イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

弱肉強食の世界

2023-09-21 14:05:25 | 日記

前の記事で書いたジョロウグモですが・・・。

 

今日見たら、いつの間にかその姿がない・・・。

あんなに立派だった巣も、跡形も無く消えていました・・・。

 

食べられてしまったんですかね・・・。

鳥?もしくはスズメバチとかに・・・。

なんだかすごくショックでした・・・。

 

人間の私に巣作りを邪魔されたくらいでは、めげなかった彼女です。

壊されても壊されても、新しい我が家をせっせとこしらえていました。

 

なのに、自然界の自分より大きな動物に捕食される・・・。

彼らだって、人間に比べれば小さな存在です。

でもジョロウグモにとっては、ヒトより恐ろしい天敵。

まさに弱肉強食の世界。ああ、切ないです・・・。

 

離婚してから、苦手だった虫がそれ程でもなくなりました。

寧ろ、愛おしいと思えてしまいます。

まあ、ゴキブリ君は好きになれませんけどね・・・。

 

彼らに宿る小さな命。

ただ生きるために一生懸命な彼ら。

以前ネットの記事で読んだのですが、

自殺願望がある生き物は人間だけらしい。

 

それ以外の生物は、

自ら命を絶とうなんて感情?はないそうです。

生きるために必死なんですよね。

クモを食べた鳥か昆虫も、生きるために彼女を狙った。

ごく自然なことなんだよな。

 

ジョロウグモの寿命は実は短いらしい。

約半年くらいと、ネットに書いてありました。

家のポストに巣を作った彼女の生涯は思わぬ形で幕を閉じましたが、

あなたのことは記憶に残る出来事だと思う・・・。

 

私も一生懸命生きよう。

 

 

 


ジョロウグモの意地

2023-09-19 07:34:17 | 日記

何度も何度も巣を作ってきます。

何度も何度も壊されているのに。

 

この時期は、蝉から彼女たちの季節に移り変わる。

植え込みのあちこちに大きな巣を作って、

獲物がかかるのを待ち伏せています。

 

寿命を全うするまで放置しておくことが殆どなんだけど、

その内の一匹が困った所に家を構えてしまった・・・。

 

気が付いたら、

郵便ポストと塀の間に雄一匹を従えて豪邸をこしらえていました。

ポストを開ける度に、家の真ん中に陣取る彼女の体が揺れます。

いささか気持ちが悪い・・・。

可哀そうだけど、巣を破壊させていただきました。

 

するするっと、二匹は他の場所に避難しました。

「ごめんね・・・。もっと違う、安全な場所に家を作りな・・・」

彼らに心の中で話しかけ、この件はこれで終わりと思っていたら・・・。

 

翌日、同じ所にりっぱな巣がありました。

また壊しました。

するとまたまた同じ場所に巣が・・・。

 

どうしても我が家のこの場所に家を建てたいようです。

根負けした私は、彼女の好きなようにさせることにしました。

 

翌日、更に巨大化した巣が張ってあり、

真ん中で風に揺れる姿も幾分大きくなった。

従えていた小さな雄蜘蛛はいませんでした。

もしかして、喰われたのかもしれません。

 

壊されても壊されても、住処を作ろうとするジョロウグモ。

まあ、見た目は少々エグイがなんだか愛おしい。

その不屈の精神、見習いたいです。

 

 

 


彼岸花が咲き出す 植物は裏切らない

2023-09-17 12:28:01 | 日記

家の真正面にある家庭菜園。

そこの一部に、彼岸花が咲き出すエリアがあります。

繊細で妖艶な紅い華が群を成して咲く様は、

とても美しく毎年楽しみにしていました。

 

でも今年は異常な暑さのせいで、

開花の時期が大幅に遅れている感じです。

ここ数日でやっと数本、紅い蕾を付けています。

いつの間にかすくっと芽を出したはいいものの、

華を付けるまで時間がかかったような・・・。

 

これでようやく秋の気配を感じ取ることができました。

まだまだ暑いけれど、

朝晩はエアコンなしで過ごせる程涼しくなりましたしね。

 

いくら異常な気象が続いていても、

植物は敏感に季節を察知しているんです。

彼岸花、愛おしい植物の一つです。

 

唯一、育てた日日草もまだまだ可愛らしい花を付けています。

一時狂ったようにガーデニングに夢中になった頃がありました。

当時はまだ結婚していて、ベランダに様々な季節の鉢植えを置いていました。

家庭菜園を借りていた時もあり、夫と二人で野菜を育てていました。

しかし離婚してから、一切の作業をしなくなった・・・。

花や野菜を育てることに、何の興味もなくなったからです・・・。

 

でも別れて3年目にして、ようやくその気持ちが戻ってきました。

買った苗は日日草二株でしたが、

忙しく過ごしている日々の暮らしにはこれ位がちょうどよかったです。

 

今年の酷暑、さすがに日中は玄関の中に置き換えました。

あまりの暑さで、外に放置したら枯れそうだったから。

そのせいもあるのでしょうか、まだまだ元気な花をたくさん付けてくれています。

可愛らしいピンクと赤。

彼岸花の紅が持つ妖艶さとは全く違う癒しの花、日日草。

愛おしい。

 

植物は手塩にかけて育てれば育てる程、それに応えてくれる気がします。

動物もそう。裏切らない。

裏切るのは人間。

私のように営業職をしていると、特にそう思う。

 

だから基本、人は信じません。

離婚して更に人間不信に陥りました。

まあ、少しは立ち直ったものの、

やっぱり信じられるのは自分、植物、そして愛猫です。

 

明日も引き篭もるつもり。

休日は外に出たくない。

 

私、病んでますかね。

 

 

 


思ったよりかからなかった電気代

2023-09-15 11:05:40 | 日記

はい、そうなんです。

8月分の電気代、なんと5241円でした。

 

冷房、結構使ったと思います。

休みの日はほぼ1日中付けていました。

でも就寝中は消していました。

地獄のような暑さだったとは言え、

寝ている時の冷風は得意ではなかった。

 

ギリギリまで冷やしておいて、

寝る直前に切ってました。

 

しかしながら、もっといくかと思っていた電気代。

意外な程に安くて感謝です。

 

一緒に払っているガス代は、934円でした。

給湯器がない生活ですので、安定の1000円以内です。

 

実は水道代も過去最低料金で済んでいます。

こちらは別に節約したつもりはなかったんだけど、

なんだか安かった。

 

独り暮らしって、こんなものなのでしょうかね。

あとはできれば通信費をもっと抑えたいかな。

 

固定電話、ネット、携帯代込みで、

大体月7000円から8000円くらいです。

固定電話を辞めてしまえと言う方もいるかもしれませんが、

どちらかと言うと携帯を辞めたい・・・。

 

そんなの狂気の沙汰と思われてしまいそうだけど、

携帯って非常用にあれば十分なんだよな・・・。

アプリやLINE、支払いなど、

様々な用途の内一つも使ってないMy携帯。

 

しかも格安スマホなのに、

あんまり安くなってないのは何故だろう・・・。

 

まあ、先月機器代が完済になったのでその分浮くはず。

そうすると月6000円くらいか・・・。

 

今日はお金の話題で、数字が多い記事でした。

ちなみに食費は1日450円の厳しい節約生活です。

光熱費、これからも少しでも安くなるよう努めなければ。

 

 

 

 


老人ホームに入りたい

2023-09-12 07:33:19 | 日記

私の父は認知症を約11年患いました。

その間ずっと同じ老人施設にお世話になったんです。

 

そこはデイ、ショート、そして特養まで、

同じ敷地内に3つの施設を完備した市内でも大きなホームでした。

とてもきれいな館内、スタッフの方々の明るく元気な対応など、

魅力的な部分は沢山ありました。

何より料金が思っていたより良心的で、話を伺った翌日に入所を決めました。

 

晩年はほぼ寝たきりでしたが、

常在の看護師や医師から手厚く看護され、私も安心して任せることができました。

家での看取りはできなかったけど、やるだけのことはやったと思っています。

 

あの施設を選んでよかった。

スタッフの皆さんのあたたかい対応にも、感謝しきれません。

 

私も願わくば同じホームでお世話になりたいです。

老人ホームってピンからキリまであると思いますが、

優良な場を選べば穏やかで安心な終の棲家となるでしょう。

 

特に私のような生涯孤独な人間は、

誰かに守られていると言う安心感があるだけで幸せな気持ちになれると思う。

この期に及んで、再婚をしたいとかは一切思わない。

もう誰かと一緒に生活したい気持ちは、1ミクロンもありません。

 

でも、何かあった時助けてくれる誰かは欲しい。

それが介護スタッフのようなプロの方達なら怖いものはない。

父を見ていてそう思いました。

 

が、私の将来の年金額は恐らく7万ちょっとです。

先立つものがなければ、夢は叶わない。

父が在籍していたホームは他の施設と比べればかなり良心的な値段でしたが、

それでもある程度の年金額がないと入居は難しい。

 

結局、残された道はこのボロ家で野垂れ死になんだろう・・・。

常に不安に脅かされながら、三途の川を逃げるように渡ってしまうのだろうか・・・。

 

父の介護中はいくら施設にお世話になったとは言え、

辛い時期もありました。

殺してしまいたい程悪態をつかれ、泣いた時もあった。

 

でも最期は穏やかに、

私と元夫、そしてスタッフさんに見守られながら逝きました。

 

お父さん、あなたと同じ道は歩めないのかな・・・。

 

今日も一生懸命働いてきます。