ラブラブに見える二人だが、、、
この体勢に落ち着くまでは、、
バンはソレに、乗っかるなーー!と言わんばかりにシャーシャー怒ってたのです。
いつも、バンに威嚇されるソレが不憫(笑)
なんだかんだ、このまま数時間も一緒に寝てるくせに、、
私にはストレートに甘えるのに、ソレに対してはどこか屈折してるバン。
まあ、猫同士いろいろあるのでしょう。
屈折してるといえば、、、
実家にいる母と兄。
父が亡くなって、もう8年くらい二人で生活してて、
兄がずっと母の介護をしてたわけで、、
私と主人が実家に住まわせてもらうことになって、私が母の介護を手伝うことで兄の負担が軽くなる。
そんな風に考えて、積極的に兄の手伝いをしてたつもりなんですが、、、
ごくたまにですが、兄から電話で母の介護の愚痴を聞いたりもしてたので、、、
でも、違ったんですよ。
兄はどこか母の介護が生き甲斐みたいに感じてる、ということを一緒に暮らして初めて知りました。
とても不器用で自分の考えを表に出すことが出来ない兄は、私には何もいわなかったんですが、、
ある日、母の部屋から
「そんなに楓がいいなら、全部楓にみてもらえ!」という、兄の怒鳴るような声が聞こえました。
もう、びっくり。
私が帰ってきたことが嬉しい母が、ずっと私の事を話すので、兄は複雑な気持ちになったんだと思う。
今までの俺はなんだったんだ、と、、
多分、誰も悪くないのに、どうしょうもない感情を私にではなく、一番愛する母にぶつけるしかなかったのだろう。
私も単純に勝手に、私が頑張ればいいんだと思い、兄の隠された、そしてちょっと屈折した母への愛をまったく理解できてなかった。
口では、母の悪口っぽいことを言っても、母が大好きなんだ。
今さら帰ってきた妹に、何がわかる?という気持ちもあったかもしれない。
でも、せっかく帰ってきた妹には言えない。
だから、母にぶつけた。
まだ始まったばかりの母と兄、そして私と主人の4人の生活。
試行錯誤しながら、互いをいたわりあいながら、いい感じで暮らしていけたら、と心から思う。
まだまだ私も修行が足りないな(苦笑)
複雑な人間模様など知る由もないお猫様は、ひたすらご飯を待ってます(笑)