突然、老後がやってきた!

主人とやってきた居酒屋を予期せぬ事態で幕引き。そこから前倒しのような老後がスタート。七転八倒の日々を綴ります。猫は宝物

お疲れ様と、やっと言えた。

2024-01-17 07:18:52 | 日記

ソレたん、、、、


バンのことが大好きなのは、よくわかる。
貴女が誰かに何かに寄っかかって寝るのが好きなのも、知ってる。

が、しかし、
さすがにその寝方は、バンが苦しかろう。

と、勝手に心配してたけど、杞憂に終わりました。
この姿で、何時間も一緒に寝ておりました。

相変わらず、平和な猫たちです。

そして、私も猫同様、まったりゆったりな生活をしております。


最近、
20数年間やってきたお店での自分を振り返ることが多くなりました。

ほんとに必死だったな、、と、、


よく、お客さんからも、
「二人だけでやるのは大変だから、バイト雇ったら?」と言われてました。

たいして広くない店で、ランチ時は50食以上出ました。
通常、これくらいだったら、主人の補助が一人、私の補助一人必要です。

でも、私はバイトを雇うのは嫌だった。
いや、嫌になってしまってた。

オープンからしばらくは、バイトの人がいました。
でも、私は人に教えることがヘタで、つい自分でやってしまってた。
教えた事と違うことされると、イライラした。

バイトの人の成長を見守る、という広い心が全然ないダメ人間なのだ。

こんな風だから、バイトの人も長続きしない。
しょっちゅうバイトを募集することにも嫌気がさして、いつしか夫婦二人だけの店になった。

それから、ハードな仕事が始まった。
でも、夫婦二人の店に私は充実感を感じて、多少の体への負担なんて、屁の河童♪と思ってた。

だんだん仕事が終わった後は動けないくらい、ぐったりした。
でも、体が悲鳴をあげてるのを、見ないふりした。

そして、腰を骨折。
最初の骨折の時は、医師の言うことを聞かず、仕事を続けて、医師から「歩けなくなってもいいのか!」と烈火のごとく怒られて、やっと仕事を休んだ。

その後繰り返した圧迫骨折、、、、

昨年の骨折の時も、どうにか店に出ようと必死だった。
でも、今回はもう無理だった。

「なんで、私がこんなことにならなくちゃいけないんだろう、、」と、悔しくて悔しくて何日も泣いた。



でも、、、、

私の体を壊したのは、誰でもない私自身だ。
少しも労ってあげなかったのは、私だ。


貧乏性でせっかちな私は、こんな状態でも、一日も早く体を治して、何か仕事しなくちゃ、と求人のサイトをすでに見まくったりしていた。

だけど、、、

今は、自分に、、

「長い間、お疲れ様。頑張ったね。お店のこと大好きだったよね。
でもね、ちょっと間違ってたところもあるよね。もっともっと自分を大切にしなくちゃいけなかった。人に頼ることもしなくちゃいけなかった。
それができなかったね。これからはなるべくそうしよう。
そして、今は焦らず休もう。
まだまだ、先は長いよ」

と、言ってやりました。

これを書いてたら、また泣けてきました。

ダラダラ書きながら、ポトポト涙が落ちてきます。

その涙を拭うと、とても温かかった。
だから、きっと、、
私は前を向けると、思いました。

そう思って、いいですよね、、、、










コメント (6)
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