
先日、久々に某店で「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」をやってきた。
相変わらずの自己満足企画ではあるが、自分としてはそれなりに得るものもあったりしている。
このシリーズと位置付けて歌い始めて、今回でその18回目。
けっこう続いているなあ。まあ、それだけ埋もれ曲が多いということだろう。
自分の中で埋もれている自作曲を、毎回かぶりなしで選曲。
選ぶ曲は、一度も人前で歌ったことがない曲、何十年も歌っていない曲、そして新作の試運転など。
割合として一番多いのは、やはり「一度も人前で歌ったことがない曲」かな。
今回歌ったのは3曲。このシリーズで歌い始めて、今回の3曲を含めてトータルで63曲になった。
今回人前で披露したのは、以下の通り。今回はどれも、人前で一度も歌ったことがなかった曲ばかり。
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1、答のでない 作詞・作曲 ヤングだんぞう
2.今日も東京は 作詞・作曲 だんぞう
3、夢ばかり見てたから見落としてたものがある 作詞・作曲 だんぞう
まず1曲目の「答のでない」は、曲が完成したのはギリギリ19歳の頃。一応十代の曲のはしくれになるので、名義としては「ヤングだんぞう」。
ヤングだんぞう名義の曲ではあるが、メロディや曲調は完全に20代の頃の私の作風になっている。
つまり十代終盤の頃には、すでに20代の私の作風になっていたということかもしれない。
メロディはさわやか系で、サビで細かい転調を何度か繰り返す曲で、コード進行などにそれなりに凝るようになってきている。メジャーセブンのコードも増えている。
歌詞の内容は内省的。ある意味、十代の頃の歌詞の流れをまだ含んでいる感じ。
今思うと、自分にとっては作風を変えていった時期の過渡期に作った曲と言えるのかもしれない。
自分としては、長らく忘れていた曲だった。だが、今回歌ってみて、メロディの流れは自分としては割と気に入っていることに気付いた。
2曲目の「今日も東京は」は、大学時代の後半に出来た曲で、ブルース調の曲。
大学卒業間際に、時代屋の相方のジャン君が我が家に泊りに来た時、即席でセッションを部屋でやったのだが、その時初めてフルで歌ってみた曲。
地方から東京に出てきた女性が、東京で幸せを見つけるために、割り切る生き方をしていく様を歌にしたもの。
今回歌ってて思ったのだが、この曲は、もしもレパートリーとして残していくのなら、多少歌詞を直したほうがいいかもしれない。
やるなら、できればバンドのほうがいいかもしれない。
で、3曲目の「夢ばかり見てたから 見落としてたものがある」、この曲を作ったのは7~8年くらい前だと思う。
なので、今回歌った3曲の中では、一番近年の曲になる。
今回歌った3曲の中では、聞いてくださってる人から一番反応がよかった曲。
どこか「みんなのうた」に出てきそうなメロディですねと感想を言って下さり、気に入ってもらえたようで、嬉しかった。
このメロディは、日本からは遠い某国の伝承歌からインスパイアされて出来たメロディなので、メロディ的には「みんなのうた」路線という表現はあたっていると思う。
その方々も音楽をやってらっしゃるようで、さすが鋭い。
とりあえずメロディはかわいい感じの流れになっていると自分では思っている。
ただ、歌詞はちょっと青臭い部分はある。
少なくても今の年代の私が歌うには、少々青臭い気はする。
なので、歌詞は多少手直しが入るかもしれない。まあ、まだ断言はできないけれど。
この「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」で歌う、一度も人前で歌ったことがない曲というのは、、実際に人前で歌ってみることで、普段部屋で歌っているだけでは気づかないことに気付くことが多い。
そんな点も、このシリーズから私が得られることのひとつだ。
この日は、「埋もれた自作曲の蔵出しシリーズ」が終わった後、まったり飲んでいた私だったが、後から知り合いが数人入ってきて、「母校が消えた日」をリクエストしてくれた方と、「里山の向こうに君が見える」をリクエストしてくれた方がいた(笑)。
確か前回この店に来た時も、別の常連さんから「母校が消えた日」はリクエストされて、歌った気がする。
なので今回は「里山」の方にしようかと思ったが、よく考えたら「里山」の方は、歌詞ブックがないとフルで歌えないかもしれない。2番と3番の歌詞がごちゃまぜになってしまいそうな気もした(笑)。
「母校」の方が長い曲だが、「母校」は割と人前で歌うことになる機会が多い曲なので、歌詞ブックがなくても歌えそう。
なので、今回も「母校」のほうを歌わせていただいた。
う~ん、歌詞ブックを持ち歩いていればよかったかな。そうすれば「里山」の方を歌えたかも・・。
でも、なんにせよ、そうやってリクエストをしてもらえるのはありがたい話。
感謝しています。
アマチュア・ミュージシャンは、作風を変えて楽曲を作ることは、とっても難しいと聞きます。
しかし、だんぞうさんは、アマチュア・ミュージシャン歴が大変長い経験値を生かして、多種多様な作風で楽曲が創作できるんですねo(^-^)o
そういうミュージシャンは、プロフェッショナルでも少数派です。
ぜひ、これからも誇りと自信を抱いて、楽曲創作を続けてくださいね♪ (#^ー°)v
頭の中に、メロディなど全く浮かばない私にとって、「作曲が出来る」とは、どういう感覚なんだろう?と常々考えていますよ(^^;)
だんぞうさんに、作曲依頼したいテーマが「ブルームーン」
いづれ機会がありましたら、一緒に作っていきたいです(≧∇≦)
一番変わったのは、歌詞の傾向だったかも。
あと、コード進行に転調やメジャーセブンコードを多用するようになったり、バンドを意識したリズムを想定するようになったことくらいでしょうか。
メロディーラインの基本は、さほどかわってないかもしれません。
素敵な音楽を聴くと、自分もこんな曲を作れたらどんなにいいだろう、、、という気持ちは、ずっとあったように思います。
私は才能がとぼしいので、ある程度意識して作るようにしないと、どれも同じような曲になってしまうのです。
作曲は、誰でもできるのではないでしょうか。鼻歌でランダムにメロディーを適当に作ったことはありませんか?
それも作曲のかけらだと思います。
大事なのは、そういった作曲のかけらを、1曲として完成形までもっていくかどうか、あるいは完成までもっていく気があるかどうかではないかと思います。
エルビスやビートルズをこよなく愛する鮎川さんなら、やればできると思いますよ。
ブルームーン、、、エルビスが歌いそうな響きがあって良いですね。