Mein kleiner Rosengarten

今、私にできること

3月11日に東北関東大震災が起こって以来、
連日報道される被災地の様子に胸が潰れる思いで何も手につかず、
少しのあいだブログをお休みしていました。

私の両親は東北在住です。
被災地ではありますが内陸部だったので、津波による被害はありませんでした。
そして家も大きな損壊箇所はなく、両親にも怪我はありませんでした。
しかし、地震から3日間は電気も水道も使えず(オール電化住宅なのでガスはありません)
飲み水はポットに汲んであった水だけ。食べ物は家にあったパンとクッキーとクラッカー。
四六時中起こる大きな余震に怯える…そんな暮らしをしていたそうです。
地震から4日目に電気が復旧し、5日目に水道が使えるようになったけれど
チョロチョロとしか水が出ず、水圧がないため
お風呂を沸かして入れたのはもっと後になってからでした。
実家周辺のスーパーや商店も大きな被害を受けたので、営業できる店はなく、
食料品の入手はまったくできない状態でしたが
地震6日目に初めて市から配られた支援物資は、
500mlのペットボトルの水が1人1本…それだけ。
避難所に避難している人への支援でさえままならない大災害では
自宅が無事で、自宅で生活できている人への支援まで手がまわらないのでしょう。

いつまで待っても行政からの支援は期待できず、
健康状態に不安がある両親の暮らしが心配でいてもたってもいられず、
先週の3連休に車に積めるだけの物資を積んで、一路東北の実家へ行ってきました。


* ** * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


東北から帰って少し落ち着きを取り戻し、
少しずつ冷静に物事を整理して考えることができるようになってきました。


今、私にできること。

できることなら、ボランティアとして被災地へ行って働きたい。
けれど、今の私には仕事があって、家族がいて…
私を必要としてくれる人はこの土地にもいます。

では、何ができる? 被災地のために。
募金? それも必要だけど、それだけ?

エネルギーを節約し、被災地に十分な電気やガソリンがまわるようにする。
水や食料品など、必要なぶん以上に買い占めない。
流言やデマに惑わされない。

他には…?


まずは、遅ればせながら、子どもたちと一緒に募金に行ってきます。

そして、これから1年間、毎月募金を続けます。
私のお給料の毎月一定の割合を、被災地のために募金することにします。
金額としては僅かだけど、毎月募金することで、被災地を継続して支援したいと思います。
募金をするたびに被災地のことを考えます。
「ずっと応援しているよ」…そんな気持ちを持ち続けたいと思います。


それから、元気をだして
またブログを更新していきたいと思います。

花はきっと、傷つき疲れた心を癒してくれる。
そして、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる。
そう信じます。



被災地の実家で咲いていた花


2年前の母の日に私がプレゼントしたデンドロビウムがたわわに花をつけて。



例年ならこの時期にたくさん咲いている乙女椿は、今年の厳しい寒さでまだ蕾のまま。



父の愛犬、柴犬の“ケン”。
カメラを向けると少し口を開けて…笑ってるみたい?




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コメント一覧

れびっと
milkyさんへ♪
家が全壊でもしないかぎり、別の土地に移って避難生活をしようという気には
なかなかなれないんですね。
誰もが皆、自分の家や町が大好きに決まってますものね。
だからこそ、被災地の一日も早い復興が大事なんだと感じます。
原発の影響を受けながら福島で頑張っている人たちのためにも
風評に惑わされず、ガソリンや物資を届けたいですね!

義援金ぼろ市がこれほど成果を上げられるなんて、
milkyさんのお住まいの地域は団結力が素晴らしいわ。
みんな被災地のために何かしたいんですよね。
一人じゃできないことも、こうして皆が力を合わせれば実現できる。
私も勇気づけられました!頑張りましょう!
milky
みんなその家が好き
れびっとさん、私も福島県の兄夫婦に「こちらに避難しておいで」って言ってるんですよ^^
兄夫婦の息子も東京在住で「迎えに行くから」って言ったそうですが
「まだまだ大丈夫、ガソリンと灯油には困ってるけど大丈夫さ」って笑っています。
みんな自分の暮らす家が好き、土地が好き。
分かるなぁって思います^^
ま、本当にお手上げになったら来るでしょう、それまではまだいいのかな。

義援金ぼろ市の先日開催分は6万円を超えました。
たった1日の開催だったのに、皆さんの気持ちの温かさを感じました。
次回は4月23日を予定してるんですけど、準備は中旬かな?
また皆の気持ちが集まるといいなって思ってます。
だんだん気持ちは薄れていくものですからね^^
その企画自体が魅力的じゃないと続いて行かないだろうなと思っています。

お互い頑張ろうね!
れびっと
milkyさん、こんばんは
本当はしばらくの間、実家の両親を当地に引き取って
落ち着いた生活環境で暮らさせてあげたかったのです。
でも、どんなに不便な生活でも、住み慣れた家(土地)を離れるのは嫌だったようで
首を縦に振ってくれませんでした。
避難所に残っている被災者の方たちも、そういう気持ちでいる人が多いのでしょうね。

milkyさんの「義援金ぼろ市」、素晴らしい活動ですね!
被災地を「継続して皆で支えていく」んですよね。
私も応援し続けようと思います!
コメント、ありがとうございました。
れびっと
minminさん、こんばんは
震災当日、命が助かって避難所に来たのに、
その後体調を崩して亡くなってしまう人がいると知りました。
「何て残念なことだろう」と思い、「少しでも力になれれば」と
現地に駆けつけたい気持ちでしたが
何もかも放り出して駆けつけることができず、もどかしい思いです。
きっと、「ボランティアに行きたいけれど
状況が許さないので行けない」という人は多いのでしょうね。

…現地に行くだけが支援ではないはず。
それそれが今暮らしている場所で、
できる支援を考え、実行していきましょうね!
コメント、ありがとうございました。
milky
おかえりなさい^^
れびっとさん、お疲れ様でした。
ご両親もれびっとさんのお顔を見れて、さぞかし喜ばれたことでしょう。
こんなとき、離れて暮らす家族の声や姿はどんなにか力づけられると思います。
そしてれびっとさんもいてもたっても居られない気持ちを届けられて、少しだけホッとされたんですね^^

>花はきっと、傷つき疲れた心を癒してくれる。

はい、私もそう思います。
だからいつものように花をUPすることで、きっと少しだけでも元気を配ることが出来るかなって思っています。
私も近所の友人たちも、一年を通じて「義援金ぼろ市」を続けて行こうって考えています。
今だけじゃなくて「続けること」が大事ですよね^^
こんな大きな災害、簡単には元に戻れませんから。
東北が元気になるまで、みんなで支え続けましょう♪
minmin
日本中が応援しています。
れびっとさん、お帰りなさい。
ご実家のご両親、ご無事で良かったです。
でも、この寒い季節に中々復旧しない
ライフライン・・・本当に大変な生活ですね。

ご両親の娘である自分と、お子さん達の母であり
ご主人の妻である自分とに、気持ちが引き裂かれる
思いで戻っていらした事とお察し致します。

でも、今は神奈川暮らしの私ですが、生まれは
新潟県で、小6までおりました。
私が言うまでもなく、雪国の人々はとても
辛抱強いです。ちょっぴり、雪が積もっただけで
右往左往する都会の人が、びっくりするほど・・・

だいじょうぶ。 絶対にまた元気な姿で、活気ある
町並みに戻れますよ!
日本中が、応援しています。
れびっと
りんさん、こんにちは
暖かい部屋で家族と共に食事を食べ、
温かいお風呂に入って、自分のお布団にくるまって眠る…
そんな当たり前のことをするたびに、
避難所で過ごしている人たちに思いを馳せています。
そして、「応援し続けよう!」という気持ちを新たにしています。
一人一人にできることはささやかでも、
日本人皆が力を合わせれば、叶わないことなんて何もないですよね。
一緒に応援し続けましょうね!

コメント、ありがとうございました。
れびっと
ビン子さん、こんにちは
今の私できることは、この記事に書いたこと以外にもあることに気づきました。
わが子にこの大震災について語ってやることです。
そして、子どもなりに何ができるのか考えさせることです。
きっと、子どもにもできる支援があるはずですよね。

鹿児島ではお孫さんたちとよい時間が過ごせたのでしょうね。
写真はいっぱい撮れましたか?
帰路の安全をお祈りしています。^^
鹿児島からのコメント、ありがとうございました。
れびっと
kurotsugumiさん、こんにちは
思えば私が生まれる前のこと
日本人は戦後の焼け野原から立派に国を復興させたのでした。
ヒロシマ、ナガサキの原爆は悲惨でしたが、それでも日本人は立ち上がったのです。
どんな困難があっても負けない。何度でも立ち上がる。
被災地の人も、被災地でない人も。
私たちも頑張りましょう。
月日が流れてもこの大災害を風化させないで、支援し続けましょう!
コメント、ありがとうございました。
りん
応援、続けましょう
http://blog.goo.ne.jp/midorinosuzu
れびっとさん、ご実家に行って来られたのですね。
ご両親の無事なお顔を見る事ができてよかったですね! 被害が比較的少なくて自宅で過ごしている方々も、まだまだ不便さや不安感は相当なものだろうと思います。
1日も早く、日常生活が戻りますように…。

これから息の長い支援が必要ですよね。
私も、ずっと応援の気持ちを持ちつづけていきたいと考えています。そして形にできることは、ささやかでも実行していきたい。

デンドロビウムが美しいですね、心和ませてくれます。
ケン君も無事でほんとによかった。動物たちも、一緒に頑張っているんですよね。
びんこ
鹿児島にて
こんな時期にと何回も言いながら鹿児島の滞在も今日1日になりました
のんびりしている場合ではないけれど、私も出来ることをしたい、
東北の復旧を助けたい祈りたいです
火曜日には家に帰ります。
kurotsugumi
大変でしたね
ご両親がご無事で何よりでしたね。
避難所の方々がどんなにか御苦労なさっているかと案じていましたが、お家におられた方々も辛い思いをされていたんですね。
被災された人の身になって…

今、わたしにできること。
実行しましょう!
いつまでも、何度でも応援しましょう!

“ケン”くん、無事でほんとに良かったね。
ブログ楽しみにしてますよ。

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