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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

温泉旅行にギターを持っていったことがない

2017年11月17日 | 

シンガーソングライターなどの写真集などを見てたら、どこかの旅先の駅などでギターを持って佇んでいる写真を見つけることが何度もあった。

そういうのを見るたび、ギターを持って旅行に行けたらいいな・・と何度も思ったことがあった。

特に温泉宿などに。

 

だが、私は実際には、観光などが目的の旅にギターを持っていったことはない。少なくても電車の旅では、そういう経験はない。

 

かといって旅先にギターを持っていったことが皆無というわけでもない。ただし、それはバンド合宿だったり、車での移動だったりした。

よく考えたら、ミュージシャンがギターを持って、旅先を歩いている写真というのは、宣伝用のフォトセッションだったり、あるいはツアー最中のスナップだったり、特定のライブのために楽器を現地に持って行った場合が大半だったはず。

となると、それは観光やリフレッシュが目的の旅行ではなく、仕事や趣味などの必然性があってギターを旅先に持っていったことになる。

純粋に観光やリフレッシュが目的の旅に、ギターを持っていく機会など・・・そうはないというのが現実なのだろう。

私の知り合いのミュージシャンは、車にギターを積んで日本各地をてんてんとしたりしている人だっているし、地方での特定のライブに出るためにギターを持って遠方の地に行く人は何人もいる。

だがそういう人だって、観光やリフレッシュが目的の電車の旅に、楽器を持っていったりはしないのではないか。

 私とて・・そうだ。

ギターとなると、かなり大きな荷物だし、かさばることこの上なし。

ギターを背中に背負って行くと、リュックが背負えない。

かといってギターケースを手に持つとなると、片手は埋まってしまうことになる。

 そうなると、旅先でのフットワークに影響するのは必至だ。

 

そんな時に負担が軽いのが、いわゆるトラベルギター。

ものによっては、リュックを背負いながらも、更に左右どちらかの肩にかけることは可能。

私は、親が山梨の山奥に住んでた頃、親の住んでた家に一度だけマーチンのバックパッカーというトラベルギターを持っていったことはある。

それは観光でもないし、強いてあげれば骨休めみたいなものだったが、純粋に「旅行」という感覚ではなかった。

 

もしも、純粋に「旅」という形をとりながら、バンド合宿でもなく、ライブでもなく、旅先にギターを持っていくとしたら、どんなシチュエーションだろう。

あるとしたらそれは、曲を作るために旅に出るケースかなあ。

この場合、作家がどこかの宿にこもって原稿を書くのと似てるかもしれない。

 

ただ、この場合、宿によっては迷惑がかかる場合もあるだろう。

宿の部屋で楽器をジャカジャカ鳴らしたら、他の部屋の宿泊客からクレームが出ないとも限らない。

夜なら、なおさら。

そう考えると、一泊だと、宿で楽器を奏でられる時間は、実質的には相当短いと言える。

14時から15時あたりのチェックインから、夕飯の時間までぐらいか。

連泊する場合は、まあ、昼間宿にずっといるのなら、朝飯後から夕がたまで、ある程度奏でられるかもしれない。

なので、旅先である程度の滞在期間を確保できるような時じゃないと、電車での旅でギターを持っていくのはあまり現実的ではない。

 まあ、泊まる場所が宿ではなく、キャンプ場なら、大丈夫かもしれない。

だが、キャンプとなると、電車ではなく、車での移動になるだろう。

 

 かつて友と一緒に、友の田舎に車で遊びに行った時に、ギターを持っていったことがあった。車で行くなら、ギターを持っていくのは苦ではないし。で、現地では、川べりでギターを弾いた覚えがある。

この時思ったのだが、旅先でギターがあるというのは実に楽しい。いつもとは違う風景で、特にそれが自然に恵まれた環境だったりすると、その中でギターを弾くのは特に楽しい。

そう、旅先でギターがあるというのは、実に楽しいのだ。

自然に囲まれた静かな環境の中でギターを弾いてると、いつもは浮かばないような曲が浮かんできたりもするだろう。そういう意味では、成果も期待できる可能性は高い。

 

かといって、ギターというのはやはり大きな荷物であることも間違いないわけで。

なので、少なくても観光目的で、なおかつ電車や飛行機での旅で、短いプランの旅行に持ち出すのは、・・・やはり現実的ではないなあ。

もちろん、現地でライブの予定がある場合などは、演奏が目的だから、かさばるとかは言ってられないし、持って行かないと意味はないけれど。

ただ、そういう理由がない場合には、旅先での移動ははなはだ不便になる。

 

冒頭で書いたようなシチュエーション・・・・シンガーソングライターが片手にギターを持って、どこかの駅で佇んでいる光景は、けっこう「絵になる」。

だがよく見ると、そのシンガーは、ギターは持っていても、旅行カバンやリュックなどは持ってなかったりする。少なくても写真には、リュックやカバンは写っていなかったりする。

だが旅に行くとなると、リュックや旅行カバンを持って行かないということは、まずあり得ない気はする。

となると、そのシンガーのリュックや旅行カバンは、同行したスタッフが持っていたり、あるいは、写真のアングル外に置いてあったりするのだろう。

もしくは、本当は車での移動の旅なのに、写真用に、ギターを持って駅のホームに佇んでいる・・・そんな感じだったのかもしれない。

そう、あくまでもポスターや写真撮影のための仮想空間だったのかもしれない。

 

1人か2人での観光目的の旅行で、しかも1泊ぐらいの日程で、ギターを持って電車で旅行する・・・というのは、「止め画像」と言う意味で写真的に絵にはなっても、実際にそれを実行するのは・・・やはり現実的なことではないと思えるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2017-11-21 04:33:19
ギターケース背負って、田舎駅に立つ1人の男性。


よくあるアルバム・ジャケットですよね。

しかし、これは、あくまでもミュージシャン御本人・マネージャー・カメラマン・様々なスタッフが同行しているからこそ、絵になる写真として撮影可能であるわけです。


実際なら、ギターケースだけ背負って、田舎駅に立つなど、よっぽど近所にある駅でもない限り、無理ですよ(^^;)


しかし、だんぞうさんほどのアマチュア・ミュージシャンで、無数の楽曲を御持ちなのに、ギター無し旅行は、意外ですね。


ギターでは、他の荷物と重なり、苦しいでしょうから、ウクレレ携帯してはいかがですか?o(^-^)o


女友達にウクレレ奏者がいますけど、ビートルズ・カヴァーもオリジナル楽曲も、上手くこなしていますよ♪ヽ(´▽`)/
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Unknown (だんぞう)
2017-11-21 10:23:10
少なくても、電車での観光旅行でギターを持っていったことはないです。
旅先で演奏目的(ライブやセッションなど)が無ければ。
荷物としてはギターは大きいですからね。

まあ、車でなら何度もあります。
車なら、後部座席に置いたりして自分で持たなくても運べますからね。

>実際なら、ギターケースだけ背負って、田舎駅に立つなど、よっぽど近所にある駅でもない限り、無理ですよ(^^;)

そうですよね。その田舎に住んでいるならともかく。
旅行だと、旅行の荷物を入れたバッグやケースがあるはずですし、ギターしか荷物が無いってことは、まずないと思います。

あ、日帰りなら・・・ありかもしれませんが(笑)。

ウクレレもいいですね。
文中で書いてますがトラベルギターも「あり」です。
その名の通り、旅行用のミニギターですから、あまりかさばりません。

最近では、通常のサイズのギターでも、「折りたたみギター」なんてのも登場しています。
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