつ仕える主君を持つ忍者。なので、仲間も多い。一方カムイは抜け忍で、孤独である。カムイと佐助、両者の実力が互角なら、仲間の多い佐助の方が有利かもしれない。だが、仕える主君があるということは、守るべきものも多いということ。その辺が、佐助にとっては不利な方向に働く可能性もある。

 

 鬼太郎対メフィストは、言わば、妖怪対悪魔の対決になる。こればかりは、勝負の行方は私には予想つかない。生命力がより強いのは、体が溶けても再生が可能な鬼太郎のような気はするが・・。はてさて。

 

魔法使いサリー対ひみつのアッコちゃんのマッチングにいたっては、その対戦を組んだだけで、女の子から嫌われそうだ(笑)。

 

朝丘ユミ対鮎原こずえの対決に関しては、考えたことがある人は多かったかもしれない。この対戦の行方は、私にはお手上げだ。

 

 

 こうしてあれこれ考えると、対戦にはかなり無理もある場合が多い。

 

だが、子供が自由な発想の中で、どう想像するかは自由だ。

子供としては、むしろ、対決するよりも、上の対戦相手同士が手を組んで、共通の敵と戦ってくれることが一番だったかもしれない。

 

キングギドラが現れた時のモスラ・ゴジラ・ラドンのように。

 

でも、だからこそ、私はキングギドラが好きだった。

地球代表の怪獣が手を組んで向かってきても、それと互角に戦ったキングギドラが。

実力もさることながら、そのルックスも。

 

 

いろいろ書いてきたが、夢の対決というのは、あれこれ考えると楽しい。

ただ、これがエスカレートしていき、あまりにも無茶な対戦を考えるようになってしまうと、もうその妄想はいったんやめたほうがよくなる。

きりがなくなり、収まりがつかなくなるから。

 

例えば、鬼太郎対アトムだの、ウルトラマン対猿飛佐助だの、魔法使いサリー対大魔神だの、ガボテン島対ひょっこりひょうたん島だの。 

こうなると、もうハチャメチャ・・・・やりすぎか(笑)。

妄想ってのはエスカレートするから、怖い(?)。

 

最近のニュースでは、個人の妄想がエスカレートしすぎて、それをリアル世界にもちこんでリアル再現しようとして、事件につながるケースは増えている。

 

 

だから、なおさら・・・気をつけないと。

 

・・え? 妄想のベクトルが違う??

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 半世紀前の未来  | トップ | 「マッサン」の中の「いとし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漫画・アニメ、そして特撮」カテゴリの最新記事