近くにある運動公園の駐車場に車を止めて、
ガラビ壕へ通じる細い小道を進んでいきます。
ちなみに初めてガラビ壕を訪問した時は、
沖縄の友人と二人で行きましたね。
当の本人も初めてだったようです。
小道というかなんというか、
少なくとも舗装がされていないような、
いわゆる獣道のような所を歩いていきました。
他の方のyoutube等で確認したところ、
2024年現在も1990年代当時と、
ほとんど変わっていないような気がしますね。
自分は栃木のクソ田舎で生活していますので、
野生動物しか通らないような山間の細い道に関しては、
特に目新しいものではございません。
しかしですね、
ガラビ壕までのそれを生まれて初めて見た時、
これは「ジャングルだ!」と心の中で叫んだことが、
今も鮮明に思い出されます。
テレビでしか見たことがない南米とか東南アジアとかの、
巨大なニシキヘビやアナコンダやマントヒヒやらが、
もしかしてあのプレデターまでもが、
いきなりひょっこり現れてもおかしくないような、
そんな雰囲気の小道です。
沖縄で普通に生活している方々からは、
「大げさなこと言うな」と、
そんなお叱りを受けるかもしれません。
でも違うんですよ、雰囲気がね…
まず植物が本州にはない種類ですからね。
沖縄の動植物はあまり詳しくないのですが、
正にテレビでしか見たことがない密林の世界なんです。
ぶっとい蔦がだら~ンと垂れ下がってたりしてね…
少なくとも栃木には当然のごとく育つ杉林がない。
もうその時点で違和感ありまくりでした。
20代前半のクソガキだった自分にとって、
何も知らなかった無知な自分を懐かしむと同時に、
それはそれはアメージングな記憶として、
生涯忘れることはないインパクトを持っています。
そしてシダ?ソテツ?やらなんやらを避けつつ、
二人でガヤガヤ歩いていくうちに、
前方にそびえる山というか崖というか、
岩肌が露出した壁が見えてきます。
岩壁というか、巨大な鍾乳石のアレでしたね。
そこがガラビ壕の入口でした。
見上げると巨大な黒い空間がドド~ンとして、
その当時の感想としては、
「俺たちは川口浩探検隊だ!」と、
バカなことを言いあっていましたよ。
まぁ、なんというか…
それくらい衝撃度が高かったということを、
当時の自分なりの経験でストレートに表現したつもりなのですが、
伝わってくれるのかなぁ…
川口浩探検隊といっても、若い方は知らないかもしれませんね。
次回以降に続きます。