倒産カレー屋顛末

何年か前、倒産した某カレー屋の内情

社員も、変わっているのが多かった。

2018-05-26 19:07:40 | 日記
ブレイキングバッドという、海外ドラマを何気なく見ていたら、
赤山君を思いだしました。

赤山くんのお父様は、駅伝で有名な某大学の理系の教授で、御幼少の、ちぎりから、
お家に、その関連本とか、機材や、薬品がそろっていたらしく。
お薬に詳しい環境だったみたいで、
エキスパートだったわけです。

しょうもない赤山くんの、ブラック詐欺会社でのお仕事は、
施設管理係長の役職で、
実際、店舗のデザインを担当していましたが、
流石というか、尋常なない、思いつかないような斬新な、ラフデザインを起こすのでした。

いつも、決めるときは、アラジンの魔法使いとかいうデズニー映画がイケるらしく。
実際にぶっ飛んで、するような感覚になるそうです。

なんか、冗長しているようですが、
普段の会話でも、頻繁に、シャキーンとか、パッキパッキとか、訳のわからない擬音を発し。
家にいると、畳の網目の中から悪魔が覗いているとか申しておりました。
食事や睡眠もまともに採ってないようでしたが、仕事になると、恐るべき集中力で
翌朝になると、大抵の仕事は完成しているのでした。

社長は当然、彼を重用しておりましたが、最後は、喧嘩別れをして、某有名店舗デザイン事務所
へ転職してしまいました。

暗黒面のダーク卿がいた。

2018-05-06 18:40:39 | 日記
全ての全貌は、後になってわかる事があります。
あの時の、あの連中はなんだったろう。
当時の情報を集めて、自分の経験と照らして合点が行く、感じです。

10年も前になる事です。
社長同士が仲が良かったのか、師弟関係だったのか、アイデアライフ社という倒産寸前の社員が、大挙してわが社に押し寄せて来ました。
出版社の従業員なので、どことなくインテリっぽい、わが社のドキュン臭漂う連中とは一味ちがった事を覚えています。
大挙してというのは、何を吹き込まれたのか、無言で7-8人が入室してきたのです。
で、その後に社長が、知り合いの会社の人だからよろしくね。で終了。
ハイハイ、いつものパターンです。
社長とすれば、檻の中にとりあえず放りこんで、生き残るもの、去る者、で調和するとゆう恐ろしい人事理論。

アイデアライフ社の連中は、頭で儲ける時代という経済雑誌を出版してたのですが、
要は、頭が悪くて倒産してしまったのです。
社員連中を観察しておりましたが。、
マル秘リストから住所を書き出して、インチキ投資話を封入して、
最後の糊付けの仕方が変わっていて、
20枚ぐらいを一気にやる、職人芸の域に達していました。
つまりは、年中、そんな事をやってたわけです。
定期購読している連中とか、アンケートモニターなんかがリスト化されていたと思われます。
手作業で、全く頭で儲けていないのでした。
しかも、生活の知恵社なのに、詐欺の知恵を
わが社の社長に植え付けていたようなのです。
つまり、社長の背後にいた、暗黒面のダーク卿が、ここの社長だったようです。



困った時の神頼み。

2018-04-21 17:37:14 | 日記

瞬間的に利益をもたらす。
私は、この社長の傍らで、その言葉を良く耳にしておりました。

倒産する前にも、何回か、倒産しそうになって、沈没寸前の会社が、瞬間的に、奇跡的の回復したお話をさせて頂きます。

来週月曜日の金策に頭を悩ませてる、中小、小規模、吹けば飛んじゃう社長必見です。よ。

会社が沈没しはじめると、特に頭のいい連中は、救命ボートに殺到します。
話がそれまくりますが、あのタイタニックの映画を見ていて、
一等船客の金持ちの中にも、賢い奴は
赤ん坊を抱いて、優先的に救命ボートに乗せて貰っていました。

時代と場所が変わっても、沈没し始めて、船底で油汗にマミレテ海中に沈む人と、
さっさと救命ボートに乗り込んで、他の安全そうな船に乗り込んじゃう人がいるわけです。

千代田区の雑居ビルで、本社社員が30名ぐらいから、新宿の貸し事務所に移転だ!
となったのです。

貸し事務所は、椅子が4名しかありませんでした。
残りの26名は、その辺をウロツイテ、必要な時に呼び出す!。
ノマドワーカーの言葉が無い時代に、先進的な試みです。
私は、朝、ベローチェに行き、昼にタリーズ、夜にドトールで野窓勤務しておりました。
必要な時にも呼び出されませんでしたが、給料は振り込まれてました。

当然、頭の良い人は、ここで、会社を辞めます。妻子持ちとか、経歴がご立派の人も
社長は、いよいよ、狂ったと。

最終的には、7名ぐらいが残ったと思います。しょーない面子です。

新年に、虎ノ門にある某神社にお参りいったのです。
固有名詞は、神様にご迷惑がかかるので控えますが。ここは、行けばわかりますが、
効果絶大です。多分、相当な神様がいらっしゃいます。

どーか、遅配なく、給料が支払われますよーに。。。。。。
帰りに、お守りを買いました、白地に金のマーク。

ある日、社長から連絡があり、キターーーから、会社に来い!

そして、沈没したと見せかけた会社は、潜水艦になって海中をさまよい、やがて浮上したのでした。


取らぬ狸の皮算用。

2017-12-09 17:09:39 | 日記

今も、業界1位のカレー屋の夜の時間帯をこっそり、覗き見しますと。
大抵は、チーンで、シーンとしていて。
独り身の、リーマンでさえ、仕事帰りにカレーでも、っていうのは。有りそうで、無いパターンでして。
ラーメンは、アリとして。カレーは難しい。

モーニングカレーというのもやったけど、イチロウじゃあるまいし。
全く、駄目でした。朝からカレーって言う人もいる事は、いるんですけどね。
という事は、昼間がメインなんだけど。これも激戦で。。。

結局、全部、全時間帯駄目ジャンという事になりまして。
会社もダメジャンどーしよう。

取り敢えず、不採算店のクローズだ。人も減らして。
それでも駄目ジャンという事で。ここ迄は、飲食のお約束パターンなんですけど。
それで、解散式でもやって、元気でねーなんてやっておれば、よかったのに。

飲食グループを纏めれば、もしかして。行けるかもしれない。

社長が、一休さんのように、閃光が光って、ひらめいたそうです。


会社同士をつなぎ合わせる、それっぽいコンサル会社→MBAナンチャラという新宿方面にある会社です。
新会社→上場準備中が出来上がってしまったのです。

信じらんないことに、マスコミ各社に取り上げられて。
上場間近の飲食業界の革命児!現わる。

汐留の某高級ホテルで、記者会見と、パーテー見たいな、アホな感じになったのです。→1年後に、パーテー代200万円を分割で支払った。
→カレーで支払おうとして、担当者にフザケンナと、ボコられました。

当時、私は、アホくさくて、パーテー会場に居たらヤバイと思い、?お巡りさんに現行犯逮捕!火曜サスペンス劇場見たいになると思い、
お客さんをご案内して、トットと帰りましたが。
この時にステージ上で変な経済用語を振り回して、拍手頂戴していた人は、残らず、お縄になっているか。殺されているか、相変わらず詐欺師か、
交通整理のおじさんをやっています。

一度取り上げられると、他のマスコミもイケる!となるらしく。

その時の、某チャンネルサイトをみると、全く理解できない、株式用語が飛び交っていて、
今、いくらだから、こーしとけば、PERが、どーしてとか。何も無いところから、金が湧き出る筈もなく。
一体、どこの会社の話だという事なんでしょう。

今で言えば、ビットコインで、FXみたいな。コッチは、インチキではないと、思いますが。
当時、この波に乗らない奴は、バカだ。
情弱だ、何も分かってないやつだ。見たいな風潮が、勝手に出来上がってしまって。

どっかで書いたですが、新会社、株式の申し込みのFAXで、会社の出勤時に溢れかえっていたのです。
人間の欲望というのは、凄まじい。そんな、覚めた感覚で見ておりました。

しかし、前段でも振れましたとおり、新会社のメイン会社のカレーが駄目。物流を担当していた、つぶれそうな運送会社も、美味しいところだけ狙おうとする。潰れそうな居酒屋も、一緒になっても、結局、潰れる。
考えてみれば、駄目同士、くっつけても駄目なわけで。
マイナスとマイナスを足すと、プラスになる。
これは、某一流経済誌に載った、元社長、現在多分、服役中のコメントです。


ブラック会社は、煙も黒い。

2017-12-02 12:51:18 | 日記
タバコが3円だけ値上げするそうで、愛煙家にはたまりませんですね。

私、今は完全に禁煙できましたが、愛煙家グループを見ると、内心は吸いたくて仕方ないのです。

何処の職場でも、愛煙家グループというのがございまして、表記の解散済みの会社でも、禁煙グループから白い目を盗みつつ、

お約束の非常階段で、愛煙家会議を開いておりました。

今から思えば、毎週正社員が、出たり入ったりのブラック会社で、ロクに仕事もせずに、5年も生けながらえたのは、喫煙者で愛煙家グループの一員だった
からだと思うのです。

最初に会社が、詐欺まがいの事をしていると気づいた愛煙家グループリーダーの中村さんは、社内の人間関係や行動を事細かく観察しておりまして。

誰が、裏の仕事をしているか?
社長が何を考えているのか?
誰が味方で、誰がスパイで、誰が中立で、誰が何もわかってない奴か?

いつも、情報網を駆使して、未然に防衛線を張ることができました。中村は、CIAとか、週間中村とか呼ばれていました。

ブラック会社では、何よりも重要な事です。

防衛線とは、陥れようとする連中に対して、防衛線を突破してきたら、見返りにこのような、シッペ返しを食らうよ、と暗黙に仕掛けて置くことです。

5年間で、事務所が4回も変わり、社長以外の幹部がコロコロ更迭され、毎週のように、メンツが変わるような会社では、仕事ができる、できない以前に

誰が味方で、敵で、想定される敵の行動に対する安全保障的な措置は、必ず必要だと思うのです。

もし、今、貴殿の会社のフロアーで、突然、見たことの無い、外部委託の宇宙人?軍団が詰め寄って来て、フロアーの机を半分開けろー的な事を言って来たらどーします。後ろには、社長が、よろしくね~なんてニコニコしています。

しかも、自分達とは、別のアプローチで、淡々と仕事をやり始めたら?。

外資系では、良くある?光景だそうですが。

敵対せずに、完全に受け入れて、愛煙家会議でも開いて、罠を仕掛けて、フクロ!にすればいいのです。

ほいで、社長さまに、あいつら、もう尻尾まいて、出て言っちゃいましたよーと言ってやればいいのです。


どこの、中小企業も人材不足だとかいって、すぐに外部委託して、アホな人材派遣害者が、しょーもないのを、ホイホイ送りこんできます。

プロパーは、煙草会議でもして、如何にして、煙に巻くか?を議論すべきでしょう。

もし、どっかに経営者様が当ブログをご覧になっていたら、若干2名程存じておりますが。

どんなに使えなくても、正社員は、3年我慢すれば、元が取れるようになります。5年で、せっせと利益をもたらします。

ここで、アメリカの海兵隊の話を例にしますが、アフガニスタンの泥沼戦争で、正規の兵隊だけでは、立ち行かないので、引退している兵隊なんかを使っている、傭兵、つまり外部委託をしていたのですが、金が、倍かかる上に、実態として、個人密輸や、脱法行為を横行しているのだそうです。
現地住民に顰蹙をかったので、元の正規軍に縮小しながらもどしたそうな。

金だけで、解決しようとすると、こじらせてしまう典型でしょう。