3月11日に東北関東大震災が起こって以来、
連日報道される被災地の様子に胸が潰れる思いで何も手につかず、
少しのあいだブログをお休みしていました。
私の両親は東北在住です。
被災地ではありますが内陸部だったので、津波による被害はありませんでした。
そして家も大きな損壊箇所はなく、両親にも怪我はありませんでした。
しかし、地震から3日間は電気も水道も使えず(オール電化住宅なのでガスはありません)
飲み水はポットに汲んであった水だけ。食べ物は家にあったパンとクッキーとクラッカー。
四六時中起こる大きな余震に怯える…そんな暮らしをしていたそうです。
地震から4日目に電気が復旧し、5日目に水道が使えるようになったけれど
チョロチョロとしか水が出ず、水圧がないため
お風呂を沸かして入れたのはもっと後になってからでした。
実家周辺のスーパーや商店も大きな被害を受けたので、営業できる店はなく、
食料品の入手はまったくできない状態でしたが
地震6日目に初めて市から配られた支援物資は、
500mlのペットボトルの水が1人1本…それだけ。
避難所に避難している人への支援でさえままならない大災害では
自宅が無事で、自宅で生活できている人への支援まで手がまわらないのでしょう。
いつまで待っても行政からの支援は期待できず、
健康状態に不安がある両親の暮らしが心配でいてもたってもいられず、
先週の3連休に車に積めるだけの物資を積んで、一路東北の実家へ行ってきました。
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東北から帰って少し落ち着きを取り戻し、
少しずつ冷静に物事を整理して考えることができるようになってきました。
今、私にできること。
できることなら、ボランティアとして被災地へ行って働きたい。
けれど、今の私には仕事があって、家族がいて…
私を必要としてくれる人はこの土地にもいます。
では、何ができる? 被災地のために。
募金? それも必要だけど、それだけ?
エネルギーを節約し、被災地に十分な電気やガソリンがまわるようにする。
水や食料品など、必要なぶん以上に買い占めない。
流言やデマに惑わされない。
他には…?
まずは、遅ればせながら、子どもたちと一緒に募金に行ってきます。
そして、これから1年間、毎月募金を続けます。
私のお給料の毎月一定の割合を、被災地のために募金することにします。
金額としては僅かだけど、毎月募金することで、被災地を継続して支援したいと思います。
募金をするたびに被災地のことを考えます。
「ずっと応援しているよ」…そんな気持ちを持ち続けたいと思います。
それから、元気をだして
またブログを更新していきたいと思います。
花はきっと、傷つき疲れた心を癒してくれる。
そして、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれる。
そう信じます。
被災地の実家で咲いていた花
2年前の母の日に私がプレゼントしたデンドロビウムがたわわに花をつけて。
例年ならこの時期にたくさん咲いている乙女椿は、今年の厳しい寒さでまだ蕾のまま。
父の愛犬、柴犬の“ケン”。
カメラを向けると少し口を開けて…笑ってるみたい?
がんばろう ニッポン!
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