空と無と仮と

たまに出てくる「移住トラブル」について

田舎に移住のYouTuber、住民から嫌がらせ受け引っ越し 火災に巻き込まれ家は水浸しに

 家族で限界集落に移住し、生活の様子を配信していたユーチューバーの「限界集落で暮らす」が、住民からの嫌がらせなどが理由で引っ越しすることを報告した。

 今年2月にチャンネルを開設した「限界集落で暮らす」。昨年11月に東京から愛媛県の人口126人の限界集落に移住。築200年の古民家を改装する様子を収めた動画を公開していた。 

 しかし、11月3日に公開した動画で、投稿者は「近所の住民トラブルが多発」し始めたことを報告。その内容について「ありもしない噂を流されたり、濡れ衣を着せられて職場や消防に通報されたり、田舎暮らしの洗礼を浴びました」と明かしていた。

 その後、11月25日に公開された動画を最後に、約1か月ほど動画が投稿されず。12月16日になり、「【移住失敗】色々ありすぎて引っ越すことになりました」という動画が投稿され、「突然ですが、住民トラブルが絶えないこと 持病の悪化、被災による住居の水没により古民家再生を断念し、他地域に引っ越すことにしました」と報告が行われた。

 動画によると、投稿者は自治体が移住者に地域協力活動を行ってもらう「地域おこし協力隊」の制度を使って移住したとのこと。しかし、活動の中で「地域のある団体と関係性が劣悪になってしまった」と明かした。

 投稿者は、その団体について「国や自治体の補助金を使って8年間利益を上げられていない事業を何の改善もせず続けている」と指摘。さらに、その事業に協力隊員を強制的に携わらせ、失敗したら責任を押し付けて地域から追い出していたという。投稿者も当初は仕事を手伝っていたものの、そうしたことから「心が離れていきました」と告白。

 その後、団体の代表らから「我々の活動に協力しないなら、協力隊を辞めてもらう。協力するか辞めるか選べ」と言われ、投稿者は拒絶。その後、嫌がらせが始まったと言い、投稿者は引っ越しを決意。外部機関に相談したところ、嫌がらせの中には「法的措置を取っても良いのではないか」と言われたこともあったという。また、最後の追い打ちをかけるようにその後、住んでいた集合住宅で火災が発生して巻き込まれ、家は水浸しになったとのことだった。

 動画の中で投稿者は、視聴者に対し「このような結果になってしまい、本当にごめんなさい」と謝罪。「この家(古民家)に住むことができなかったのは誰のせいでもなく、自分の弱さと至らなさのせいです」と綴っていた。

 この動画に、ネット上からは「エグい」「田舎で暮らすってこういう息苦しさがある」「移住はいいことばかりじゃない」「自分を責めないでほしい」「田舎に過剰な幻想は持たない方がいい」という声が集まっていた。

記事内の引用について
「限界集落で暮らす」公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/@user-cw3bj2bd8z 


リアルライブ 2022年12月22日 11時55分 


ネットニュースとかSNSとか、
はたまた某巨大掲示板等で、
時々見かけるような「移住トラブル」です。

今回もそのようなニュースを見つけたので、
自称北関東あるいは南東北の、
とある限界集落が約束されたクソ田舎に住んでいる、
そんな田舎者の自分が「それってあなたの感想ですよね?」
って突っ込まれてしまうような意見を、
グダグダと述べさせていただきます。

なぜこのようなことに関心があるのかというと、
こういったトラブルっていつも「移住者側」の視点なんですよね。
あくまで移住者側からのトラブルであって、
「受け入れる側」の視点がスッポリ抜けておりますから、
あんまり信用できないのです。

そもそも自分はこういったトラブルからいえば、
どちらかといえば「受け入れる側」なのですから、
余計にバランスをとった視点ではないことに関して、
少々の不満と不安を持っています。

そういったわけですので、
できるだけ「移住者側」も「受け入れる側」も、
偏りなく公平に考えていきたいと思います。


「田舎暮らしの洗礼を浴びました」
これは何だろう…

この記事を書いた人が悪いのか、
はたまた移住者本人が悪いのか知りませんが、
「田舎暮らし」は必ず「トラブル」や「嫌がらせ」がある…
そのようなことが前提になっていませんか?

別の言い方にすれば「トラブル」や「嫌がらせ」は当たり前で、
当人も例にもれず被害にあったということ…
そのような報告ということなのでしょうか?

この書き方には若干の悪意が感じられますね、
個人的にはね…

「地域おこし協力隊」
自分が暮らす自治体にもありますね。
ただ、何をやっているのかは知りません。

紙媒体の広報誌に活動報告みたいな記事が、
それなりに載ってはいますが、
ハッキリいって興味ありませんので、
非難も称賛もする気はございません。

「国や自治体の補助金を使って8年間利益を上げられていない事業を
何の改善もせず続けている」

「地域おこし協力隊」に興味がないと書きましたが、
この言い分はちょっとおかしいかと思います。
そもそも利益が上がらない事業だからこそ、
税金を投入しているはずですからね。

わかりやすい例だと、
コミュニティバスやオンデマンドバスかな。
交通インフラは何をやっても採算取れないです。
「地域おこし協力隊」なんて尚更です。

つまり「儲けが出ないのに君たちは何をやっていたんだ?」
なんて、面と向かって言われたらどう思います?
少なくとも、そうなった経緯や事情を把握していない人から、
いくらムカついたからとはいっても、
そんなこと言われてたらトラブルの元でしかないですよ…

それに全てではありませんが、
この方のyoutubeを拝見させてもらうと、
「限界集落に移住してみた」じゃなくて、
「限界集落だから移住してやった」
って感じがしないでもないんですよね…

人によっては「上から目線」というかなんというか…
当のご本人はそれを否定するかもしれませんし、
そんなつもりではないとも思うのですが、
ちょっとそんな良くない印象も受けました。
自分がやりたいことしかやらないって感じも受けますね。

勿論、ここに出てくる団体を擁護する気もございません。
ウハウハな税金投入さえ続けていたら、
もうそれだけで十分な感じでしょうね。
ズブズブでナァ~ナァ~でマァ~マァ~でやり過ごして、
結局こんな風になっちゃったんでしょうね、
何の成果も結果も残していないという…

ダラダラと月日だけが経過する毎日と、
何も達成することができない毎日って感じ。

そもそもこの「地域おこし協力隊」によって、
例え細々であったとしても地域活性化が実現できていれば、
この団体が「移住者」から指摘されることがなかったでしょうに…

結局、都会と田舎とかじゃなくて、
「人と人」だと思うんですよね。

都会にはいい意味でも悪い意味でも「いろいろな人」がいるように、
田舎にも「いろいろな人」がいますからね。

この違いは第三者から分かりやすいかどうかだと思いますよ。

都会は人が多い分、
それだけわかりにくいかもしれませんし、
目立たないのかもしれません。

田舎は人が少ない分、
それだけわかりやすいかもしれませんし、
少ないがゆえに目立ってしまうのかもしれません。

それと火災については、
どんな事情でそうなったのかはわかりませんが、
かといって「移住トラブル」とは関係ないような気がします。

勿論、不幸であることには間違いないとは思いますが、
何でもかんでも「移住トラブル」と結びつけるのは、
あまり好ましいとは思えません。

最後になりますが、
しかし…これは邪推かもしれませんが、
移住を断念した一番の理由というのは、
Youtubeの再生数じゃないかと、
個人的には思っています。

なんといってもこの人はyoutuberですからね。

一番頼りにしていた収入源はyoutubeの広告収入だったけど、
思ったほど再生数が伸びず、
広告収入もそれだけ少なかったのではないかと…

この移住者の家族構成をみると、
移住先だけの「稼ぎ」や自給自足では、
絶対に生活できなさそうですからね。
小さいお子さんたちもいることですし…

ま、いずれにせよ、
新しい移住先での幸せを願っております。

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